なにをやっているのか
私たちは2つの領域で事業を行っています。
【1】採用・定着支援事業(東京本社)
中小企業に向けて、求人広告の最適化から採用広報、社員定着までを一貫して支援。
“人が辞めない会社”をつくるために、ミッション・ビジョンの浸透やエンゲージメント向上施策にも踏み込んでいます。
採用を“点”で終わらせず、“線”として組織づくりにつなげる。
経営者の想いと、社員の価値観をつなぐ伴走型の支援を行っています。
【2】障がい者就労支援事業「KEIPE ONE.」(山梨県甲府市)
就労継続支援B型事業所として、
動画制作・チラシデザイン・事務代行などの受託業務を通じて、
障がいのある方が“働くこと”のやりがいを実感できる支援を提供しています。
なぜやるのか
私たちが取り組んでいる「採用支援」と「障がい者就労支援」。
一見、まったく異なる領域に見えるかもしれません。
でも、その根っこにある問いは、ずっと一つです。
「人は、自分の力が誰かの役に立ったとき、初めて“自分の価値”を実感できるのではないか?」
企業の採用支援をしていると、こんな声をよく耳にします。
「良い人材が来ない」「入ってもすぐに辞めてしまう」「やる気を感じない」。
でも本当に“人が悪い”のでしょうか?
私たちは、その人が本来持っている力が、活かされていないだけだと考えています。
働く理由も、働く目的も、人それぞれ違っていて当然。
そこに寄り添い、その力を活かせる環境をつくることこそが、
組織づくりであり、人材育成であり、採用の本質だと思うのです。
障がい者就労支援の現場でも、それは同じです。
「作業」ではなく「仕事」として、「できた」「ありがとう」と言われる経験が、
自信になり、笑顔になり、社会とのつながりになっていく。
もちろん、制度の枠はあります。制約もあります。
でもその中で、どうやって“本物の仕事体験”をつくれるか?
それをチームで考え、日々改善を重ねるのが、私たちKEIPE ONE.の挑戦です。
「働くこと」は、“義務”ではなく“自己実現”のひとつの手段。
そして、誰かの力になれる場所さえあれば、人は自然と力を発揮できる。
この信念こそが、私たちがこの2つの事業に取り組む理由です。
どうやっているのか
ファンづくりカンパニー株式会社では、
「働くことを通じて、人と組織が“関係性”を育てていく」仕組みを、制度や業種の枠を超えて“現場発”でつくることを大切にしています。
そのために私たちは、「理念先行」でも「型どおりの支援」でもなく、
現場で何が起きているのかに耳を澄ませ、柔軟に仕組みを設計し、改善を繰り返すというアプローチを貫いています。
■ 採用・定着支援事業では
中小企業の採用支援といっても、やることは企業ごとにまったく違います。
「求人広告の運用」から「採用サイト・動画制作」、「面接設計」「社内研修」「定着フォロー」まで、
経営者と一緒に“ゼロから仕組みをつくる”ような支援をしています。
中でも大事にしているのが、「社員が会社のファンになれるか?」という視点。
「どう伝えるか(求人原稿)」「どう出会うか(応募導線)」「どう関係を築くか(育成と対話)」まで、
採用から定着・活躍までを一貫して伴走しています。
支援の型はあっても、現場には「その会社にしかない課題」しか存在しない。
だから私たちは、ヒアリングと仮説検証を何度も繰り返しながら、『「現場にフィットする」人と組織の関係性デザイン』をしていくのです。
■ 障がい者就労支援事業では
山梨県甲府市で運営する就労継続支援B型事業所「KEIPE ONE.」では、
動画制作・チラシ制作・事務作業などの受託業務を通じて、障がいのある方の「働く力」を引き出す支援を行っています。
通所と在宅(メタバース)を組み合わせたハイブリッド型支援を導入し、
制度の枠の中で、できること・やれること・価値に変えられることを日々考え続けています。
ここでも大切にしているのは、ただ作業を与えるのではなく、“仕事として成立する支援”をすること。
納期があり、品質基準があり、クライアントが存在する“実際の業務”を、支援員が伴走しながら一緒につくりあげています。
支援員はそれぞれの得意を活かしながら役割を持ち、柔軟に連携することで、
チームとしてメンバーの成長と仕事の成果を両立させています。
■ 共通して大事にしていること
採用支援も、就労支援も、手法は違っていても、
私たちが向き合っているのは、**「人と組織がつながる瞬間」**です。
「働く意味が見つかった」と笑う障がいのあるメンバー
「社員が辞めなくなった」と涙ぐむ経営者
「私がやってきたことに意味があったんだ」と言ってくれる支援スタッフ
それぞれの現場で、人が自分の力を再発見する。
それこそが、ファンづくりカンパニーの目指す“関係性のデザイン”です。