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【創業ストーリー】乳幼児の刹那的ポテンシャルを解放するために「業界の壁」を乗り越える

子どもたちの「主体性を育む」ことをミッションとする株式会社Edulead&エデュラ。両社を創業した菊地翔豊さんが、どのような経緯を経てレガシーな保育業界においてテクノロジー開発を志すに至ったのか、そして現在どのような展望を抱いているかインタビューしました。

▲ 株式会社Edulead&エデュラ代表取締役 菊地翔豊

1994年生まれ。日本の高校を退学になり、ニュージーランドへ留学。卒業後の2014年に当時19歳で保育施設の運営を目的に株式会社Kids one(現Edulead)を創業。主体性を育むをミッションに掲げ、現在は東京、埼玉、神奈川で12個の「世界に一つだけの保育園」を運営。2018年には、保育の課題をテクノロジーを用いて解決する株式会社エデュラを創業。慶應義塾大学総合政策学部在学。


――どのようなきっかけがあって起業されたのでしょうか?

幼少期の私は、親の言う通りに生きる主体性のない子どもでした。しかし、ルールを押し付けてくる日本の高校に疑問を持ち、自分のスタイルを貫いた結果、退学することになります。この時、自らニュージーランドへの留学を決意した事で、主体的に決断したことで私の人生は大きく変わりました。ニュージーランドには、自分に必要な学問を必要なだけ追求できる教育環境があります。私自身の体験で、教育の違いが与える影響を肌で実感しました。 私は運良く主体性を育むことができる環境にたどり着くことができましたが、今の日本にはそのような機会に恵まれない子どもたちがたくさんいると感じています。この原体験から、これからの時代に必要な保育を提供するために、19歳の時にエデュリー(当時 KIDS ONE)を創業しました。


――起業当初、どういったことで苦労されましたか?

最初は年齢が壁になることが多かったですね。資金の借り入れも簡単ではなく、両親を連帯保証人にして日本政策金融公庫から1,000万円借り入れました。 行政とのやりとりにしても商談にしても、年齢が若いために軽く見られることが多々ありました。 それともうひとつ、一般的な就業の経験がない状態で起業したため、普通の会社に備わっているはずの「部署」の意味を理解していませんでした。このことで、会社を組織していくにあたって遠回りをしたと感じています。最初から、会社にどんな機能が必要なのか分かっていれば、もっと効率的な組織拡大ができたはずです。


――そういった苦労を乗り越える契機はあったのでしょうか?

21歳前後でお会いした恩人と呼べる二人の方と出会いました。一人は投資家で、100人規模の人脈を紹介していただきました。その人脈からさらに次の人脈が広がっていき、数百人を紹介してもらったのに等しい意味がありました。もう一名の方からも人脈を紹介していただき、やはり同じように人と人のつながりが広がりました。会社を成長させるにあたり非常に重要な契機だったと思います。


――起業した時点でも保育園を運営する会社は多数あったと思いますが、Eduleadはどのような点に特徴を持ち、事業を拡大してきたのでしょうか。

最初から保育園の経営経験があったわけではないので、まずは既存の保育園の模倣からスタートしました。園を経営するうち、保育を巡る様々な課題が見えてきます。その課題を解決するために、仮説を立て検証を続け、改善を繰り返しながら組織を成長させてきました。その中で気付いたことのひとつは、適切な保育が行われているかを知る確実な手段はないということです。 世の中には「~~式」と呼ばれる保育の流派のようなものが溢れていますが、どの保育を選べば子どもたちに適切な保育を提供できるでしょうか。今の私たちは、正解を知る手段を持っていません。保育に正解はないという言い回しがありますが、これは子どもたち一人一人をよく観察し、理解し、その子どもに合った適切な保育を提供すべきという意味です。だからこそ私たちは保育の質を診断できるテクノロジー、医療分野における「レントゲン」のような仕組みづくりに取り組むことにしました。 「主体性を育む」ということをテーマにしている会社・保育園は無数にありますが、本気で「主体性を育む」ことを実現するために突き詰めている組織は多くはないと思っています。私たちは本気で「主体性を育む」ための仕組みづくりに取り組んでいます。


――これからの事業展開や方向性、将来的な展望について教えてください。

当たり前の話ですが、子育ての機会は子ども一人に一回しかありません。やり直しはできないわけです。一方で保育士は発達などの専門的な知識を持ちながら数多くの子どもを見ているため、子育ての専門家とも言える存在です。それにもかかわらず、その子にとって適切な保育が行われている確証はない。この状況を覆したいと思っています。 ニュージーランド留学で主体性の重要さに気付いたのは、幸運でした。私自身のことを考えてみると、自分に自信がなく人前に出るのも苦手でした。主体性を獲得したことがきっかけで、自分にどんな特徴があるか把握する、メタ認知で弱みを強みに変えられるよう考えた結果、成長できました。ほんの少しの違いで今のような人生を歩まなかったと思います。そして、すべての子どもたちに同じような可能性があると考えています。だからこそ、これからの日本の保育を変えていきます。


――記事を読んでいる方に、どういう人と仕事がしたいかを教えてください。

スタートアップだからこそ、仮説を立てて検証していこうという姿勢が必要で、失敗してこそ学びがあるという考え方ができる方と一緒に仕事をしたいと思っています。その一方で、保育事業だからこそ、ドライなだけではなくウェッティな要素が大きくあります。最速でPDCAを回す能力はもちろん大事ですが、それだけではない気遣い・優しさを備えた人物を求めています。


――最後に、Eduleadで働くことに興味がある方へメッセージを。

Eduleadには、本気で保育業界を変えたい、変えられると思っている、そういう仲間たちが集まっているからこそ今があります。私たちと、保育業界を塗り替えるゲームチェンジャーになりましょう!

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