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人事部を作らない、3つのメリット。

イベント21には、人事部というものがありません。人事部がなくてどうやって採用活動しているの?と、いうのはよく聞かれます。

人事部がない代わりに、イベント21には「新卒採用委員会」という委員会が、会社説明会をしたり、面接をしたり、内定承諾書を送ったり、という仕事を行っています。この委員会メンバーは、現在イベント21の拠点がある、奈良・東京・神奈川・大阪それぞれに在籍しています。これには、大きく分けて3つの理由があります。

①実際働き始めた時、現場で一緒に働く先輩たちと会って、話をして欲しいということ。

 「人事部が欲しいと思っている人」と、「現場が欲しいと思っている人」というのは時として違う場合があります。また、「人事のあの人にあこがれて」入社した人も、実際現場で働いている人たちとは合わなかったという場合も。そんなギャップをなくすためにも、実際現場で働いているメンバーと面接では話してもらうようにしています。また、その人を「採る」か「採らないか」という面でも社員ひとりひとりが関わるため、「自分が採用した人だから責任を持ってフォローしたい」という気持ちも生まれるようになってきます。

②社員自身も、会社のことを話す「アウトプット」の場になる

 イベント21の面接では、こちらが面接者の方々に色々聞かせていただく代わりに、イベント21の事はなんでも聞いてくださいとお伝えしています。給料や残業のこと、中期三カ年計画や、会社の売上や経常利益のことまで。これも①と同様、思っていた会社じゃなかった…という事態をなくすためであります。それと同時に、このことを話す社員自身も、会社のことについては詳しくならなければいけません。面接者の前で、それぞれ社員が話をすることによって、「アウトプット」の場をつくり、更に社員自身が会のことに詳しくなるようなしくみになっています。

③縦の繋がりも大事にすることができる

 中卒から就職OKなイベント21。特に学歴などはみず採用させていただいていますが、縦の繋がりは大事にしています。今、働いている社員の母校へ、社員自身が出向き、自分の後輩たちへ自社をアピールしています。現在では正社員数が60名を超えたため、社員の母校も多種多様になり、それだけアピールできる学校も増え続けています。実際にこのようにして「学校の先輩に憧れて入社しました!」という社員もおり、このような繋がりを築けるのも、人事部をつくっていないメリットといえます。


実際、このように「人事部」をつくらない採用をし、17年卒業の新卒学生は18名入社しました。入社したメンバーも、この会社のカラーや、この会社の人、文化を好み入社してきたメンバーばかりで、入社からもうすぐで5ヶ月を迎えようとしていますが、誰1人として辞めていません。また、離職率0%というのは、新卒社員に限ったことではなく、既存社員も同じで、この4月から離職率0%を維持しつづけています。

「人事部」という部署にとどまらず、多くの人が採用に関わることによって、カルチャーフィットがより重視される採用方法になり、また既存社員は会社の「分からない」を、採用活動を通じて学んでいくことによって、自分たちの働く意義というものを見つけていけるのです。

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