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ディレクターに必要な10のスキル

ディレクターとは、一般的にテレビやデザインなどの制作現場の総監督としてチームの管理や指示を行う職業を指しますが、Web業界のディレクターはWebサービスやアプリなどのコンテンツの運営や制作の際に全体のプロセスを管理する責任者です。

会社によって業務範囲に違いがありますが、主に以下のような仕事を行います。

  • クライアントや自社の要望・課題のヒアリング
  • 企画提案
  • 見積もり・予算管理
  • スケジュールの進行管理
  • コンテンツの品質管理
  • メンバーの選定
  • 運用更新など

Webディレクターの業務範囲はとても広く、多種多様のスキルが求められます。

この記事では、Webディレクターに求められる10個のスキルを詳しく紹介します。

「こんなスキルまで必要なの?」と驚くスキルを知れたり、

「デザインやエンジニアの知識は必要なの?」という疑問が解決するかもしれませんので、ぜひ最後までご覧ください!

出典:Unsplash https://unsplash.com/photos/gcsNOsPEXfs

Webディレクターに求められる能力とは?必要な10のスキル

WebディレクターはWebサービスの仕組みを考慮して、クライアントの要望に応えながら最適な機能を提案します。

プロジェクトが進行したら、チームメンバーの指揮や予算管理などを行うので幅広い知識が必要です。

そのためWebディレクターは主に以下のようなたくさんのスキルが求められます。

  • チームを率いる2つのスキル
  • 課題抽出・解決する3つのスキル
  • プロジェクトを提案・立案する3つのスキル
  • 制作関連の2つのスキル

上記の10個のスキルを順に詳しく紹介していきます。

1.チームを率いるスキル1:マネジメント・リーダーシップ

プロジェクトを成功させるために個々のスキルを分析してメンバーを的確に配置して、

チームワークを最大限に生かすマネジメント力が必要です。

プロジェクトの成否は個々のメンバーの活躍だけではなく、

連携によっても左右されるもの。

チームワークを最大限発揮するために、リーダーシップを取って立ち回ることがWebディレクターには求められます。

2.チームを率いるスキル2:コミュニケーションスキル

メンバーが意見を言いやすい雰囲気を作ったり、

クライアントの要望を聞き取ったりして、業務を円滑に進められるようにすることも

Webディレクターの重要な役割です。

Webに関する知識は人それぞれ、相手の知識や理解度に合わせたコミュニケーションが求められます。

3.課題抽出・解決するスキル1:課題抽出・解決するスキル

Webディレクターの仕事の1つに、「課題を見つけて解決していくこと」があります。

例えば、メンバー内でいろいろな問題が発生したり納期に間に合わなかったり、

目標の売上に達成できなかったりなど、

制作段階から運用中まで課題は広範囲にわたります。

ボトルネックはどこにあるのかを見極め、柔軟に解決するスキルが必要です。

4.課題抽出・解決するスキル2:アクセス解析の知識・スキル

運用中のWebサービスの課題抽出を行う際に、

アクセス解析の知識やスキルは欠かせません。

アクセス解析を行うと、ユーザー数やページビュー数、平均滞在時間、直帰率などから

訪れたユーザーの経路やどんな記事が閲覧されているのかが分かります。

さまざまなデータを分析してサイトの質を上げるのはWebディレクターの役割の1つです。

最低限、多くのWebサービスで利用されている「Googleアナリティクス」の知識は身につけておくと良いでしょう。

5.課題抽出・解決するスキル3:Webマーケティングの知識・スキル

納品ベースのプロジェクトであればWebマーケティングに関するスキルは不要ですが、

認知向上や登録、販売促進などが求められるプロジェクトでは

Webマーケティングに関するスキルが求められます。

Webマーケティングはさまざまな手法があるので目的に合わせた手法の選択と、

手法による費用対効果を明示できなければなりません。

SEOやSNSなどのWebマーケティングの基礎、実践的なスキルを身につけておきましょう。

6.プロジェクトを提案・立案するスキル1:企画力

Webディレクターはクライアントの目的やユーザのニーズを満たすWebサービスを

立案する企画力が求められます。

予算やスケジュール、人員体制など企画を立てて、

実現に向けて最適な業務を遂行する企画力は重要なスキルの1つです。

7.プロジェクトを提案・立案するスキル2:ドキュメント作成スキル

立案した企画を説明するために、企画書やプレゼンテーション資料、

見積書、サイトマップ、ワイヤーフレームなど、多種多様なドキュメントを

作成する必要があります。

Office系の資料制作ソフトの操作方法や、

分かりやすい資料を作るための構成やデザインなどを学んでおきましょう。

図やグラフの作成方法や挿絵や見やすいフォントなどを把握していると

質の高い資料を作成することができますよ。

8.プロジェクトを提案・立案するスキル3:プレゼンテーションスキル

