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書きます。僕がe&sを設立した理由。

株式会社e&s(イーアンドエス)代表の、藤井です。

最近、面接で聞かれることが多いので自己紹介もかねて、僕が会社を設立した理由を書きますね。

まず、会社の基本的な情報から。「わかりやすくフラットな情報でユーザーに最高の選択を」を理念に、生活インフラを選ぶ時、真っ先に思いつくサイトになることを目指してサイト運営を行っています。

世の中には、お客さんの利益より「いかに情報を操作し、ユーザーを洗脳して売るか」という、自社利益優先のマーケテイングを行っている企業がとても多いです。

しかし、そもそもマーケティングとは、人や社会に価値を与えることだと考えています。

今、僕たちがメインで運営しているサイトは、光回線・スマホ・電気ガスなどの生活インフラを紹介する「ツナガル」と、ウォーターサーバーや水に関する知識をお届けする「水のめ~る」。どちらも、押し売りがあったり、契約内容を分かりにくくして不必要なオプションなどでユーザーが搾取されやすい業界です。

そういったブラックボックスになっている情報をわかりやすくし、リテラシーの高くないお年寄りまで理解できる、誠実な情報を届けたいと思っています。

設立から8期目に入り、「ツナガル」には月間200万人以上が訪れていますが、中でも光回線カテゴリーの利用者の60%が、40歳~70歳。理念が形になっているのを感じます。

でも、最初から「ユーザー主義」を目指していたわけではありません。僕が現在の考え方にたどり着くまでの、過去の経験を少しお話します。

利益至上主義の営業職で感じた違和感

大学卒業後、最初に働いたのは経営コンサルティング会社でした。コンサルティングと言っても、僕の業務は税理士などの士業の先生に、販促ツールを販売する営業の仕事です。4年働き、営業職の中でトップの成績を何度か取ったこともあります。

ただ、成果を上げれば上げるほど、ある疑問が膨らんできました。自分は税理士でも経営者でもないので、取り扱っている商品のユーザーの気持ちになることが出来ません。使っていないものを営業することが、果たしてお客さんのためになるのだろうか?と感じるようになりました。

そんな時、地元の知人に誘われ、個人事業主としてフレッツ光の訪問販売をはじめました。ネット回線は僕自身も使っていましたし、大学在学中にヤマダ電機の全国派遣員として毎週全国を飛び回っていた経験があったので、個人成績では常に1位。しかし、ひとりでやるにはモチベーションも稼げる額にも限界があるので、10人くらいのメンバーを集めて、目標をどんどん高くしていきました。この時は、どんな手段を使ってでも目標を達成するんだと件数を獲る(売上)ことだけが目的になっていました。

訪問販売という手法でユーザーの気持ちをあまり考えずに契約を進め、その後のクレームには自分自身心が傷つくのを実感。とくに印象的だったのは、仲が良かった祖母に頼んで、光回線を契約してもらった時のことです。祖母は孫のためにとやってくれたんですが、もともとネットを使わないから、毎月の支払いが割高になってしまいました。

そのとき、心底「悪いことをしたな」と思いました。「自分の利益のために、ハッピーにならない人がいるのはだめだ」と、実感したんです。祖母に限らずですが、情報弱者が損をする営業に、はっきりと疑問を抱くようになりました。

ユーザー主義へ

その後、東京で「バズ部」を運営しているコンテンツマーケティングの会社に入社しました。そこでの仕事は、ベンチャー企業へのWEBマーケティング指導や、自社メディアの運営です。バズ部の方針は、僕の目指す「ユーザー主義」だったので、多くを学ぶことができました。

しかしそこでも、自分はコンテンツマーケティングに成功してるわけではないのに、自分よりも経験値が高く、情熱もある経営者に教えていることに違和感を感じ始めました。それで、自分でゼロからやってみようと思い、起業を決意したんです。

社名のe&sは、essential(エッセンシャル=本質) & support(サポート)の略です。ビジネスの「本質」は、ユーザーに「ありがとう」と言ってもらい笑顔にすること。それをサポートするための会社です。

この社名は、自身への戒めでもあります。過去の、ユーザーに損をさせてまで利益のために動く自分に戻らないために。「前の自分に戻ったら会社をたたもう」という、覚悟がこもっています。

働き方もエッセンシャルに

働き方でも重視しているのは、エッセンシャル思考で仕事をすること。

人間のエネルギー量には、限りがあります。そのエネルギーを最大限効果をもたらす仕事に打ち込めるように、「より少なくより良く」を意識して取り組んでいます。

自分自身もそうですが、仕事ができる部下は、色々と業務をしてしまいがちです。しかし、なるべくそうはせず、一人一人役割を明確に「1つのことに集中」し、生産性を高めていっています。

求める人材

求める人材は、スキルよりも「フルコミットできる人」です。現実的に最大限の目標を立ててそれに対して一緒に向かっていける同志のような存在を求めています。

フルコミットとは何か?日々目標を優先して生活する状態であること。もちろん、睡眠時間は個人的に8時間はとって方がいいと思いますし、遊んだりプライベートを充実させることも仕事の一部だと思っています。それらが全てユーザー主義につながっているので。

また目標は、経営者側が与えるんじゃなくて、自分からコミットしてもらっています。やらされる仕事ほどつらいものはないと、僕も経験で学びました。

起業したい人も歓迎!それぞれのやりたいこと得意なことを生かして、対等に近い形で働くことが理想なので、情熱はあるけど、大企業などの組織の型にはまらなかったりする人は合っていると思います。

いっぱい成長、いっぱい楽しもう

あと、うちと一般企業との違いは、入社すると成長速度が速くなることと、会社の利益がしっかり出ているというところ。

大企業だと、責任の範囲が狭く、成長のスピードが遅くなりがちです。一方、私たちは少数精鋭なので一人一人にかかる責任の割合が大きく、必然的に成長していきます。

やればやるほど成長し、成果に返ってくる環境があるので、自分自身に制限を設けず、より高い目線で居続けて欲しいです。新卒3年目で執行役員を任され年収5,000万円になった人もいます。

もちろん、必ずこのような成果が出るわけではなりませんが、正しい方向で頑張れば必ず結果はでます。私たちは、その方向を軌道修正するためのこまめなミーティングは必ずやります。

また、メディア運営は、ブラックな手法は使わずホワイトハットSEOで行っているので、Googleの変動でも大きなダメージはなく、ずっと利益を伸ばし続けています。

そして、しっかり遊んで欲しいです。仕事ばかりしていると生産性が落ちていってしまいます。飲み会や、海外旅行に行くなど自分なりのリフレッシュする方法で大丈夫です。

雇用主と従業員というより、それぞれが可能性を最大化し、パートナーのような関係になれるのが理想です。もし、これを読んで「面白そうだ」と思ったら、ぜひ応募してください。

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