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父という大きな存在【ディップの創業を調べるお】

ディップの創業を調べるお(※1)、ということで採用説明会などでよく聞かれる創業の物語について答えするコーナーを始めますm9( ゚Д゚)ドーン! 

冨田という創業者が始めたこの会社にも、創業のドラマがありました。こちらを徐々にお伝えしていきます。冨田のひとりがたりスタイルです。第三弾は冨田という経営者の人格を決定づける父との関係。

父という大きな存在

父は、自分のやりたいことのために仕事をするという人でした。若い頃にアメリカ映画を見て憧れたことをすべて実現してや ろうと考えるような人だったのです。

大きな家、外車のオープンカー、世界一周などの海外旅行、飛行機の免許、クルーザー、週末のパーティーなど、父の趣味は 成り上がりといってしまえばそれまでですが、いろんな面で楽しむことを追い求める人であることは確かでした。

体も大きく、腕力もあって、性格も強引。朝の挨拶がきちんとできないと殴るような人で、私にとって父の存在は大きかったと 思います。その父の私への評価は、「お前は、学校の成績はよくないが、勘はいい」でした。

私には2 つ上の兄と、8 つ下の妹がいますが、兄は別の道を考えており、父の事業を継ぐのは次男の私ということが暗黙の了 解としてありました。そんなふうでしたから、私は自分の将来に向かって何の努力もせずに、安易に過ごしていたのです。今思う と恥ずかしい限りですが、この楽園のような環境がいずれ、父の事業の失敗で激変してしまおうとは、そのときは想像もしませ んでした。

大学生時代も私は、依然、安直に過ごしていました。しかし一方では、働いておカネを得ることが性に合っているというか、いろ んなアルバイトを経て、仕事の面白さに目覚めてきたのがこの頃です。学校ではなく、社会こそ自分のいるべき場所ではないか と思い始めていました。

大学卒業後、すぐには父の事業を継がず、不動産会社に就職し、営業の仕事に取り組みました。転職も1度経験し、他業界の 営業も経験してみました。

第四弾もお楽しみに。

転載:ダイヤモンド社制作「ファンダーズスピリット」

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