デザイナー志望の学生に向け、UX/UIデザインワークショップを開催しました!

こんにちは。採用担当の松本です。

少し前になってしまいますが、3月13、14日の2日間で、デザイナーを目指す学生向けのデザインワークショップを開催しました!

多くの学生のみなさまにお越しいただいたワークショップの内容をご紹介させていただきます。

ワークショップの目的

今回のワークショップは、フェンリルのデザイナーが講師となり、UX/UIを高めるために実践している手法や考え方の一部を学生のみなさんに体験していただきました。

フェンリルがミッションとして掲げている「ユーザーのハピネスに貢献する」ためにはどういった視点で仕事をしていけばいいのかを、ワークショップを通して感じてもらうというのが今回の目的です。

また、学生同士のコミュニティをつくることで、新たな刺激を与えられたり、良いつながりが生まれてほしいという想いも込められています。

ワークショップのテーマ

『デザイナー志望の学生が企業に自分を正しく評価してもらうためのアプリをつくる』というテーマで、採用を扱う人材開発会社から、以下のような仕事の依頼があったという想定でワークを進めました。

『デザイナー新卒採用業界は、通常の一般職と比べ個人の力量を推し量る事が非常に難しい。企業と学生をうまくマッチングさせ、企業側は欲しい人材が見つかり、学生側は自分に合った企業に正しく評価してもらい採用に繋がるようなアプリのアイディアが欲しい』

内容は大きく分けて5ブロック

“代表的な画面をコンセプトと共に手書きで作成する”というゴールに向け、3〜4名ずつでチームをつくってワークに取り組んでもらいました。

●ユーザーを理解する

●アイディアを発散/整理する

●コンセプトを作る

●UI設計をする

●ユーザビリティ評価する

これを2日間に分けて取り組み、1日の終わりにチームで発表をするという流れです。

ユーザーを理解する

『ユーザーは就職活動の中でどんな経験をしているのか』ということを考え、面接練習、履歴書作成、ポートフォリオ作成など、自分を評価してもらうためにしていることから、ポジティブ/ネガティブそれぞれの体験を抽出。

色分けした付箋に体験を書いていき、チームで会話をしながら模造紙に貼っていきます。

採用に関する学生のリアルな悩みや要望をたくさん聞くことができ、採用に関わるフェンリルスタッフにとっても、有意義なワークとなりました。

ユーザー理解を深めたあとは、ペルソナを立てていきます。

年齢、生活圏、家族構成、スマホリテラシーなど、なるべく具体的にペルソナのデモグラフィックデータについて検討し、ペルソナの生活に対する価値観や、現在不満に思っていることなどを考え、名前と似顔絵も書き入れることで人間味を持たせます。

考えたペルソナの行動シーンを時系列で分類し、カスタマージャーニーマップも作成してもらいました。

それぞれのチームで個性的なペルソナが考えられ、このワークでチーム内のコミュニケーションが活性化していったように感じました!

アイディアの発散/整理

どのような機能、UI、コンテンツがあればユーザーが満足するのかー。

ユーザーストーリーに着目し、そのシチュエーションで、ユーザーがそのアイディア(機能/コンテンツ/UI)をどのように体験するのかを3コマ漫画で考える“ストーリーボード”を個人ワークで考えます。

それぞれが考えたストーリーボードの中から、チーム内でベストだと思うものを投票で決定してもらいました。

否定的な意見を出し合うのではなく、「この考えはすごくいいと思う」「このアイディアを組み合わせるのはどう?」など、よりよいアプリをつくるためのディスカッションが交わされていましたよ。

コンセプトをつくる

ユーザーの体験を最良のものにするデザインはどのようなものかを考えます。

設定したペルソナが目的を達成するために必要な機能・コンテンツ・画面要素から、ストーリーボードを元に、ホーム画面のイメージをワイヤーフレームで作成。同時にそのアプリを他人に魅力的に伝えるために、アプリ名や紹介コピーも考えコンセプトシートを作っていきます。

みなさんユニークなアイディアをチームごとに考えていましたが、いかに魅力的に伝えるかの紹介コピーで苦戦されいる様子でした。

ここまでを1日目のワークとし、成果を発表してもらいました。

UI設計をする

2日目は、作成したコンセプトを元に、ホーム画面だけでなくその他の画面も含めてUI検討していきます。

再度そのアプリのメイン機能を挙げ、ユーザーが目的を達成するためのタスクを設定。そのタスクに沿って、ユーザーの行動・操作、必要な画面内要素を洗いだしていき、操作シナリオシートを作成していきます。


操作シナリオシートが完成したら、それを元にしてサイトマップを作成、ワイヤーフレームまで仕上げていきます。

UI設計のワークがはじまってから、「当初のアプリの目的を見失いかけていた」「ペルソナのことを忘れていた」などの声があがっており、複数のアイディアをひとつの方向性にまとめていくことの大変さを身を持って体感したようでした。

ユーザビリティ評価をする

評価の目標と確認ポイントを明確化し、操作してもらうためのタスクの設計をします。ユーザーがこのアプリを使うときにやることや、確認ポイント、状況の設定(環境/シーン)を記載していくことで、タスクを明確にしてきます。

そしていよいよタスクの実行。それぞれのチームで「被験者」「司会者」「記録者」を各1名ずつ決め、被験者はアプリを触ってみて感じたことなどを口に出しながらタスクを達成する操作。その様子を観察し、シートにまとめたものを元に、チーム内でディスカッションしてもらいました。

(私も被験者としてお手伝いしました!)

アプリを初見で触った被験者からは様々な意見があがり、想定していなかったことや足りないものが見えたようです。ワイヤーフレームの完成に向かってラストスパートです!

成果を発表

1日目、2日目ともに、ワークの最後には前に出て成果を発表していただきました。

はじめは、どのように進めればいいか探り探りだった参加者のみなさんも、最後にはそれぞれ立派なフレームワークをつくりあげていました!

チームでひとつのことを成し遂げる達成感や難しさを感じながら、限られた時間でベストを尽くした経験が、参加者のみなさんにとって今後の糧となれば幸いです。

参加者のみなさんのアンケート

本格的なUX/UIデザインのワークショップが未体験だったという方が多く、はじめての経験にとまどいながらも多くのことを吸収していただけたようでとてもうれしいです。

ワークショップの最後に学生のみなさまにご協力いただいたアンケートの一部をご紹介します。

<ワークショップの感想>

授業は個人で取り組むことが多いので、グループワークで意見を出し合うという経験は貴重だった
紙のデザインの勉強をしていますが、ワイヤーフレームやテストなど、普段ならできない体験ができて楽しかった
ユーザビリティテストでは、一連の流れを第三者に体験してもらうことで得ることが多いことに驚いた

<フェンリルスタッフの印象>

グループワークで悩んでいるときには、チーム内の会話が発展するようなきっかけをたくさんつくっていただいた
チームの意見が良いものに繋がるように細かく内容を聞いてくださったことで発言しやすかった
課題に対して例をあげて教えてくださることで得るものがあり、とても参考になった

学生の可能性を広げていくワークショップ

2日間みっちりと頭を使うワークで疲れたかと思いますが、終了後にはフェンリルスタッフがポートフォリオのレビューをしたり、参加者のみなさん同士で交流したりと、たくさんのことを吸収していただけたと感じています。

今後も学生向けのワークショップやイベントなどを開催していくので、機会があればご参加いただけますと幸いです。

参加いただいた学生のみなさま、ありがとうございました!


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