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研究開発職として、働き方や働く環境の課題解決と価値提供を担う【R&D部門社員インタビュー】

ワークデザイン研究開発部
2020年中途入社
松岡宏明

立教大学ESD(持続可能な開発のための教育)研究所にて地域創生プロジェクトに参画後、環境省で国立公園保護管理業務に従事。SES営業やアプリケーション開発企画を経て、2020年よりフロンティアコンサルティングに入社。ワークデザイン研究開発部に所属し、持続可能な社会作りの一環として、よりよい働く環境や働き方を考え、価値提供を行っている。

ワークデザイン研究開発部の業務について教えてください。

ワークプレイスは、実際に「働く場所」のハード面、「働き方」や「働く環境」というソフト面があります。私たちは主に後者に関わるR&D部門として活動しています。
部署としては小規模ながらも、業務は多岐にわたります。その中でわたしは、働き方に関するトレンドリサーチやアンケート調査、活動から得た情報や知見のアウトプット、企業それぞれのワークビジョンやワークプレイスのあり方をインタビューやワークショップから引き出して分析する業務、自社メディアである「Worker’s Resort」や「HOWHERE」の運営などに携わっています。


未来にはどんな働き方や働く環境が求められ、それをつくるためには何が大切だと考えますか?

「働く場所」は利他性が必要とされ、ワークプレイスに関わるすべてのものやことにフレンドリーさが求められていくと思います。利他という言葉は「してあげる」ことをつい考えがちですが、実は受け取る側が価値を感じなければ成立しない概念です。わたしたち作り手側は、個人にとって何が本当に幸せなのか、一人一人の話をつぶさに聞き、こちらで解釈しすぎずに整理して、概念化する姿勢が重要になっていきます。
一方で、働く人たちには、自分の幸せ、どこで働きたくて、なぜそれを選んだのかなど、明確な意志が求められていくので、意志決定や表明する力が、より一層求められていきます。まさに、企業が用意した働き方や働く環境に人々が取り組む時代から、働く人々が求める働き方や働く環境を企業が提供する時代になってきていると言えます。
なので、ワークショップでワーカー個人の意志や語りを引き出し、それを分析して、オフィスのコンセプトや概念設計を作ることの重要性も上がってきていると思います。

現在のフロンティアコンサルティングの働き方についてどう感じていますか?

フロンティアコンサルティングでは、ハイブリットワークが導入されています。ハイブリットワークは、自宅や遠隔地などから働くリモートワークと、出社して働くオフィスワークの2つを掛け合わせたものです。自分のタスクやコミュニケーションシーンに合わせて働き方を変化できて、働く場所や時間も自分でデザインできるので意義深いものだと感じています。もちろん、自律的な選択によって責任が増しますが、個人が裁量権を持って働けるのは本当にありがたいことです。
また、お客様にハイブリットワークの経験や知見を提供できるので、案件等にも活かされていると思います。

ワークデザイン研究開発部としてどんな人材を求めていますか?

自分なりのテーマや得意とする分野を持った上で、「働き方」や「働く環境」というテーマにアプローチできて、このテーマを面白がれる人材ではないでしょうか。
わたしは一貫して「国立公園や自然公園をどうすれば持続可能的に管理運営できるか?」というテーマで研究を行い、「持続可能性」という言葉を追っていました。仕事や社会活動を経て、「持続可能性を社会実装するためにはどうすれば良いか?」ということに興味を持つようになり、現在に至ります。なので、採用情報でワークデザイン研究開発部の事業内容を見たときに「良い研究テーマをもらった!」と思いました。働く人たちや組織、社会の持続可能性を考え、それをアウトプットする機会があることはこれ以上ないやりがいです。わたしのように、自身のテーマからワークデザイン研究開発部のやっていることを面白いと思ってもらえる人にジョインしてもらいたいですね。


ワクワクしながら新しい価値や文脈をあぶり出していきたい

わたしは「人生はいつだって楽しい!」という言葉を大事にしています。一見困難なことや疲れそうなことでも、そう考えてみることで、何でもワクワクするものに変換される気がするので、ふとした時に思い出すようにしています。お客様からの要望も高度で複雑なものが求められるようになってきていますが、ワークショップやデータ分析を駆使して、そこからあぶり出された新しい価値や文脈にワクワクしながら仕事をしていきたいと思っています。そのためのインプットや手法の探求、社内のワークショップデザイナー養成にも挑戦してみたいと考えています。


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