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仕入部署=「縁の下のゴリマッチョ」?! 仕入チームのルーキーが語る、ファンとプロとは?

今回から2回にわたり、プロダクト本部仕入チームの2年目の社員2名のSTORYをお届けします。
まずは、有坂 剛(ありさか ごう)さんです。

新卒1年目からの仕入チーム配属は、FANTAS初の試みで、2年目を迎える彼らは目覚ましい活躍を見せてくれています。2人の上長である「Big Boss」こと後藤シニアリーダー(SLD)から「Big Baby」と呼ばれている有坂さんですが、社内外で人懐っこさを遺憾なく発揮しているそう。

そんな有坂さんがなぜFANTASに入社したのか、またどのような働き方で、どうして働くことが好きになったのかを聞いてみました!

入社の決め手は理念への共感。『ファン』になっていただくことは、『プロ』になること

――まずは、新卒でFANTASを選んだ背景を教えてください。

大学時代は準硬式野球部に所属して、週5・6日位部活に励んでいました。その時と同じくらいの熱量で仕事したいなと漠然と考えていて。大手とベンチャー企業の両方で検討していたのですが、成果が評価されやすいという点で、自分にはベンチャー企業が合っているかなと思いました。

父が地元で不動産会社を経営していたこともあり、不動産業界自体は元々興味がありました。

扱う金額が大きいところもなかなか経験できることではないため、魅力的でしたね。

――数ある不動産業界の中で、なぜFANTASだったのでしょうか?
説明会で、社長から「ファンになっていただける企業になる」という理念に込めた想いを聞いて、それに共感したからです。

野球をやっていたこともあり「ファン」という言葉にすごく馴染みがありました。プロ野球もファンの方がいてこそ、ですよね。ファンになっていただくこと=プロになることかなと。

ファンになっていただくことを目指すということは、プロ野球選手側に立てるということだと思いました。ちゃんとプロとしての自覚を持った働き方ができればいいなと、すごくその言葉に惹かれましたね。

――確かに、野球をやっていると「ファン」とはすごく馴染みのある言葉ですよね。それ以外には何かりますか?

あとは、自分と同じように野球をやっていた方がマネージャーやリーダーに
いるという所も決め手の一つでした。

――就活の軸は、どこに重きを置いていたのでしょうか?

仕事と休日のメリハリがある働き方ができることと、実務が将来のキャリアに役立つことです。

―― 一般的に、大手企業と比べるとベンチャー企業は休みが取りにくいという印象がありますが?

そうですね。「休み」というより「しっかり遊ぶ」というイメージですね。土日などの休日にしっかりと遊んで、月曜からは切り替えてバリバリ働くみたいな働き方がしたいと思っていました。

その点FANTASは、実力主義のような印象を受けたので、最終的にここに決めようと思いました。

仕入チームの魅力の一つは、オンオフの切り替えがしっかりできる働き方

――それでは、FANTASに入社してからこれまでにどんな風に仕事をしてきたのか教えてください。

まずは、入社してから8月まではコンサルタントとしての研修を受けながら、不動産投資や投資商材の知識を深めていました。

その後、仕入チームに異動になり、マンションの価格の算出方法や契約書の内容について勉強をしました。実際に仕入業務の流れを通して経験することで徐々に実務に慣れていきましたね。


――当初はコンサルティング本部への配属の予定でしたが、コンサルタントだと思っていたら、仕入チームと言われたときにどう感じましたか?

元々研修中に、新卒でも他の部署に異動することもあるという話を聞きました。当時から仲良くしていただいていた、仕入チーム シニアリーダー(SLD)の後藤 竜弥ごとう たつやさんから部署の話を聞いていて。

「そんなにオンオフの切り替えをしっかりして働ける部署があるんだな」と思って。その頃から仕入の仕事に興味を持ち始めました。

オンオフの切り替えをしっかりされているのに、毎回社内のモニターに表示されるランキングには『後藤 竜弥ごとう たつや』って表示されていて。「どうやって仕事をしているんだろう?」ってずっと思っていました(笑)。

そんなタイミングで部署を異動することができ、念願がかなって嬉しいです。


――仕入チームに配属されてからは、どのように業務を学んでいきましたか?

