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ほんとうに賞金がでるゲーム。それがRANKERS

日本ではeスポーツがそれほど盛んではありません。

海外(特に中国)ではLeague of Legendsを筆頭とした対戦ゲームを用いたeスポーツがゲーム産業の中心といっても過言ではないくらいの盛り上がりを誇っています。有名なところではゲーム(の対戦)の実況サービスであるTwitchYouTubeGamingなどがユーザーコミュニティを作る下支えになっているという状況もあると思います。

海外ではeスポーツが盛り上がるが、日本では盛り上がりに欠ける背景として、国民性の違いがあると言われています。海外のユーザーは誰かをやっつけるのが好きで、日本のユーザーは協力するのが好きである、という理屈です。

確かにそういった側面はあるでしょうが、国産の格ゲーブームや、ソシャゲの後半のGvGでは盛大な盛り上がりを見せていた状況もありますし、今日この時点でAppStoreランキングを見ても対戦ゲームはたくさんありますので、eスポーツが生まれる土壌は無いわけでは無いと思います。要は割合と人数の問題です。

ではなぜ日本でeスポーツがそれほど盛んではないかの理由は簡単で、日本人のほとんどが英語を使えない(苦手)だからです。

eスポーツの特徴として、ゲームとはいえ競技なので、皆が同じゲームをしてプレイ人口が増えなければ盛り上がりません。強い奴らが強い奴らをぶっ潰したいという男の子欲求はスポーツには有益です。そのためには、プレイ人口が多いゲームを選択しなければメジャー選手にはなれないですし、ファンもつきません。だから、今で言うとLeague of LegendsかDOTA2Blizzardのどれかのゲームをやるしか無いのです。

そしてこれらのゲームは余すこと無く英語でできているので英語の苦手意識のある日本のプレイヤーは安心してプレイできず(チャットも怖い)、その結果eスポーツで主流ゲームの日本人プレイヤー人口が増えずeスポーツが発展しないスパイラルがおきているのではないでしょうか。

逆に考えると、ものすごく丁寧な日本向けローカライズと粘り強いマーケティングを行ったLeague of Legendsが日本国内に根付けば、同時にeスポーツも盛り上がりそうです。ロサンゼルス大会で活躍する日本人も増えてきそう。新たに日本人向けのMOBAを作って流行らせるよりもコスパが良い可能性があります。eスポーツを発展させるという目的だけであれば。

そんななか、カヤックさんがミニゲーム開発者にむけて面白い取り組みを行いました。

それがRANKERSです。

仕組みはとてもシンプルで、ミニゲームであればだいたいハイスコア機能がついていますので、それをランキング・リーダーボードにして上位のプレイヤーに賞金を支払うというものです。これによって大規模な対戦ゲームを開発しなくても、誰かと競う動機(=賞金)と競う楽しさそのものを体験できるように導くための仕組みになっています。

私も国内のeスポーツの盛り上がりに向けた取り組みに賛同したいという意味でもすでに公開していましたSUPERHORIZONにこのRANKERSを搭載させていただきました。

ちょうど、今日いまこの時間に大会を開催しております。1等賞金はなんと10000円ですので、バイトするよりも効率が良く稼げるかもしれませんのでぜひ参加してみてください。

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