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AP Feedback(フィードバック)を使用する

私たちEPLGAでは、チームメンバーへのフィードバックを積極的に行っています。幾つか方法はあるのですが、今日はその内の1つ、「AP Feedback」をご紹介しようと思います。

Feedbackとは?

Feedbackの語源は諸説あるようですが、イギリスの大戦時、大砲を目標まで、正確に飛ばすため、撃つ人に「目標との差」を伝令する人がいたそうです。「5m左にズレてる」「2m足りない」など、その差を伝える人を「Feedbacker」と呼んでいたそうです。

この説で、最も大事なのは、「目標」です。双方で合意している「目標」に対して、合致しているか否かを伝えるのが、feedbackということになります。即ち、「目標」のないところに、feedbackは存在し難いことになります。

よくfeedbackとして、勘違いされるのは、「教える」「叱る」「訂正する」です。これは、アドバイスと呼ばれるもので、区別して扱いたいところです。

AP-Feedbackとは?

Aは、Acknowledgeの頭文字。承認するという意味ですね。目の前のメンバーが、目標に対して合致している所を探し、承認します。良かった点や、改善されている点、努力が見られている点など、「言葉」にして伝えます。「承認」を言葉にすることで、信頼関係がより深まります

Pは、Proposalの頭文字。提案するという意味です。目の前のメンバーが、目標に近付くために、どうすれば良いかを提案します。単なる問題の指摘ではなく、その人が更に素晴らしくなるための提案をします。問題の指摘は「否定」の文脈が生まれますが、提案は「愛」の文脈が生まれます。

順番は必ず、Aからです。それは相手がPを受け止めるようにするための準備です。私は、APの後に、もう一度Aして、承認で提案をサンドイッチするようにしています。APAですね。

提案には「愛」が必要です。「愛あるfeedback」こそが、人の成長をサポートできます。そして、提案は必ず客観視から生まれなければなりません。主観と客観のギャップが埋まれば、視点が変わり、視野が広がり、視座が高まる筈です。


私たちは、このように愛のあるAP-Feedbackをあらゆる場面で取り入れることで、個々人の更なる成長にお互いに関与し合い、成長し続けていたいと考えています。

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