当時のリーダーの方にマンツーマンで業務を教えていただきました。最初にしっかりと教えていただけたから、早く仕事のやり方を吸収できたのではないかと感じます。

――今でこそ、一人で多くの物件を仕入れているかと思いますが、ここで何かが変わったなみたいな瞬間はありましたか?

契約から決済、その後の物件の引き渡し、契約後の賃貸管理や建物管理まで一つの契約の全工程のタイミングを掴んだ時ですね。ここまですればいいんだというのが分かってからは、もういけるなって思いました。

―― 一連の流れを経験しないと、全体像が見えてきませんよね。

ほんとに、関連業務について、どこまで何があるのか分からず先が見えませんでした(笑)。思っていたより長かったですね。物件を仕入れたら終わりだと思っていたのですが、結局3ヶ月位かかりました。

たとえば、今月契約するのと同時に、先月契約した分の決済が発生するなど、3ヶ月の中で様々な業務が重なるので、優先順位をつけながら進めています。


仕入チームの業務の役割は「縁の下のゴリマッチョ」

――仕入チームの業務の役割をどのように考えていますか?

自分の役割はコンサルタントがお客様に提案しやすい物件を、会社の利益を考慮しながら過不足なく供給することです。会社の利益を司っている部署ですので、縁の下の力持ちどころではなく縁の下のゴリマッチョくらいの気持ちで取り組んでいます(笑)。

――ゴリマッチョとはどういうことでしょうか?

「縁の下の力持ち」以上にもっともっと力を入れてやりたいし、やっているという自覚を持って、ゴリマッチョとしました(笑)。

チームの人員は以前より少なく、そのうち自分を含めて2名が新人という中でも、以前より高い目標を目指しているので、会社を支えるためには「力持ち」程度では足りないと思ったからです。

――仕入業務の面白さ、やりがいはどんな点ですか?

大きく2つあります。1つ目は都内や主要都市の土地勘を養うことができる点です。2つ目は取引先との交渉力が身につく点です。

不動産の仕入は入札で行うため、こちらがいくらの利益で買えるのか、いかに有利な条件を付けるか、どこまで相手の融通を利かせるかなどの駆け引きの場面が多々あります。経験とともに交渉力が養われていき、自分の成長を実感できますね。

仕入チームの合言葉は「QCD(Quality Cost Delivery)」

――仕事で大切にしていることは何ですか?

すべての業務において2回目以降は効率よく行うことと、QCDを意識することです。

――QCDについて教えてください。これは仕入チームの合言葉なのでしょうか?

合言葉ですね。これは、芝田専務がいつもおっしゃっていることです。
QCDはQuality Cost Deliveryの略で、質の良いものを、会社として適切な利益を確保した上で、過不足なく販売部門や製造部門に供給していくということで、不動産業のみならずあらゆるバイヤーが心がけるべき調達購買部門の心得だそうです。これはチーム全員が常に意識して仕事していますね。

――過不足なくというところが一番難しそうですが、いかがですか??

そうですね。そこが1番多分難しいところです。
必要のないものをたくさん仕入れて、売れ残った物件にコストを掛けていてはプロのバイヤーとはいえません。過不足なく仕入をするということは、お客様のニーズ、販売動向、会社の財務状況なんかをちゃんと理解していないとできないことです。

自分には、まだまだ難しいのですが、会社の状況や社会情勢なども俯瞰的に見られるように視野を広げて、QCDのバランスがとれた仕入をしていきたいと思います。

――2年目からその観点で仕事ができたら、素晴らしいですね。話は変わりますが、さきほど後藤さんのお話がでてきましたが、有坂さんにとってどんな存在ですか?

BIG BOSSです(笑)。フランクで自分のような部下からも話しやすいのに、すごいんです!!


――「すごい」というのはどのような点でそう感じていますか?

