話し手:代表取締役社長 中川 恵介 × 取締役 東條 靖人
エビリーは動画×テクノロジーの可能性を信じて20年走り続けてきました。動画マーケティングに関わる領域を支援している中で、YouTubeの台頭、動画の日常化と環境の変化を体感してきました。そしていま、AIという巨大な波がきています。エビリーは、フルカスタムしかサービスがなかった時代にクラウド型動画配信システム「millvi」をSaaSとして世の中に出しました。また、いち早くYouTubeに注目し、10年前からYouTube分析ツールの「kamui tracker」をローンチしたりと社会が劇的に変わる局面で常に「一歩先」を切り拓いてきました。そんなエビリーが、「第2の創業期」とも言える変革に踏み出します。ビジネスを立ち上げ育ててきた代表の中川。そして入社わずか4年で取締役に就任した東條。二人が未来のエビリーとAI時代に個人が輝くための条件を、本音で語り尽くしました。
目次
20年という積み上げと、「これからが本番」という確信
エビリーが目指す「オートパイロット構想」——AIは人間の仕事を奪わない。人間を自由にする
「仲間を尊重する集団」に、プロとしての「強さ」を加える
「変化を楽しめる人」と、正解のない時代を一緒に走りたい
20年という積み上げと、「これからが本番」という確信
創業から20年。しかし、二人の目線はすでに過去ではなく、未来に向いています。達成感よりも、ワクワク感。この「前のめりさ」こそが、エビリーが変化し続けてきた原動力です。
── 創業20周年を迎えられました。この節目に、改めて振り返ってみていかがですか?
中川:正直に言うと、「達成感」よりも「ワクワク感」の方が圧倒的に大きいですね。エビリーは受託開発から始まり、自社サービス「millvi」、そして2016年には「kamui tracker」というYouTubeデータ分析ツールをリリースしました。さらに制作部門も立ち上げ、今はSaaS事業とソリューション事業の二軸で事業を走らせています。そうやって一歩ずつ登ってきたのですが、いまAIという強力な武器を手に入れました。ようやく「本当の頂点を目指すスタートライン」に立てたという感覚なんです。
東條:私が入社した当時から、エビリーは常に変化の真っ只中にありました。でもいま起きている変化のスピードは、それとは比べ物にならないものになっています。例えば議事録や資料作成といった作業の多くはAIに任せることができていますし、アイデアの相談もまずはAIと行うことが多くなりました。業務のあらゆる場面でAIの存在が大きくなり、事業も組織も、信じられないスピードで進化しています。「この変化の熱量」を社内のメンバーと、そしてこれから加わる仲間と分かち合いたいと思っています。
── 20年続けてこられた秘訣は何でしょうか。
中川:「気合と根性」そして「諦めないこと」です(笑)。大真面目に言うと、経営の危機は何度かありました。そのたびに「感情に流されず、どう乗り越えるかを冷静沈着に考える」「そして決めたら情熱を持って実行する」この繰り返しをしてきました。正直、フレームワークや戦略よりも、この「立ち上がる力」が会社を続けてこれた秘訣だと思っています。
エビリーが目指す「オートパイロット構想」——AIは人間の仕事を奪わない。人間を自由にする
エビリーが掲げる「オートパイロット構想」。この言葉を聞いて、AIに仕事を奪われると身構える人もいるかもしれません。しかし中川が描く未来はその全く逆です。人間をルーティンから解放し、個人の力を何倍にも増幅させるための挑戦なのだと、二人は口を揃えました。
── エビリーが掲げる「オートパイロット構想」とは、具体的にどういうものですか?
中川:これまでのAIは、人間の仕事を「補助する」コパイロット(副操縦士)でした。私たちが目指すのはその先——AIが自律して業務全体を完結させる「オートパイロット(自動操縦)」です。具体的には、クライアントから「今月はこういう数値を伸ばしたい」というオーダーをいただいたら、AIが自律的に動画の企画・制作・配信・分析まで一貫して実行し、成果を出す。そんな世界をエビリーの事業ドメインで実現したいと考えています。今まで積み上げてきた知見があるからこそ、我々でしかできない仕組みをAIと構築できると考えています。
── そこまで構築した後の人間の役割はどうなるのでしょうか。
中川:誤解してほしくないのですが、これは「AIが人間の仕事を奪う」ための構想ではありません。その真逆です。人間を単純な作業から解放し、本来人間が持つ強みに100%集中できる環境を作るための挑戦なんです。シンプルに言うと「スケールの問題」で、これまで一人のプロデューサーが4〜5社担当するのが限界だったのが、AIを駆使すれば50社、あるいはそれ以上担当できるかもしれません。一人が生み出せる価値が10倍、100倍になっていく。それが私たちの目指す姿です。
東條:私自身、自分の強みとAIを掛け合わせることで、個人が持てるレバレッジは飛躍的に大きくなると実感しています。AIに任せられることはAIに任せる。そして人間は、クライアントの深い悩みに寄り添ったり、AIをどう動かすか戦略を練ったり、予想外の変化に対応するクリエイティブな判断をする 。そのような「個のチカラ」を磨くべきだと思っています。
── 具体的に、社員の日常の仕事はどう変わっていきますか?
