みなさま、はじめまして。荒木良太と申します。
2025年9月に 株式会社DotHire を共同で立ち上げ、自身もプレイヤーとしてRPOサービスを提供しながら、RPO事業開発にも携わっています。
採用支援の最前線に立ちながら、DotHireというサービスそのものをどう磨き、どう拡張していくかを日々考えています。
この記事では、
- なぜ今DotHireを立ち上げ、この環境を選んだのか
- どんな採用支援をやろうとしているのか
- どんな人と一緒に働きたいのか
を中心に書きました。
未来の候補者の方に、「DotHireで働くイメージ」が少しでも湧けば嬉しいです。
これまでのキャリア
私は2019年に新卒で 株式会社Zeals に入社し、バックエンドエンジニアとしてキャリアをスタートしました。
開発業務を経験した後、
- 海外エンジニア採用プロジェクトの立ち上げ
- 技術広報・DevRel
- 組織開発などHR領域での横断的な取り組み
など、徐々に「エンジニアリング × 採用」の領域に軸足を移していきました。
その後、Dev採用特化のRPOを提供する 株式会社ログリオ へ転職し、Dev HRコンサルタントとして、さまざまな企業のエンジニア採用支援に向き合ってきました。
Dev採用特化のRPO領域で、
- 採用戦略設計・媒体選定
- エンジニア採用市場の状況を踏まえたターゲット選定
- 開発職種の候補者のインサイトをベースとした訴求の設計
- スカウトや選考プロセス改善
などを一通り経験しました。
RPOを続ける中で感じていた「限界」
一方で、前職でRPOを続ける中で感じ始めた違和感もありました。
技術トレンドや候補者の価値観、理想とされる組織構造など採用市場はものすごいスピードで変わります。
前職でも「もっと事業としての提供価値を見直したい」「ソリューション自体を進化させたい」という思いを感じ始めましたが、組織構造や意思決定の観点から、それを既存の環境で本気でやり続けるのは難しいと感じるようになりました。
それならいっそ、「最初から思想・体制・提供価値を設計し直した環境を自分でつくろう」と思ったのが、DotHireを作ったきっかけです。
DotHireが提供する「戦略RPO」という仕事
世の中では「AIで仕事がなくなる」という話はよく聞きますし、採用AIエージェントの登場で今後ソーシングを主戦場とするRPOは代替されていくという話もよく耳にします。
ですが、私は上記のトレンドの中でもDotHireが提供するサービスの価値は残り続け、むしろニーズが高まっていくとさえ考えています。
まず、DotHireが提供するサービスはRPOの中でも「戦略RPO」と呼ぶこととしています。
入社をゴールに、クライアント様各社の状況に合わせた最適な採用戦略を上流から決定し、実行までをサポートすることで日々検証を回し、採用手法を最適化しながら支援する形態をとっています。
採用と一口に言っても、その企業の事業やブランド、ポジション、ヘッドカウント、採用までのタイムライン、予算等の様々な変数によって、取るべき最適な採用手法は変わります。
そのため、同じ企業でもポジションが変われば戦い方は変わりますし、同一ポジションでも、ある企業でうまくいった手法が他の企業でも同じようにうまくいくとは限りません。
戦略を考える上では
- その企業の採用市場におけるポジショニング
- その企業の採用力を構築する強みと、採用力を踏まえた正しいターゲット設定ができているか
- ターゲットのインサイトの仮説をベースとした訴求の方向性
- 候補者の選考体験設計
など、さまざまな観点から「その採用がどういったゲームなのか」についての仮説を立て、クライアント様と目線を合わせながら採用を前に進めていきます。
これらを精度高く考えていくためには、
- 採用市場への解像度
- クライアントの事業・プロダクト・業界理解
- 事業やプロダクト、組織戦略に対して適切な採用要件を考える力
- 候補者のインサイト、転職市場のトレンド
- クライアントの魅力の分解とインサイトを繋ぎ合わせる訴求設計
- 採用手法に対する詳細な知見
等、さまざまな知見やインプットが必要となります。