まずは仕事量ですね。ものすごい量の仕事を楽々とこなされています。
どうしたらそんなに早く仕事ができるのか知りたくて、後藤さんが仕事しているところを見学していたことがあります(笑)。

――仕事をしているところを見学するというのは面白い発想ですね。

席の後ろで30分ぐらい見ていたのですが、仕事の速さが尋常ではありませんでした。

物件を見て、その物件を見ている間に物件名をコピーして、相場を見ながら電卓で金額を計算して、メールを打って。パソコン作業はほぼショートカットで1件あたり、ほんと1分2分ぐらいで査定をしています。

パソコンスキルも高いのですが、ほんとにちょっとでも短くできる部分を極限まで削ぎ落としていて。それを見て、自分がやっている作業って余計なことがたくさんあるなと感じました。

それから自分の査定のスピードが早くなりました。1件あたり30秒〜1分程度の削減でも、毎日何百件も査定しているので、トータルだとだいぶ変わってきます。

最初の上司が後藤さんで本当によかったです。山元(同期)も絶対同じこと言うと思います(笑)。


――以上のように、メンバーから絶大な信頼を寄せられているBIG BOSS 後藤さんに、有坂さんの印象をこっそり聞いてみました。後藤さんからみて有坂さんはどんなメンバーですか?


部署内ではBig Babyと呼ばれていてその通りかなと(笑)。
僕は「ノリの良さ=仕事の成長率」だと思っています。
上司から高い目標を振られても、出来るかどうか考える前にまず「やります!」って言えるノリの良さは彼の長所だし、そこに対して周りを巻き込めるところも彼の強みです。
目標に向かっていくパワーはあるので、あとはどう達成するかという緻密さを鍛えていってほしいですね。まだまだ赤ちゃんなのでそこは教えてあげないとです(笑)。
人懐っこいところは彼の才能だと思うので、是非伸ばして欲しいです。

FANTASに入社して働くことが好きになった

―― これまで良いお話ばかりでしたが、何か入社後にギャップのようなものはありましたか?

入社後のギャップは、働くことを好きになれたことですね。


――働くことを好きになれると思っていなかったということでしょうか?

思ってなかったですね。ずっと「働くこと=お金稼ぐこと」だなと思っていました。
ですが、FANTASで働きはじめてから、仕事をしたくないって思わなくなりました。自分の経験につながることですし、ちゃんと自分の報酬にも反映されます。既に、実力がついているという実感もあるので、働くことが好きですね。


――今の目標や自身の将来のキャリアビジョンについてはどう考えていますか?

今は毎月コンスタントに契約数を上げることを目標にしています。将来的には地元の栃木県で不動産仲介やリノベ事業をやりたいです。


――リノベ事業にも興味があるのですね!

はい、不動産の仲介もリノベも興味あります。なので、弊社の新規事業であるFANTAS reproも気になっています。入社後に各部署の説明をきいて。空き家を売りたい人と、空き家をリノベーションして住みたい人をマッチングするサイトとか、面白そうだなと思いました。

もっと業務に慣れて、他にも何かできる余力ができたら、reproのお手伝いもやってみたいですね。


――最後に、就活中の学生に向けて伝えたいことはありますか?

『大学時代は人生の夏休みだよ』みたいな表現を、学生時代よく聞いていたのですが、僕はその表現が嫌いでした。

それなら社会人に楽しみはないのかと思っていたのですが、実際に社会人になってみたら自分の頑張り次第でしっかり楽しみを見出せることが分かりました。働くことに怯えずにぜひ飛び込んで来てほしいです!

メリハリがある働き方を希望する方、ぜひ一緒に働きましょう!

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いかがでしたでしょうか?
見た目もインタビュー内容もゴリゴリな印象の有坂ですが、「ファン」になっていただける人になるために「誠実さ」と「人のために何かを率先してできること」を大切にしているそうです。
第一歩として、半年間ずっと毎日フロア全体のゴミ収集を率先して行ってくれています。

このゴミ収集を通じて、普段関わりのない他部署の人とも野球観戦に行くなど、着実に社内のファンを増やしている様子を見ていると、社外の方とも良い関係性が築けていることがうかがえます。

これからも社内外のファンを増やしていってほしいです!

次回は同じく、仕入チームの山元 錬(やまもと れん)のSTORYをお届けする予定です!お楽しみに!

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