中川:作業に追われるのではなく、先ほど東條が言ったように、クライアントの深い悩みに寄り添ったり、AIをどう動かすかという上流の戦略を練ったりという人間だからこそできるクリエイティブな決断に、100%のエネルギーを注げるようになります。お客様がYouTubeで本当に叶えたい「成果」や「ビジョン」に対して、今より時間を使えるようになります。
「仲間を尊重する集団」に、プロとしての「強さ」を加える
心理的安全性の高さと、人の温かさ。それはエビリーが20年かけて育んできた、かけがえない文化です。しかしこれからは、その「関係性の良さ」をベースに、プロとしての強さをさらに磨いていきます。目指すのは「最強のチーム」です!
── エビリーならではの文化や、大切にしていることはありますか?
中川:エビリーの一番の自慢は「仲間を尊重すること」です。心理的安全性が高く、誰かが突飛なアイデアを出しても否定せず受け入れる土壌があります。これは本当に誇りに思っていて、絶対に守り続けたい宝物です。しかし同時に、「仲良し」で終わるのではなく、そこに「プロとしての強さ」を掛け合わせたいと思っています。今後さらに優秀な人材が集まり、AIも活用しながら「圧倒的な成果を出す最強のチーム」になる。それが私の描く理想です。
東條:「人間関係が良好である」はメンバー全員が感じていると思います。ただ、仲が良いからこそ言いたいことを言わないのは、実は相手への甘えだと思っています。仲間だからこそ、会社をもっとよくするために、そして何よりお互いの成長のために、本音でぶつかれる組織でありたいです。それが「プロ集団」だと思うんです。
── そのような組織改革にも取り組まれている東條さんは入社4年で取締役に就任されています。エビリーでのキャリアの歩み方について教えてください。
東條:振り返ると、エビリーには「挑戦した人間を評価する」という風土があります。「何をやったか、何を変えたか」がよく見られています。入社したばかりだから発言を控えようとか、失敗したら評価が下がるとか、そういうネガティブな環境が社内にないことが自慢です。私自身、入社してからすぐに様々な挑戦をさせてもらえました。そしてそれが、幸運にも成果に繋がったことで、取締役という役割を任命頂いたと思っています。AIというレバレッジを活かせば、個人が発揮する価値はさらに大きくなるでしょう。抽象的にはなりますが、テクノロジー、クリエイティブ、ビジネスといった領域での深い知見を持つ方とご一緒できれば事業をさらに大きくできるのではないかと期待しています。
「変化を楽しめる人」と、正解のない時代を一緒に走りたい
エビリーは今、また新しい挑戦のスタートラインに立っています。AIという巨大な変革を前に、既存のやり方は通用しません。だからこそ、自分で考え、動き、チームを巻き込んでいける人材を、二人は強く求めています。
── これから加わる人材に、どんな活躍の場を提供できますか?
中川:エビリーにはSaaS事業とソリューション事業という二つの柱があり、それぞれに深い専門知識と豊富な実績があります。多くの経験を持つ専門知識の高い方に入社していただければ、その知見とエビリーのアセット、そしてAIを掛け合わせることで、前職では考えられなかったスケールで仕事ができると思います。事業開発でも、プロダクトでも、マーケティングでも、本気で「世の中を変えたい」という方に、最高の環境を用意できると自負しています。
東條:私が入社した時に思っていたのは、「エビリーというステージを、自分のキャリアのために使い倒そう」ということです。元々、自分のキャリアビジョンとして、もっと経営に近い場所で、自分の手で事業を動かしたいという欲求がありました。それは実際に叶いました。だからこそ、私以外の方にも、遠慮なく「使い倒してほしい」と思っています。自分の野望のためにエビリーを使う。その野望が大きければ大きいほど、エビリーも一緒に成長できる。それが理想的な関係だと思っています。
── 最後に、応募を検討している方へメッセージをお願いします。
中川:「変化を楽しみ、自らを進化させ続けられる人」と一緒に働きたいですね。AIの台頭でルールが変わり続けるこの時代、正解は誰も持っていない。だからこそ、正解のない問いに自分なりの答えを出し続けられる人、失敗を恐れずに一歩踏み出せる人と一緒に仕事がしたいです。私は誰よりも失敗してきましたが、その度に「どう立ち上がるか」を学び、今のエビリーを築いてきました。エビリーにはこれまで積み上げてきた実績がありますが、私たちはいま、また新しい挑戦のスタートラインに立っています。その「最初の一歩」を、一緒に踏み出してくれる高い視座を持ったリーダーの力を求めています。
東條:繰り返しにはなりますが、「テクノロジー、クリエイティブ、ビジネスといった領域においてご活躍されてきた方」ぜひ一緒に次のステージに行きましょう。専門性があればあるほど、AIとの掛け合わせで圧倒的な差が出る。これほど面白いフェーズは、そうそうないと思います。中川も私も全ての分野のプロではありません。それぞれの分野のプロが集まり融合することで新しい価値を創ることにチャレンジしていきたいです。最後にもう一度言います。エビリーという環境を、自分の野望のために「使い倒してほしい」と思っています。そういう野心を持った方に、ぜひ扉を叩いてほしいです。