クライアントやメンバーに、企画提案や企画内容の説明などの

プレゼンテーションを行う機会は頻繁にあります。

企画内容を適切に伝えるために、話し方や資料の作り方、見せ方、

雰囲気の作り方などのテクニックを身につけましょう。

YouTubeなどでプレゼンスキルを研究するなど、

見る・実践する・その様子を録画して客観的にプレゼンの様子を見てみると

スキルの習得が早くなるのでおすすめです。

9.制作関連のスキル1:スケジュール管理能力

設定したスケジュール通りにプロジェクトを進める管理能力は、

Webディレクターには欠かせません。

スケジュール表を作成し、スケジュールに沿ってプロジェクトを進行させていきますが、

作り直しやバグの修正などのトラブルやアクシデントは発生するものです。

予定通りに仕上げなければクレームの引き金となってしまうので、

トラブルやアクシデントを未然に防いだり、発生した際にはどう対応するかも

Webディレクターに求められます。

スケジュールに遅れが生じそうな場合などは、はやめに

スケジュールを調整するなど、臨機応変な対応が求められます。

こまめに先々の予定を確認したり、メンバーごとの進捗を把握することが重要です。

10.制作関連のスキル2:テクニカルスキル

普段、Webディレクターはデザインやコーディングなどの実装は行いませんが

WebデザインやUI/UX、プログラミングの知識を身につけていると

プラスな面が多々あります。

技術者やデザイナーに依頼をする際に、

それぞれの業務の知識があると明確に依頼内容を相手に伝えることができます。

クオリティーの高いWebサイトを制作するには指示を出すディレクターの

知識が重要になってきます。

またトラブルやアクシデントなどが発生した際には、

一時的にデザインやコーディングを担当することも。

実務経験や知識を有していることがアドバンテージになるでしょう。

出典:Unsplash https://unsplash.com/photos/nJdwUHmaY8A

Webディレクターに必要なスキルを得る方法

Webディレクターに必要なスキルは多岐に渡ります。

紹介したスキルを一度にすべて習得することは、誰にとっても難しいことです。

まずは紹介した10個のスキルの中で興味を持ったスキルから

勉強を始めてみてはいかがでしょうか?

独学で学ぶ場合は、本や関連サイトから情報を得ることができます。

周りにWebディレクターやエンジニア、デザイナーなど活躍している方がいれば、

相談にのってもらうこともおすすめです。

最も早くスキルを身につける方法は、

経験豊富なWebディレクターのアシスタントとして現場で学ぶことです。

人気が高まりつつあるIT業界では、継続的に

アシスタントを募集している企業が多数ありますので、挑戦してみませんか?

自分のやり方に合った方法でWebディレクターのスキルを得て、

企業の求められるWebディレクターに近づきましょう。

foriioにおけるディレクターのスキルを一部紹介

紹介した10個のスキルは基礎のため、

他にも必要なスキルや持っていることで、役に立つスキルは多くあります。

ここでは、foriioにおけるWebディレクターが推奨しているスキルを一部紹介します!

  • 情報選別能力
  • 統計学の知識・分析スキル
  • 広告・PR運営スキル
  • フロントエンド言語の知識
  • バックエンド言語の知識
  • 英語力・英会話スキル
  • 経営関連の知識
  • 権利関連の知識

一見Webディレクターに関係がないように見える

「経営関連の知識」は、企業の経営者にプレゼンテーションを行う際に役立ちます。

「英語力・英会話スキル」はマーケティング技術、ビジネスモデル、言語などの

新しい情報は英語で記述されることが多いので、情報収集に役立つ場面が多く存在します。

また社内には外国人スタッフも在籍しています。

そのため円滑なプロジェクトの進行のためにも語学力が役に立ちます。

このように、いろいろなスキルを持ったWebディレクターが活躍しています。

紹介したスキルがすべて必要というわけではなく、

1つでもスキルを身につければWebディレクターとして高みを目指すことができます。

まずは自分が得意なことを身につけてみましょう!

まとめ

Webディレクターに求められる10個のスキルを紹介してきました。

Webディレクターに求められるスキルや能力は多種多様のため、

紹介したスキルをすべてを身につけることはとても難しいものです。

自分が持っていないスキルや能力で、

興味を持ったものから学習を始めてみるのが大切です。

また、Webディレクターのアシスタントとして現場で学ぶことで、

早くに実力を身につける方法もあります。

foriioにおいてもディレクターを募集しています。

これまで紹介したスキルを持っている方はもちろん、

ここに記載していない経験やスキルを持っている方も大歓迎です。

まずは一度気軽にご応募ください。

私たちと一緒にWebディレクターとして活躍しませんか?

株式会社foriioでは一緒に働く仲間を募集しています
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