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freeeコミュニティマネージャー誕生記&マル秘!?社内事情~立ち上げから半年間の振り返り~

※この記事は、コミュニティマーケティング Advent Calendar 2018 の 17日目の投稿です。

自己紹介

freee株式会社 パートナー事業部 田中圭

経歴:人材会社にて営業を経験後、医療法人に広報部署立ち上げメンバーとしてjoin。PR施策やwebサイト制作のディレクション、メディアリレーションなどを担当。2018年2月にfreeeにjoinし、パートナー企業とのオフラインイベント企画など中長期的なマーケティング施策に携わる。

Twitter:@freee_kei

コミュニティマネージャーになるまでの経緯

「来週から”コミュニティ”の立ち上げを担当してみない?」

転職してきて数カ月経った6月の末、私のfreeeでのコミュニティマネージャー人生は唐突に始まりました。

前職の医療法人でコミュニティマーケティング系事業の立ち上げ経験があったため、freeeとしても新しい取り組みである、「パートナーである会計士・税理士さん主導のコミュニティづくり」に参画させてもらうことになりました。

ユーザーのことはもちろん、まだ社内のこともよく分かっていない私とタッグを組むのは、社歴も長く、過去に社内で別軸のコミュニティづくりをしていた経験者。

私より身長が20cm低いのですが、一見おしとやかそうな見た目とはギャップがあり、堂々と肩で風を切って歩くその姿はまさに親分そのもの

何をするにも2人セットで行動していたので、傍から見るとまるで親分と子分のような凸凹コンビでスタートしました。笑

※コミュニティが軌道に乗り始めた際に、勢いで撮ったコミュニティチームの様子

それからというものまさに”コミュニティ漬け”の日々が続きました。

参加したくなるようなオフラインの企画とは何か、オンラインを盛り上げるにはどうしたら良いか、OKR・KPIはどう設定するか、中長期のロードマップはどう引くか…数え上げればキリがないですが、今までの社会人経験の中で、これまでに1つの施策(コミュニティ)について議論を重ねたことは初めてでした。

最初は何もかも上手くいかず悔しい思いをする日々が続きましたが、チームで話し合いとアウトプットを繰り返し続け、1カ月が経つ頃にはお互い本音をぶつけられるようになりました。

他社のコミュニティマネージャーの方のお話を伺うと1人で担当されている方もいらっしゃるようですが、2名体制だったからこそスピード感をもってスケールできていると思います。

コミュニティ施策を始めてから半年経っての振り返り

東京からスタートしたコミュニティ「freee”マジ価値”meetup!」は、大阪・福岡まで拡大し、各地域3名ずつのリーダーを中心に100名を超える規模へと成長を遂げました。

まだまだこれからではありますが、この半年を振り返るとコミュニティマネージャーとして活動していくにあたり、大切なことが大きく3つあると感じました。

①コミュニティマネージャーはあくまで黒子、”依頼”ではなく”パス出し”すること

最初のmeetupで次回のLT発表者を決める際に、我々から”依頼”したことがあるのですが、「人前で喋るのは苦手なのでちょっと・・・」と、実はお断りされてしまったことがあります。

当然ながら、コミュニティの主役はリーダーを含むメンバーの方々であり、我々はあくまで黒子に徹底しています。そのため、freee側だけの都合で「〇〇してください」という決め方はコミュニティの本質からずれていると反省しました。コミュニティの本質は、最終的にリーダー及び参加者の方々が腹落ちし、主体的に行動して頂くことが重要なので、企画や運営・その他取り組みなど全てにおいて我々から”パス出し”に徹しています。LT登壇者やテーマについて、今は「今回〇〇のような話題が出ましたが、次回のmeetupで〇〇について発表されたい方はいませんか?」という”パス出し”をしています。

②熱量を生み出すコミュニケーションを意識する

コミュニティはプロダクトが好きである、もっと取り組んでいきたい、という”思い”がベースとなっている繋がりです。直接的なビジネス上の関係性ではないため、リーダー含む参加者の熱量(感情)という数値化できない部分がコミュニティの成長に大きく影響します。そのため、リーダーへのパス出しやオンライングループへの投稿など、特に大きな意思決定の相談やセンシティブな事項の時などは、チーム内で一言一言、言葉のニュアンスやタイミングまで考え抜き発信するようにしています。

メンバーにとって有益であるか、freee側の意図が分かりやすく表現されているか、発言にトゲがないか等の視点で、重要な案件は必ず二重チェックの上発信するようルール化しています。

③社内からの理解・協力が必須

コミュニティ施策は直接的にリードが獲得できるような短期施策ではありません。そのため、事業開始・継続の投資判断的な意味合いで社内への理解も必須です。また、リーダー候補や熱量の高いユーザーの情報を得るには、社内のセールスやサクセスとの連携が肝となります。

現リーダーは全員、セールス・サクセスからの情報共有をもとに、我々が直接お会いして依頼をしました。また、そもそも私自身がまだ社内からの認知が低い状態だったので、リーダー探しの前にまずは社内のメンバー1人1人に「私、田中という者ですが・・・」という自己紹介からスタートしたのは良い思い出ですね。笑

改めて半年間を振り返ってみると、ここでは書ききれないぐらい紆余曲折があったとしみじみ感じます。

とはいえ、まだ立ちあげてから半年、これからもコミュニティマネージャーとしてもっと#マジカチ盛り上げていきます!!

※freee”マジ価値”meetup!のfacebookページはこちら

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