ビジネスマッチングサービス「Ready Crew(レディクル)」を展開するフロンティア。ソリューション事業本部とアカウントリレーション事業本部では、それぞれが毎月複数回、「交流会」を開催しています。
オンラインが主流になった今、なぜあえてオフラインの交流会の場を仕掛け続けるのか。両部署で交流会を主催している本部長二人に、その狙いから印象的なエピソードまでを語ってもらいました。
左から樋口、今井
樋口 / 執行役員 兼 アカウントリレーション事業本部 本部長
法人向けソリューション企業での営業・マネジメント経験や子会社の代表取締役を経て、2022年にフロンティアに入社。2023年に執行役員に就任し、現在はアカウントリレーション事業本部の本部長を務める。
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今井 / ソリューション事業本部 本部長
大手化学系メーカーなど約7年間にわたり製造業務に従事。2018年にフロンティアへ入社し、未経験から営業のキャリアをスタート。2024年に本部長に就任し、ソリューション事業本部の本部長を務める。
今井のインタビュー記事はこちらからご覧いただけます。
「人生を変えたい」その一心で、経営者と向き合い続けた。営業未経験から組織を率いる本部長になるまで。 | フロンティア株式会社
「新規開拓」と「伴走」。二人が普段向き合っているもの
ーーまずは、お二人の普段の業務について教えてください。
今井:私たちソリューション事業本部が向き合っているのは、新規のお客様です。事業拡大を目指す制作・開発会社の経営者の方に、レディクルサービス自体をご提案し、契約に至るまでを担当しています。
樋口:アカウントリレーション事業本部の仕事は、2週間から月に1回の定例ミーティングを通じて、担当のパートナー企業様が案件を受注できるよう、アドバイスや施策提案などで伴走支援することがメインです。
よくカスタマーサクセスと勘違いされるのですが、サービスの使い方をお伝えするだけの仕事ではありません。パートナー企業様の売上を拡大できるところまで、しっかり責任を持つのが私たちの役割です。
ーーつまり、今井さんが「入口」を、樋口さんが「その先」を担っているんですね。
今井:まさにそうです。私たちが受注したお客様をそのあと樋口さんたちアカウントリレーションにバトンタッチして、長く伴走していただく流れですね。
樋口:だからこそ、僕たちアカウントリレーション側としては、ソリューションがどのような提案をし、経営者の方がどんな期待を持って契約してくださったのかを正確に引き継ぐことがすごく大事なんです。そこがずれてしまうと、パートナー企業様にとって「話が違う」となってしまうんですよね。
今井:逆に私たちからすると、アカウントリレーションの方々がどんな伴走をしてくれているかを知っているからこそ、自信を持って提案できる部分もあります。
交流会は「営業活動」ではなく「環境整備」
ーー最近、活発に交流会を開催されていますが、そもそもどんな想いからスタートしたのですか?
樋口:きっかけは経営陣からの発信ですね。社員総会でも社長が「AIが普及する時代だからこそ、営業は『人』が勝つ。対面だからこそ伝わる熱量がある」と話していて、僕も深く共感しています。だからこそ、交流会はもちろん、通常の商談でもフロンティアの全営業部が「対面」を重視するスタイルを徹底しています。
その上で、僕自身が日々パートナー企業様と向き合う中で感じていたこともあって。当社の強みである「圧倒的な情報量」を、一対一の定例ミーティングだけでは届けきれないもどかしさがあったんです。お客様との定例ミーティングは頻度がどうしても限られる。だから、成功事例やノウハウを一対Nで発信できる場を意図的につくろう、というのが交流会の一番の出発点です。
今井:ソリューション側は、もともと会食形式の交流会から始まったんですよ。当社のサービスって正直安くはなくて、良さそうだとは思ってもらえても、最終的な決断を迷われるお客様が実際多いんです。そんな時に直接お会いして、すでに活用されているお客様の成功体験を聞いてもらう。それが最初の狙いでした。
当初は商談中のお客様の背中を押す場としての活用がメインでしたが、今では電話もつながらなかったような新規のお客様との接点にもなっています。「まずは交流会で他社の話も聞いてみよう」という気軽さが、お客様のハードルを下げているんですよね。
樋口:お客様のハードルを下げるための「導線」として機能させているってことだね。
交流会がもたらした、確かな信頼関係と実績
ーー直近で特に手応えのあった交流会のエピソードを教えてください。
樋口:アカウントリレーションで開催をした交流会だと、様々な形式で開催をしていますが、レディクルを既にご活用いただいているパートナー企業様限定の交流会がすごかったですね。サービスの活用事例や、レディクルを通じてどんな案件を獲得しているかなど、企業様同士でノウハウを共有する会だったんですが、会場の関係で定員を50社に設定していたところ、約80社からご希望いただけるほど人気でした。
今井:大盛況じゃないですか。
樋口:しかも、その交流会中に、5件もの案件にエントリーしてくださるパートナー企業様もいたんです。
同じサービスを使っているお客様同士で情報交換することで「御社はレディクル経由でそんなに受注してるんですか!じゃあ当社ももっと案件にエントリーして頑張らなきゃ」ってなる。いい意味で緊張感が生まれるんですよね。
今井:わかります。やはり第三者の意見がお客様を動かしてくれることもありますよね。
樋口:そうやって参加者同士の熱量が高まった結果、 月6〜7回の交流会を続ける中で、パートナー企業様が案件にエントリーしてくださる数がこの1年でほぼ倍になりました。
今井:倍はすごいですね。私たちも、これまで商談機会のなかった新規のお客様だけを30名ほど招く交流会を開催したのですが、そこから5件のアポイントにつながりましたし、交流会の翌日に商談をして、契約に至ったこともありました。
樋口:交流会から商談や契約まで結びついているのもすごいことだよね。
ーーそのほかに印象に残っているエピソードはありますか?
