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音楽事業企画インタビュー~ソニコン開催の裏側~

こんにちは!クリプトンの赤間です。

当社は、インターネット黎明期に、サウンド素材を輸入販売する「音の商社」として起業し、これまでデジタルコンテンツに関わる事業を展開して参りました。得意の「音の商社」事業は、自社開発の配信サイト「SONICWIRE」を通じて世界に向けてダウンロード販売しています。同サイトのデータ量は、数千万件を超えており世界でも最大規模です。
SONICWIREではダウンロード販売のみならず、音楽制作のTIPSやインタビュー記事、その他様々な企画を展開しています。2022年11月には15周年を迎えました。
参考記事:【SONICWIRE 15周年】SONICWIRE誕生のキッカケを当社代表に訊く。

2022年12月14日、「ソニコン」が二度目の開催となりました。ソニコンとは「SONICWIRE SONGWRITING CONTEST」の略称で、次世代音楽クリエイターの発掘を念頭に企画しております。
第一回は2022年2月15日~3月31日に楽曲時間5分以内の「歌モノ」にカテゴリを設定し実施しました。前回開催時には国内一流アーティストのコンペ並みの743曲ものご応募をいただきました。
第二回では「インスト -四つ打ち-編」にカテゴリを変え、募集を開始することとなりました。

ソニコン第二回の詳細はこちら:「SONICWIRE SONGWRITING CONTEST: インスト -4つ打ち- 編」

今回はこちらの企画運営を担当するSONICWIREチームの小竹森さんに、当企画に関するお話を聞いてみました。

-小竹森さん、よろしくお願いします!まずは自己紹介をお願いします。

小竹森:SONICWIREチームパブリック・リレーションズユニットのユニットリーダーの小竹森です。2019年12月に入社し、2022年6月から当ユニットの新設にあたりリーダーを任せていただきました。元々バンドでギターとボーカルを担当しており、現在も活動は継続中です。

-ご出身は北海道でしたっけ?

小竹森:はい、札幌生まれ札幌育ちです。道外でのバンド活動を精力的に行なっていたことはありましたが、住んだことがあるのは北海道だけですね。

-採用面接で将来像に関する質問をした際に小竹森さんが「将来自分の家を建てたい」と回答してくれたのが、採用活動を行なっている中でなかなか珍しい回答で、今でも印象に残っています。担当業務はどのような範囲になるのでしょうか?

小竹森:入社当初よりDTMのプロダクトスペシャリストとしてSONICWIREサイトの運営に携わっていますが、パブリック・リレーションズユニットでは加えてアーティストリレーションやSNS活用を含めたPR関連に力を入れています。SONICWIREチームでは配信サイト「SONICWIRE」だけではなく、「SONOCA」や「ROUTER.FM」など音楽事業を複数管轄しているので、様々な連携や応用展開を考えています。

-ソニコンについてお伺いしたいのですが、一番初めに「ソニコンをやろう」と企画が生まれたのはどのようなきっかけなのでしょうか?

小竹森:メタクリエイターというミッションのもとで事業展開を考える中で「ソニコン」という文脈の楽曲コンテストは過去にも一度開催したことがあり、その時はTwitter上での開催で規模感の小さいものでした。コロナ禍でリアルのイベント開催が難しくなったことをきっかけに、「規模を大きくしてソニコンを復活させて、クリエイターを支援する形で継続的に開催したいね。」という提案から開催に至りました。企画段階の時は、我々に規模感の大きいコンテスト設計のノウハウがなく、躓く事も多かったのですが、全員の知識・経験をフルに生かして走り出すことができました。

-企画の実現には大変な苦労と努力があったと思いますが、その分想い入れが強くなりますよね。企画はどのように進行していったのでしょうか?

小竹森:今回の企画は誰か1人が代表して進めていくというよりは、全員で協力して実現した形になります。SONICWIREサイト自体は当社のSONICWIRE開発エンジニアが担当してくれているのですが、ソニコンの特設サイトについては製品担当でPHPが得意な岩出くんが制作してくれていました。
(SONICWIREチーム岩出くんのご紹介はこちら
先に申し上げた通り、SONICWIREでは過去にも楽曲コンテストを開催したこともあったので、過去の開催実績からは743曲という膨大な楽曲のご応募をいただけるまでの反響は予想していませんでした。審査は難航し、高いクオリティの中で惜しくも僅差で通過することが出来なかった楽曲も多く、選ぶ側としては非常に心苦しかったです。全て聴いて審査するのは正直大変ではありましたが、これほど多くのクリエイターの音楽制作を支えているサービスを運営していることを改めて実感する機会ともなりました。SNSの反響をみても盛り上がってくださっており、感動しました。

-審査員には社外からの審査員をお招きしたんですよね。

小竹森:SONICWIREのコネクションを活かし、作曲家としてファンも多い渡辺 翔さんや、yamazoさんらを迎え、そういった点でもクリエイター間での話題を呼びました。企画に協力してくださった株式会社PleasureCreationの谷さんや協賛してくれる企業さんも多くいらっしゃり、小さな企画がどんどん大きく発展していく体感をすることで勉強になったことも多かったです。第二回は林ゆうきさん、Tatshさんを審査員としてお迎えします。

-例えばどのようなことが勉強になりましたか?

小竹森:1つのプロジェクトとして多くの人が関わる中で、一人一人がリーダーシップを持ち、コミュニケーションを適切に行うことの重要性を学びました。また、ディレクションしている側は十分に伝えたつもりでも、相手にはあまり伝わっていないことって結構あるので、出来るだけかみ砕いた形で要件を伝えることも意識しました。当社全体もそうだと思うのですが、SONICWIREチームは与えられたことを着実に遂行することだけではなく、自分のやりたいことを業務に反映させ、実行に移していくことが求められます。常に情報感度を高く持ち、課題意識を持ち続けるように心掛けています。

-仰る通り、当社全体がそのような土壌ですね。さて、そんな小竹森さんが今後やっていきたいことはどのようなことでしょうか?

小竹森:私もアーティストとして活動していることから、アーティスト/クリエイター目線で物事を考えることが出来ると自負しております。その経験を生かして、例えば、YouTubeやSpotifyなどのサービスにおいて、より良いマネタイズの方法を提案したり、クリエイターと共に成長できるようなレーベルを設立したいと考えています。

-ありがとうございました!

クリプトンは今後もクリエイターの皆様にお役立ていただけるサービスや企画を順次展開して参りますので、ぜひご期待ください!

当社の一員として音楽事業を一緒に築いてくださる方もお待ちしています!

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