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【開発秘話】1年半かけた大規模プロジェクトの裏側

今回は、クロス・コミュニケーション(以下、CC)のアプリ開発案件の内部を少しご覧になっていただこうと思います。CCが得意とする金融アプリ案件、先日とあるお客様のアプリが無事リリースしひと段落したという事で…大健闘のメンバーの皆さんにインタビューをさせていただきました。プロダクトディビジョンのお二方にはリモートで参加していただきました!

セールスディビジョン:岩崎さん

PMディビジョン:鳥羽田さん

プロダクトディビジョン:川上さん(アプリPL)、兪さん(WebシステムPL)

対応範囲:要件検討、要件定義、設計、WF、デザイン、アプリ開発、webサイト開発、試験、インフラ保守、24365監視、新端末検証

アプリリリースおめでとうございます!!まずは、率直な感想を聞かせてください!!

岩崎:今回は2年くらいお客さんと話をしてきたプロジェクトで、新規サービスなのでシナリオから一緒に考えるところから参画しました。対応範囲も幅広く、株取引のアプリ、口座開設のwebアプリ、要件詰め、開発、デザインなどいろんな方面から関わった案件だったので無事にリリースできて色々な意味で良かったですね。

兪:無事にリリースできてほっとしています。これまでは社内システムが多かったのですが、今回初めて一般ユーザー向けwebシステムの案件でした。開発期間が長くなったので困難もありましたが、チーム一丸となってリリースが迎えられて嬉しい限りです。

川上:正直あまりリリースした感覚がなくてですね…まだまだ来年まで続くのでリリースしたという余韻に浸れていないですねぇ(笑)

今だと、どでかく打ち上げとかもできないですもんね。

岩崎:そうですよー。どうにか、プロジェクト賞をください!(笑)リモートでも良いからなんかやりたいなぁ~。

鳥羽田:我ながらよくやったな、と思いました!チームでプレイをするという事を学ばせてもらいました。

どんなサービスなのか、内容を簡単に教えてください。

鳥羽田:株取引のサービスですけど、株の取引アプリって初心者から玄人向けで結構幅広い層を対象としてるんですね。今回のサービスは初心者向けに割り切ってすごいシンプルで機能も少ないんですけど、とっつきやすさというか株取引を始めてみようという方向けにシンプルな機能を提供する株取引アプリです。

開発にかかった期間はどのくらいですか?

岩崎:お客様からの相談は2018年からもらってたかな。

鳥羽田:プロジェクトが始まったのは去年(2019年)の2月くらいなので開発期間は1年半くらいですね。

CCで開発することになったきっかけを教えてください。

岩崎:今回はお客様の新規事業となりアプリを作った経験がなかったという事で、知見があり先導してくれる会社を探していたんですけど、CCは証券系の案件をたくさんやっている実績が評価されて選んでもらえました。ネット証券系はうちの会社ほどやっている会社はないので。鳥羽田さんも過去に証券系案件を多数やっていて、証券の知識やアプリ開発経験があってアサインされてますよね。

アプリのサービス内容はお客様の方でイメージしているものがあったんですか?

岩崎:このようなコンセプトでこのようなユーザにこのように使ってもらいたい、というのはありましたね。ただ、それをどういう見せ方が良いかとかは一緒に検討していきました。

鳥羽田:お客様の現場の「こうしたい」という想いを先方のUIコンサルの方が絵にし、そのラフ案を元に打ち合わせをしながら形にしていきました。最初UIコンサルの方が入っていなかった時は全然まとまらなくて大変で…マンパワーリカバリでした。ディレクターが先方にすし詰めで朝から晩までかけてイメージの擦り合わせをしたりしてました。これは生みの苦しみ時代…part1ですかね(笑)

全員:part1!!!!!!!(笑)


仕様を決めていくなかで大変だったことはなかったですか?

川上:話し合いの中でやっぱこのようにしていきたいという、画面の要素から変わってしまう手戻りがたくさんありまして・・・そこが大変でしたね。

鳥羽田:この案件ってお客様の初めてのユーザ向けサービスだったので、サービスレベルでこれは出したい出したくないとか話が戻ることがあって・・・

どういった形でお客さんの要望を受け入れたりしていたんですか?

岩崎:スケジュールの中でできるものは対応して、お客様同意の上で後日費用の相談をしていました。スケジュールはマストだったんで、そこはずれないように。大きな手戻りはフェーズを区切って後でやりましょうという形で許容いただいて、細かい手戻りは相当柔軟に受け入れていました。

鳥羽田:みなさん柔軟に対応していただいてありがとうございました!という感じですねぇ~。

川上:辛かったのは、追加要件が積みあがってきてどれが優先か確認をしたら「全部」って言われ・・・その時が一番辛かったですね。最終的にはCCでここまでならできそうですよ、というものを提示して進めました。

CCから提案したものやこだわった機能があれば教えてください。

鳥羽田:いっぱい提案しましたからねぇ。そう!他社は多機能アプリなんですよ、それを知ってるので、これは不要だと思うなどの提案をしました。他社アプリはなるべく短いステップで買い付けができるようにスクロールをあまりさせず一画面に詰め込んだUIが好まれるんですけど、そうなると初心者には分かりにくいんですよね。分かりやすくするために一画面一機能にするなど・・・他を知ってるので差別化ポイントの提案ができました。

開発していく上で意識したポイントはありましたか?

兪:全てのエンジニアが近くにいるわけではないので進捗が見えにくいんですよ。Brabioを使ってタスクの確認をきっちりしていきました。レビュー時にもダブルチェックをして最大限漏れを防ぐようにしていますね。朝会の他に社内MTGは週次で実施し、繁忙期は毎日実施していました。

色々と聞かせていただきありがとうございました!

大規模案件だからこその多くの苦労があり、それをチームワークで乗り切ったというプロジェクトチームの皆さん。インタビュー中も笑いがあふれ和気あいあいとした雰囲気で話が盛り上がりました!part2以降の話はまた後日!!!w 今後のご活躍も楽しみにしています。

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