樋口:一番印象的だったのは、あるパートナー企業様にナレッジをシェアしていただく交流会を開催したときですね。 もともと営業組織を持っていなかった会社が、レディクルサービスを活用しながら新規開拓の仕組みをゼロからつくり、大きな受注につなげてきたリアルなプロセスを、僕との対談形式で話してくれたんです。
今井:本来ならなかなか話してくださらないですよね。
樋口:そうそう。本来、他社には見せたくない受注ノウハウのはずなのに、赤裸々に語っていただいて。交流会参加者からのアンケートでも大好評だったんです。
今井:私が印象に残っているのは、もっと感情的な瞬間です。交流会に参加してくださった契約済みのお客様から、「レディクルのおかげで売上が上がって助かっている」とお礼を言われる場面が、実際に何度もあるんです。メールやお電話でもいただけるんですけど、やはり実際に対面で言われると嬉しいですよね。
樋口:本当にそうだよね。僕が担当をしていないパートナー企業様からも「アカウントリレーションの〇〇さんにはいつも本当にお世話になっていて」と直接感謝を伝えてくださった方がいました。「顔の見える」やり取りこそが、プラットフォーム型のサービスには真似できない、フロンティアの強みだと思っています。
交流会を「もっと部署を超えたものに」していきたい
ーー今後の交流会の展望はありますか?
樋口:正直、まだまだ改善の余地はあると思っていて、ソリューションとアカウントリレーションで、もっと事前のすり合わせを厚くしていきたいですね。例えば、お客様が今どのような課題感を持っているか、あるいは何が成功の鍵になっているかをもっと両部署で共有し合う。部署の垣根を超えて「お客様のためになる交流会」を一緒につくり上げていくことができれば、交流会の価値はもっと高まる気がしています。
今井:それ、私もすごく感じています。ソリューションが入り口で安心感を与えつつ、アカウントリレーションの皆さんが培ってきた深い事例や伴走ノウハウを掛け合わせることで、お客様にとってより有意義な場になりますからね。両部署が連携し、一気通貫で「お客様の成功」をサポートする場にしていきたいです。
「お客様への本気さ」と「過去への敬意」。私たちが一緒に働きたい人
ーー今後、どんなマインドを持った方と、一緒に交流会を盛り上げていきたいですか?
今井:何より、お客様の事業成長に対して「本気」になれる人ですね。私たちの仕事は、単にレディクルのサービスにご契約いただくことや、交流会を単なるマッチングの場にとどめることでは終わりません。お客様のビジネスを加速させ、どうすれば売上を伸ばせるかという本質的な課題まで一緒に深く考え抜く。交流会という場を武器に、泥臭く伴走できる方と一緒に働きたいです。
樋口:僕はそれに加えて、「過去への敬意と挑戦心」の両方を持っている人がいいですね。今のフロンティアがあるのは、先輩たちが積み上げてくれた信頼の土台があるからこそ。その土台があるから、僕たちも今こうして新しい挑戦として「交流会」を施策の一環として開催することができています。その歴史に感謝しながら、さらに新しい価値を上乗せしていける……そんな前向きな方とぜひ一緒に働きたいですね。
今井:優秀さより先に、そういった姿勢ですよね。
樋口:うん。高い視座を持ちつつも、まずは目の前の人への想いや誠実さを大切にできる方と、一緒にこの交流会を進化させていきたいです。
ーー最後に、メッセージをお願いします!
樋口:フロンティアはまだまだ成長過程です。だからこそ、交流会という場一つとっても、皆さんのアイデアでどんどんアップデートしていける面白さがあります。対面だからこそ生まれるドラマや信頼関係を、私たちと一緒に広げていける仲間を待っています!
今井:そうですね。効率が求められる時代だからこそ、私たちは交流会をはじめ、あえて手間をかけた対面営業を大切にしています。対面でしか得られない熱量や信頼の深さを、ぜひ私たちと一緒に体感していきましょう!
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