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【第1回エビリーアワード開催】社員の功績を讃え、全社にナレッジを共有する表彰制度が新たに誕生


活躍、貢献した人を讃える「エビリーアワード」がどのような目的で開催されたのか、当日の模様も含め、企画・設計から運営までを担当された、ブランドマネジメントグループ(以下BM)にお話を伺いました。


「これまでも定期的に社員表彰の場は設けていたのですが、全社員が集まる場での表彰会というイベント的なものではなかったです。そして、ただ表彰するのみで、どのような点が表彰に選ばれたのか、取り組みの詳細を共有する場になっていないという課題がありました。この課題に対し、①社員全員の前で表彰される場を設け、エビリーでどのような成果が評価されているのか?が皆に共有されること、②受賞者のナレッジを共有し、他社員も日々の業務に活かせること、主にこの2点を目的とした新たな表彰の場を設けたいという風に考えました」


創業して17年目にして初めての試みであるエビリーアワード。なぜ今、このタイミングだったのでしょうか?

「コロナ禍もあり、週3日のリモート勤務制度を敷いている中、どうしても他の人の業務に目を向ける、という機会が減っていました。それぞれの業務に取り組む中での工夫や情報をナレッジ共有したほうがいい、との課題は以前からあったものの、施策として具体的に進んでいない状況でした。かつ表彰制度はこれまでもあったものの、全体会議で発表するに留まっていました。中途入社メンバーから、表彰するなら、きちんと表彰の場として新たに別で設けた方がいいし、そこでもっと『なぜ表彰されたのか』という仕事の中身に迫ってみては?とのアドバイスもあり、アワードというイベントとして開催することになりました。

当初はコンテスト形式でやることも案として上がったのですが、まずはナレッジ共有の型を作っていくためにも、選ばれたメンバーの取り組みを上長が会の中で評価し、会社全体にナレッジとして展開していくことに重きを置くことになりました」


表彰を目的としたエビリーアワードの開催が決まり、表彰の定義や、選定フロー、当日の会の運営方法など、ゼロから制度設計をはじめる必要があったとのこと。


「エビリーアワードの開催にあたり、これまで全くなかったものをゼロから生み出していく必要がありました。BMメンバーが主体となり、中川社長や関係各所と連携を図り、表彰者の対象、スケジュールや選考軸など、ひとつひとつ具体的なタスクに落とし込み、要素を確定させて、約4ヶ月をかけて進行していきました。

表彰の対象は部長以下のメンバー全員が対象となり、下記の賞を設けました。
・MVP/優秀賞(半期ごとに表彰)
・部門賞(半期ごとに表彰)
・新人賞(通期で表彰)
・Value賞(Qごとに表彰)

MVP・優秀賞では、全社で最も優れた取り組みを実践したメンバー3名が、経営会議の中で選出・決定されます。MVP・優秀賞に選出されたメンバーには、表彰された活躍内容について、ナレッジ共有の場としてプレゼンもしてもらいます。プレゼンの準備にあたり、上司と壁打ちをしてプレゼン練習してから、本番に臨んでもらいました。

また、各部門内で選出される部門賞は、5つの部門に分け(ビデオソリューション事業部、kamui tracker事業部、プロダクトマネジメント本部&開発本部、コーポレート本部&BM、プロダクション本部)、その中で、総合的に判断し、最も優れた成果を果たしたメンバーを表彰します。

こちらは各事業部内でのマネジメント層が集まって推薦し、決定していきます。

そして、新人賞は通期で優秀な動きを見せてくれた新入社員を表彰する制度です。新人として1年過ごしてきたメンバーは、4月に入社したばかりの新入社員も見ている中での緊張感いっぱいの表彰となります。

Value賞は以前ご紹介した通り、エビリーが定義している5つのバリューに沿って行動できた人を社員・派遣社員・業務委託など弊社に関わるメンバー全員での投票によって選出します。最も投票が多かった4名がValue賞受賞者として決定します。


表彰枠が決まり、選考スケジュールを引き、スケジュールに沿って遅延がないように進行していくなか、どんなことに注意していったのでしょうか。


「MVP・優秀賞の対象者には、表彰時の発表で使用するスライドの作成を行っていただきました。評価されたポイントが参加者にもしっかりと伝わるように、ナレッジを言語化し、簡潔に分かりやすい表現をしていただくことをお願いしました。

一人あたり15分間のプレゼン時間を設けており、いきなりぶっつけ本番にならないように上司と事前に練習をしてもらってから、本番プレゼンを行なってもらっています。

と同時に、表彰状もこれまでとは異なり、定型文の表彰状ではなく、しっかりと受賞に至った評価ポイントが記載されるよう、それぞれの上長に考えてもらうようにしました。。先日記事でもご紹介したカルチャーブック『EVIRYism』に記載されている言葉も、実は表彰状コメントの中に盛り込んでもらっているのが、エビリーならではのポイントです!」



参加したメンバーがただの傍聴者にならないように、「どんなこと」「どのように工夫」し、「何が評価されたのか」が明確に言語化されることで、自分事として置き換えながら考えられるように取り組むことを意識したと言います。


「実際に受賞者からも、どのような点が評価されたのかがしっかりと分かり、上長からのあたたかいコメントが嬉しかったという声や、これまでなかなか表彰される機会の少なかったバックオフィスメンバーにも光が当たり、表彰されたことが嬉しかったといった声がありました。

また、参加者からも『全社での表彰の機会があるのは良かった』という声や、『自分の業務にすぐに取り入れることができるものもあり、ありがたかった』、『ポイントがわかりやすかった』という声をいただきました。今回、2023年の新入社員は研修中だったのですが、タイムキーパーやプレゼンター、撮影記録係として運営側として参加することで、『来年は自分がもらえるように頑張りたい!』、『新卒なのに関わることができて嬉しかった』という感想をもらいました」



当日はオフラインとZoomでのハイブリッド形式で開催したエビリーアワードですが、オンライン参加者からもリアルタイムでコメントをもらうなど、非常に盛り上がりを見せ、「リアルタイムで参加したかった」という声も散見されたそうです。


「運営側としては、期末、期初の忙しい時期だったので、スムーズに関係各所とやり取りできるように工夫すべき部分があったという反省点もありますが、受賞者・参加者から嬉しいコメントをたくさんいただけたのが印象的でした。次回のエビリーアワードは10月の開催となりますが、改善点を踏まえ、さらなる良いナレッジシェアの場として開催していきたいと考えています」


大盛況のうちに、無事終了したエビリーアワード。

次回はエビリーアワード受賞者にインタビュー。優秀賞の3名の取り組みと、受賞ポイントについて、受賞されたメンバーにお話を伺っていきます。

エビリーの第一線で活躍しているコアメンバーのナレッジ満載の取り組みと、課題点、課題に対して行ったことまで詳しくご紹介します。

お楽しみに!


(取材・ライター/山本エミ)

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