私たちイーサポートリンクは、青果(野菜や果物)の流通の改革に大きく貢献している会社です。
…といっても、そもそも青果の流通がどういう仕組みなのか、よくわからないですよね。
今回は、当社に興味をお持ちいただいている方に向けて、農家で収穫された野菜や果物が消費者の食卓に届くまでの一連の流れを、やさしく解説します。
イーサポートリンクがその流れのどこでどんな役割を担っているかも、あわせてご紹介します!
目次
1. 野菜や果物はどこからやってくる?
2. 青果流通で難しいのは「モノ」と「情報」を同時に動かすこと
3. イーサポートリンクが担う役割
4. イーサポートリンクの主なサービス
地産地消サービス①:エスマルシェ
地産地消サービス②:マルシェプラス
農業のビジネス化:生産現場への直接参加
5. 青果流通の改革に、一緒にチャレンジしませんか?
1. 野菜や果物はどこからやってくる?
スーパーマーケットの青果コーナーには、毎日さまざまな産地の野菜や果物が並んでいます。これらは一体どこから、どのように店頭に届いているのでしょうか?
青果の流通を大きく整理すると、一般的には下記のような流れになっています。
生産 → 出荷 → 流通・加工 → 小売 → 消費者
一見シンプルに見えますが、それぞれのステップには多くのプレイヤーが関わり、複雑な情報とモノの動きが交差しているのです。
まず生産現場では、農家や農業法人が野菜や果物を栽培・収穫します。日本の農業総産出額は9兆円を超えており(※)、農業は私たちの食を支える巨大な産業です。
また、農家からの出荷ルートはさまざまです。
卸売市場を通るルートもあれば、市場を通さずに小売店舗へ直接届けられるルートもあります。バナナなどの輸入青果では、海外から輸入された商品が検疫や加工を経て、国内の小売店舗へ届けられるケースもあります。
つまり青果流通は、単に農家から市場へ出荷され、スーパーに届くという一本道ではありません。商品や取引形態によって、複数の流通ルートが存在しているのです。
(※)出典:農林水産省「令和6年度農業総産出額」
2. 青果流通で難しいのは「モノ」と「情報」を同時に動かすこと
青果流通では、野菜や果物そのものを運ぶだけでなく、同時に多くの情報を正確に管理する必要があります。
たとえば、次のような情報です。
- どの商品を、どの店舗へ、どれだけ納品するのか
- 在庫はどこに、どれだけ残っているのか
- 加工が必要な商品は、いつ、どのように処理するのか
- 配送状況はどうなっているのか
- 納品後の売上や請求情報はどう処理するのか
さらに、青果には「不定貫(ふていかん)」という特性があります。
工業製品であれば、同じ型番の商品は基本的に同じサイズ・重さで管理できます。しかし、野菜や果物は同じ品目でも、産地や収穫時期によって大きさ・重さ・数量が変わります。箱単位で取引していても、実際の重量や個数が一定ではないことも珍しくありません。
そのため、一般的な商品管理の仕組みだけでは、青果流通の実態に合わない場面が多くあります。
加えて、青果は鮮度が重要です。情報の共有が遅れると、欠品や過剰在庫、フードロスにつながる可能性があります。青果流通では、モノの流れと情報の流れをいかに正確につなぐかが、非常に重要なのです。
3. イーサポートリンクが担う役割
ここで登場するのが、私たちイーサポートリンクです。
イーサポートリンクは、青果流通に特化したシステムとサービスを提供し、生産から小売店舗に届くまでのプロセスをITで支えています。
当社が担っているのは、特定の流通ルートだけではありません。
卸売市場も含む青果納入業者から小売店舗へ商品を卸すためのEDIシステムや、市場外取引で輸入されたバナナを検疫・加工し、小売店舗へ届けるためのシステムなど、複数の青果流通の仕組みを支えています。
EDIとは、企業間の受発注や出荷、請求などの情報を電子的にやりとりする仕組みです。
かつての青果流通では、電話やFAX、手書き伝票によるやりとりも多く、発注数と納品数のずれ、在庫情報の遅れ、売上把握のタイムラグなどが課題になっていました。
イーサポートリンクのシステムでは、受注情報や在庫情報などをデジタルでつなぎ、関係する事業者が必要な情報を共有できるようになっています。
これにより、青果流通に関わる事業者は、より正確に、より効率的に業務を進めることができるのです。
つまりイーサポートリンクは、青果流通の裏側で「情報の流れ」を整え、食の安定供給を支える会社といえます。
4. イーサポートリンクの主なサービス
ほかにも、弊社は下記のようなサービスを提供しています。
地産地消サービス①:エスマルシェ
地元の農家と近隣のスーパーをつなぐ「エスマルシェ」では、売上速報をもとに翌日の納品量を柔軟に決定できる仕組みを提供しています。
従来は大手市場を経由するしかなかった地域農家が直接小売店と繋がり、新鮮な農産物を安定的に届けられるようになりました。
地産地消サービス②:マルシェプラス
「マルシェプラス」は、ドラッグストアに青果売場を構築するサービスです。現在、全国1,300店舗以上の郊外型ドラッグストアに導入されています。
ドラッグストアは鮮度管理が不要な商品が多く、スタッフ数も少ない店舗がほとんどです。青果売場を設けるとなると、専任担当者が必要になるため、導入のハードルが高いのが実情でした。
マルシェプラスでは、地域の仲卸業者が商品ラインナップと売場管理を責任を持って担うため、店舗スタッフの手間をほとんどかけずに運営できます。
店舗側は商品ラインナップが拡充して売上が伸び、消費者は買い回りをせずに地元の新鮮な野菜・果物や季節の珍しいフルーツを少量パッケージで購入できる。両者にメリットがあり、喜んでいただいている仕組みです。
農業のビジネス化:生産現場への直接参加
イーサポートリンクはITシステムの提供にとどまらず、自らも農業生産に携わっています。
青森県弘前市では、高齢化により農業継続が難しくなった生産者からりんご農場を引き継ぎ、生産を続けています。また、子会社では千葉県八街市や茨城県つくば市で有機農産物の生産も行っています。
流通の効率化をITで支えるだけでなく、自分たちも現場で野菜や果物を育てる。この経験があるからこそ、生産者が抱えるリアルな課題に寄り添ったサービスを生み出し続けることができています。
5. 青果流通の改革に、一緒にチャレンジしませんか?
イーサポートリンクの事業は、単なるIT企業でも農業会社でもありません。生産から店頭までの流通全体を支えるインフラ企業として、食の安定供給に貢献しています。
日本の農業・食品流通は今、大きな転換期を迎えています。後継者不足、フードロス問題、輸入農産物の増加—こうした課題に対して、テクノロジーの力で新しい解を出していくことが、私たちに求められている役割です。
青果流通というフィールドには、実は社会課題を解決する大きなチャンスが眠っています。イーサポートリンクでは、そのチャンスを一緒に切り拓いてくれる仲間を求めています。
「青果流通、ちょっと興味あるな」と思っていただいた方は、一度カジュアルに面談をしてみませんか?