ContentAgeでは、ビジネスプロデューサー(BP)という役割を通じて、クライアントの課題解決に向き合いながら、領域を横断したマーケティング支援を行っています。
SNSやインフルエンサーにとどまらず、あらゆる手段を組み合わせて価値を出す。その中で求められるのは、特定のスキルではなく、「どうすれば成果を出せるか」を自ら考え抜く力です。
今回フォーカスするのは、総合広告代理店での経験を経てContentAgeに参画し、現在はユニットリーダーとしてチームを率いる泉山さん。キャリアの意思決定から、入社後に直面したリアル、そして「理想ではなく現実で勝つ」というスタンスに至るまで、この1年半での変化と学びを振り返ります。
変化の時代に挑戦し成果を出して成長したい方にとって、一つのヒントになる内容です。
目次

伸びる領域に張るという意思決定
新卒で入社したのは、広告とは畑違いの物流会社でした。ただ、過去に自分が携わってきたラグビーに関わる仕事がしたいという思いが芽生え、業界研究を進める中で、広告代理店であればラグビーに関わる機会があると知り、広告業界への転職を決意します。
そうして飛び込んだ先は、当時まだSNSが日本に浸透し始めたばかりのスタートアップでした。「SNSが新しいコミュニケーションのプラットフォームになる」という直感を持ったのはこの頃です。まだ多くの企業が本格的に取り組んでいなかった領域に、可能性を感じました。
その後、デジタル専業広告代理店、そして総合広告代理店とキャリアを重ね、戦略から実行までを幅広く経験しています。
その中で強く感じるようになったのが、「デジタルはあくまで手段でしかない」という考え方でした。SNSも広告も選択肢の一つに過ぎず、本質はクライアントの課題をどう解決するかにある。チャネル起点ではなく、目的起点で考えることの重要性に気づいたことが、次のキャリアを考える大きな転機になりました。
転職の軸は「どのフェーズにいるか」
転職を考えた際に重視したのは、会社の規模や銘柄ではなく「どのフェーズの組織に身を置くか」という点です。整った環境で最適化をするよりも、まだ正解が決まっていない環境で自分の力がどこまで通用するのかを試したい。その中で「35歳までに、組織がグロースする過程のど真ん中に関わる」という軸を持ち、ContentAgeへの入社を決めました。
当時、SNSを軸にしながら総合的なマーケティング支援を行っている会社はまだ少なく、そのポテンシャルにも魅力を感じていました。

入社後に感じたリアル
実際に入社してまず感じたのは、「想像以上に泥臭い」という現実でした。特にインフルエンサー施策においてはインフルエンサーサイドのコントロールが難しく、変数も多いため再現性を持って案件を進行することが容易ではありませんでした。
また、代理店というビジネスモデルの特性上、自社で完結できる領域が限られており、他者のリソースを組み合わせて価値を出す必要があります。売上を作ること自体も簡単ではなく、理想と現実のギャップに直面する場面もありました。
ただ、その中で身についたのが「折り合いをつける力」でした。すべてをコントロールしようとするのではなく、コントロールできないものを前提として受け入れ、その中で最適解を導く。この考え方が、その後の仕事の質を大きく変えることになります。
インフルエンサーの再定義
それまでは、インフルエンサー施策を単体の提案メニューとして扱う「プロダクトアウト」的な発想が先行していた部分もありました。しかし、あくまでクライアントのマーケティングコミュニケーション課題を解決するための手段の一つとして捉え直したことで、これまで培ってきた戦略フレームワークの中に自然と組み込めるようになりました。
断片的な施策ではなく、全体最適の中で機能させる。この再定義が、視界を大きく広げるきっかけとなりました。

