はじめまして。株式会社ドーガンで経営コンサルタントをしている潮先です。
新卒で東京の大手WEB広告代理店に入社し、6年間、大手企業のデジタル広告に携わってきました。若いうちから責任ある仕事を任され、お客様の事業成果に貢献できることに、確かなやりがいを感じていました。
しかし、キャリアを重ねるにつれ、自身の働き方や貢献のあり方について、少しずつ考えるようになりました。
この記事は、かつての私と同じように、「現在の仕事に充実感を感じつつも、キャリアの次のステップを考えている」。そんな方に読んでいただけたら嬉しいです。
自身の介在価値と、貢献領域への疑問
前職の仕事は充実していました。一方で、キャリアを考える上で、2つの疑問が心の中にありました。
一つは、「これは、自分の介在価値だろうか?」という問いです。担当するのは、潤沢な広告費とブランド力を持つ大企業が中心です。もちろんプロとして成果を出す責任はありますが、この成功は、本当に自分の力によるものだろうか。伸びしろがあり、より支援を必要としている企業にこそ、自分の経験を活かせるのではないかと考えるようになりました。
もう一つは、貢献できる領域の広さです。お客様の内情を深く知るほど、課題の根源が広告以外の部分にあると感じる場面が増えました。しかし、私たちが関われるのは「デジタル広告」という事業の一部。より本質的な経営課題の解決に、根本から関わりたいという想いが強くなっていきました。
そして、私のキャリアを考える上で大きなきっかけとなったのが、地方への想いでした。
広島で生まれ育った私は、若い頃、東京に憧れていました。ECが今ほど普及していなかった当時は、雑誌やテレビをみても東京の店やイベントばかりが紹介されており、なんてつまらない街に生まれてしまったんだと嘆いていました。しかし、実際に東京で働き、住んだことで、故郷をはじめとする地方の本当の魅力に気づかされました。人や食べ物、観光資源、暮らしやすさ、どれをとっても東京に負けていないと思っております。外に出たからこそ、その価値を再認識したのです。
また、大学時代を過ごすこととなった福岡は特別な場所です。広島を含めた、多くの地方都市が人口減少に悩む中で、福岡は今も人が集まり、街全体が成長を続けている稀有な都市です。この活気とポテンシャルを間近で見てきたからこそ、「地方創生の最先端は、この福岡・九州にある」と考えるようになりました。
数ある企業の中でドーガンに決めた理由
こうして、私の転職活動の軸は明確になりました。
- 「成長する福岡・九州を舞台に、地方創生に貢献したい」
- 「マーケティングだけでなく、経営の上流から携わりたい」
この2つの軸で福岡の転職先を探す中、エージェントから「ドーガン」の名前を聞いた時、はっとしました。
ドーガンは、学生時代に参加したビジネスコンテストで知った、「地方に根差した金融のプロフェッショナル集団」。当時は縁遠い存在だと感じていましたが、未経験者採用を始めたと聞き、これはチャンスかもしれないと、すぐに応募を決めました。
選考過程で読んだ代表・森のインタビュー記事には、私が漠然と抱いていた地方企業への課題感や、事業を通して実現したい想いが、具体的な言葉で語られていました。「自分がやりたかったことは、これだ」と深く共感したのを覚えています。
「地方貢献」×「経営の上流支援」。そしてコンサルティングだけでなく、M&Aやファンド投資といった多様な解決策を持てること。私のキャリアの軸と、ドーガンの事業がぴったりと重なりました。
「ドライ」なイメージを覆した、協力的なカルチャー
現在、私は経営コンサルタントとして、日々企業の経営者と向き合っています。未経験からの挑戦なので、正直なところ、まだまだ学ぶべきことばかりです。しかし、経営者のすぐ隣で会社のリアルな状況に触れることで、これまで遠くから見ていた「経営課題」が、非常に解像度高く見えてくるようになりました。完璧な提案をすることの難しさを感じながらも、経営者と同じ目線で会社の未来を真剣に考えられるプロセスに、大きな責任と面白さを感じています。
入社前は「コンサルや投資銀行は、ドライで個人主義的なのでは」という先入観がありましたが、実際は全く違いました。ドーガンには、金融、コンサル、事業会社など、様々な専門性を持つプロフェッショナルがそれぞれの知見を惜しみなく共有してくれる文化があります。壁にぶつかった時も、快く相談に乗ってくれる先輩や同僚がいるからこそ、安心して挑戦ができています。
また、家庭を持つメンバーが大半で、子育てへの理解が深いのも、長く働く上で大切なポイントだと感じています。(私も今年の6月に第二子が生まれた2児のパパでもあります)
もし、この記事を読んで、少しでも私たちの仕事に興味を持っていただけたなら幸いです。 私たちは、「真剣に地方や地元に貢献したい」という想いを持つ仲間を求めています。あなたの多様なバックグラウンドは、きっと私たちに新たな視点をもたらしてくれるはずです。
あなたと一緒に働ける日を、楽しみにしています。