向き合う採用プロジェクトによっても必要なインプットが変わり、常にインプットし、思考を続けなければいけない領域のため、大変だと思う瞬間も多いですが、
同時に、インプットしたことが目の前の課題における仮説や打ち手の精度に大きく影響するこの領域をとても面白いと感じています。
私自身はプレイヤーとして戦略RPOサービスを提供しつつも、戦略RPOの事業開発にも携わっているため、目の前の採用課題に向き合いながら、いかに精度の高いソリューションを組織として再現度高く産んでいけるか、という仕組みづくりにも向き合っています。
こうした仕組みが開発できれば今後の採用市場においても社会的意義の高いサービスを生むことができるのでは、と考えております。
AI時代に必要なのは「点の採用」だと思っている
先ほど、採用AIエージェントの登場で今後RPOは代替されていくのでは?という話を書きましたが、同時によく言われるのが、「AIの登場で採用枠が減少するのでは?」ということだと思います。
これに関しても自分は、何かAIに破壊的なアップデートが来ない限り、つまり今のようにAIが効率性や生産性の領域の中で漸進的に進化し、社会実装が進んでいく中においては、少なくとも IT業界やスタートアップ において採用枠が大きく減少することはないと考えています。
もちろんAIの登場によって採用枠が減ったりクローズになるポジションもあると思います。
一方でAIによる市場構造の変化により、一部のポジションへの採用ニーズが加熱し、求められる採用のソリューションが変化する、ということが今すでに起き始めており、今後トレンドとなっていく変化であると考えています。
今のAIは人を丸ごと取って代わるものというよりは、各個人をエンパワーするものだと思っています。
この恩恵を受けやすいのは、自身で業務の方向性を決められるミドル〜シニア以上のプレイヤーであり、その結果、これまでと比較してより少人数で高度な事業開発や機能開発が可能になっていくという大きなトレンドが生まれていくと考えています。
具体的には、
- 従来はコストが合わなかった領域で事業が成立する
- 小さなチーム・小さな単位での採用ニーズが増える
- ただ採用ヘッドカウントが増えるのではなく、極めてコンテキスト依存な小粒のヘッドカウントが随所で増える
という変化が起きていくと考えています。
こうした世界になると、画一的な要件・テンプレート化された採用手法はほとんど機能しません。
だから私たちは、一つひとつのポジションやコンテキストに寄り添う「点の採用」を極めるという考え方を掲げ、サービス名も DotHire としました。
今やっていること、これからやりたいこと
現在は、
- プレイヤーとして採用支援の最前線に立ち続ける
- ソリューションの質を磨く
- AI活用を前提にしたワークフローや組織設計を考える
ということを同時並行で進めています。
目指しているのは、
- 各プレイヤーの職人芸で終わらせない
- でもソリューションを画一化しすぎない
- 組織として「品質の高い採用支援」を再現可能な形にする
という状態です。
そのために、AI × 採用 × 育成 × 組織化 を組み合わせ、どのような形で実現するか、日々試行錯誤しています。
中長期的には、この挑戦を第一線で牽引できるだけの採用知見と事業開発スキルを身につけていきたいと思っています。
どんな人と一緒に働きたいか
DotHireがフィットするのは、例えばこんな人です。
- 事業やサービスに強い関心があり、それを支える組織・採用というテーマにも関心がある
- クライアントの事業や業界を調べるのが苦ではなく、むしろ楽しい
- 実務を自走できるようになり、「自分の判断」で価値を出したくなってきた
- 大人数より、少数精鋭で質の高い仕事をしたい
RPOや採用の経験があるかどうかよりも、思考の深さと、仕事の品質にこだわれるか を大事にしています。
最後に
DotHireはまだ小さなチームですが、本気で「採用支援の品質」を高めていける環境です。
- 共に品質の高い採用支援をしたい
- クライアントの事業解像度を上げ続けて仮説を磨き続ける仕事に面白さを感じる
- AI時代の新しい採用の形を一緒に作りたい
そんな方がいれば、ぜひ一度お話ししましょう。
カジュアルに話すところからでも大歓迎です。