仕事の面白さは「攻略する感覚」
仕事の面白さは、ゲームを攻略しているような感覚に近いです。
自分の裁量で施策をプロデュースし、それが受注や実行後の反応という形で返ってくる。想定を大きく上回る成果につながり、クライアントに心から喜んでもらえることもあります。そのプロセス自体に強い魅力を感じています。
理想ではなく、現実で勝つ
この1年半で最も大きく変わったのは、思考のスタンスでした。以前は「こうあるべき」という理想を軸に考えていましたが、現在は「現実でどう勝つか」を重視するようになりました。
コントロールできないことを前提として受け入れ、人や状況に過度な期待をしない。突発的な対応事項やプロジェクトの停滞にフラストレーションを溜めるのではなく、状況に応じて都度最適な意思決定をする。
その心構えを持てるようになったことで、より安定して成果を出せるようになりました。
プロジェクトは必ず崩れるもの
また、「プロジェクトは計画通りに進まない」という前提を持つことも重要な学びの一つでした。実際の案件を通じて、想定外の出来事は必ず起きるものであり、むしろその不確実性があるからこそ大きなアウトプットにつながることもあると実感しています。
だからこそ重要なのは、予測不能な要素を排除することではなく、それを前提にしたマインドセットを持つことでした。
今なら「深さ」を優先する
もし今の自分が入社当初に戻るとしたら、提案の幅を広げる前に、まずは目の前で求められていることに徹底的に深く向き合う選択をすると思います。
当時は「より多くの価値を出したい」という思いから、インフルエンサー施策以外の提案も前のめりに差し込んでいた部分がありました。ただ、本質的なインサイトの解像度が追いついていない状態で幅を広げてしまっていたとも感じています。今であれば、まずはクライアントの期待値や課題の構造を正確に捉え、その上で「なぜそれをやるのか」「どうすれば本当に成果につながるのか」を徹底的に掘り下げることに時間を使います。
インサイトの解像度を高め、期待値を確実に超えるアウトプットを積み重ねることで信頼を獲得する。その信頼があるからこそ、次の提案や領域の拡張が意味を持つ。遠回りに見えても、この順番でしか本当に大きな成果は生まれない。それが今の実感です。

チームで成果を出すという面白さ
現在はユニットリーダーとしてチームを率いる立場になり、個人で成果を出すこととは異なる難しさと面白さの両方を感じています。自分一人で完結する仕事ではなく、メンバーそれぞれの成長や状態が、そのままチームとしてのアウトプットに直結するためです。
例えば、これまで経験のなかった業務に挑戦するメンバーが少しずつできることを増やしていく過程や、コミュニケーションの取り方が変わることでクライアントへの価値提供が変化していく様子を見ると、組織としてのレバレッジが確実に効いていることを実感します。個人での最大化ではなく、チーム全体で成果を引き上げていく。このスケールの違いが、今のフェーズならではの魅力だといえます。
BPに求められるスタンス
ContentAgeにおけるBPに求められるのは、自ら考え、自ら動く力です。やり方や正解があらかじめ用意されているわけではなく、その都度状況に応じて最適な判断をしていく必要があります。そのため、受動的に指示を待つ姿勢では機会を掴むことが難しく、結果として孤立してしまう可能性もあります。
一方で、主体的に動き続けることができれば、年次や役職に関係なく大きな裁量を持つことができ、自分の意思で仕事を前に進めていくことができます。重要なのは「どうやるか」以上に「何のためにやるのか」という視点であり、常に目的から逆算して考えられるかどうかが問われます。手段が目的化してしまうと、どれだけ頑張っても本質的な成果にはつながらない。その前提を持ち続けられるかが、大きな分かれ目になります。
未完成な組織であることの価値
この会社には、まだ多くの伸びしろがあります。仕組みが固まりきっていない分、意思決定の余白が大きく、個人の判断やアクションがそのまま組織に影響を与える環境です。組織づくりそのものにも関わることができる一方で、明確な正解や前例が存在しない場面も多く、自ら考え続けることが求められます。
そのため、整った環境や安定した仕組みの中で力を発揮したい人にとっては難しさを感じる場面もあるかもしれません。しかし、変化の中で自分の力を試したい、あるいは組織が成長していくプロセスそのものに関わりたいと考える人にとっては、この「伸びしろ」こそが大きな価値になります。不確実性をリスクではなく機会として捉えられるかどうかが、この環境での成長を左右します。
これから実現したいこと
今後取り組んでいきたいのは、「仕事が仕事を呼ぶ構造をつくること」です。単発の成果で終わるのではなく、ある案件や実績が次の機会につながり、継続的に価値を生み出していく状態をつくりたいと考えています。
「あの案件をやった会社」「あの成果を出したチーム」と認知されることで、新たな相談やプロジェクトが自然と生まれていく。そのような状態を組織として実現することにコミットしていきたいと考えています。
また、現在のユニットという単位にとどまらず、より大きな組織をマネジメントし、チーム全体の成果を最大化していくことにも挑戦していく予定です。

最後に
ここまで読んで、少しでも「面白そうだな」と感じていただけたら、ぜひ一度カジュアルにお話ししましょう。
正直に言うと、整った環境ではないですし、簡単な仕事でもありません。ただその分、自分の動き次第でいくらでも機会は広がっていく環境だと思います。
変化の中で試行錯誤しながら、それでもちゃんと成果を出していきたい。そんな方と、一緒に働けたら嬉しいです。
まずは気軽に、お話しできるのを楽しみにしています。
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