こんにちは。elife株式会社でCOOを務める安昌浩です。
私のキャリアを振り返ると、一貫して「まだ誰も正解を持っていない市場」に挑戦してきたように思います。
京都大学では核融合を研究し、その後リクルートへ入社しました。
リクルートでは新規事業開発や自然言語解析に携わり、テクノロジーによって人の行動や社会の仕組みが変わる瞬間を間近で見てきました。
ただ、私が昔から本当に興味を持っていたのは、技術そのものではありません。
テクノロジーによって、社会の仕組みをどう変えられるのか。
格差はなぜ生まれるのか。
多数決だけが本当に最適解なのか。
個人の価値は、どうすれば正しく評価されるのか。
そうした問いに、ずっと関心がありました。
原点は自分自身が過ごした地方の進学校にあるかもしれません。
そこではその地方の国立大学に行くことだけが”正解”とされていました。
10代ながらに、なぜ色々な選択肢がある中で、大人たちはそれだけが正解と言うのだろう、ととても疑問でした。
攻殻機動隊をはじめとしたSF作品に出てくるような電脳世界や、中央集権だけではない新しい社会システムにも強く惹かれていました。
今振り返ると、その延長線上に私のキャリアがあるのだと思います。
ー日本初のICOへの挑戦
2017年、私はブロックチェーンソーシャルメディア「ALIS」を創業しました。
ALISで実現したかったのは、単に暗号資産を使ったサービスではありません。
信頼できる個人が、正しく評価される仕組みをつくることでした。
良い記事を書く人だけでなく、良い情報をいち早く発見する人にも価値がある。その価値を作り出すことで埋めれている良い記事を書く人を見つけ出すことができる。
そんな新しい評価の仕組みを、ブロックチェーンによって実現しようとしていました。
当時の日本では、ブロックチェーンも暗号資産もまだ一般的ではありませんでした。
周囲からは、
「本当に普及するのか」
「誰が使うのか」
と懐疑的な声も少なくありませんでした。
それでも私は、インターネットの次に来る大きな変化を感じていました。
そしてALISでは、日本初となるICOを実施し、約4.3億円の資金調達に成功しました。
もちろん順風満帆だったわけではありません。
前例がない。
ルールも整っていない。
正解もない。
だからこそ、自分たちで考え、自分たちで市場をつくる必要がありました。
今振り返っても、あの経験は私のキャリアの中で非常に大きな意味を持っていたと思います。
前はどんな会社だった?どんなことでも、思い出深いエピソードを一つ教えて。
ーALISの後も、事業づくりを続けた
ALIS退任後も、私は事業づくりから離れませんでした。
Opn株式会社では執行役員としてFintech領域に携わり、その後は株式会社Scrum Technologyを創業。複数の大企業での新規事業や、スタートアップでの事業開発を担ってきました。
Web3、Fintech、HRTech。
様々な市場や事業フェーズを経験する中で、ひとつ確信したことがあります。
成功する事業にもっとも重要なのは、マーケット選択とタイミングであると。
ーなぜ今、医療なのか
Web3やFintechに挑戦してきた私が、なぜ今オンライン診療なのか。
その質問をよくいただきます。理由はシンプルです。
今、最も大きな変革余地がある市場の一つが医療だと思っているからです。まさに先ほどの話で言うと、このマーケットがもっとも熱いマーケットであると言えると言う点です。
物質やお金のみならずあらゆるサービスがどんどん価値を持たなくなる今、今以上に
健康や美容”にフォーカスが当たるのは自然な流れだと考えています。
一方で、医療にはまだまだ”悪いところを直す”というイメージが根付いており、”なりたい自分になる”という側面は浸透していないと言わざるを得ません。
今よりも自分が自信の持てる見た目になれたら。より健康的な日々を過ごすことができたら。
そんな思いを持ちながらも、デリケートな悩みを相談しづらい。本当は医療の力で解決できる方法があっても、必要な人に十分届いていない。
私はそこに、テクノロジーが介在する大きな意味があると考えています。
時間や場所、情報格差によって必要とする医療にアクセスできない人を少しでも減らしたい。
その意味で、医療は私が昔から関心を持ってきた「社会の仕組みを変える」というテーマともつながっています。
そして何より、この市場にはまだ絶対的な勝者が存在していません。
正解が決まっていない。
だからこそ挑戦する価値がある。
そう考えています。
ーelifeが面白い理由
elifeは単なるオンライン診療サービスではありません。
私たちが目指しているのは、診察予約から問診、診療、決済、配送までを一気通貫で提供する次世代メディカルプラットフォームです。
現在は、
・メディカルダイエット(GLP-1等)
・AGA治療
・ED治療
・スキンケア
・女性薄毛治療
など複数領域へ展開しています。
2021年のサービス開始以降、4年連続で前年比2倍以上の成長を継続し、グループ年商100億円規模まで成長しました。
しかし、私たちはまだ完成形には程遠いと思っています。
むしろ今が本番です。
事業も組織も、これからさらに大きく進化していくフェーズにあります。
ーAIが次のゲームチェンジャーになる
私が今最も注目している技術はAIです。
かつてブロックチェーンがそうだったように、AIは事業のあり方そのものを変えます。
ただ、多くの企業が考えるAI活用は業務効率化に留まっています。
私たちが目指しているのは、AIが当たり前に事業を運営している姿です。
AIによって、
・顧客体験を変える
・マーケティングを変える
・オペレーションを変える
・経営判断を変える
そして最終的には、事業モデルそのものを進化させる。
そんな挑戦をしています。
これからの時代に求められるのは、
「AIを使える人」
ではありません。
「AIを前提に事業を設計できる人」
だと思っています。
ー私たちが探している人
私たちが求めているのは、優秀なオペレーターではありません。
自ら課題を発見し、意思決定し、事業を伸ばす責任を持ちたい人です。
特に、
・戦略コンサルティングファーム
・総合商社
・外資系企業
・メガベンチャー
などで成果を出している方には、大きなチャンスがあると思っています。
なぜなら、ここでは提案する側ではなく、決める側になれるからです。
与えられた課題を解くだけではなく、何を課題と定義するかから考える。
AIやデータを使って、事業の構造そのものを変える。
組織やオペレーションを、自分たちの手でつくる。
そうした経験は、完成された環境ではなかなか得られません。
ー最後に
私はこれまで、日本初のICOにも挑戦しました。
Fintechにも、HRTechにも、マーケットプレイスにも挑戦してきました。
そして今、一番大きな可能性を感じているのが医療×AIの領域です。
完成された環境ではありません。
課題もたくさんあります。
だからこそ面白い。
もしあなたが、
「もっと事業の手触りが欲しい」
「経営の近くで挑戦したい」
「AI時代に通用する事業家になりたい」
そう考えているなら、ぜひ一度お話ししましょう。