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「受け身」だった私が、PRを通じて変わった。入社3年目メンバーと振り返るフロントステージの歩み

約1年で、メンバーが7名増加したフロントステージ。組織拡大に伴い、様々な変化を目の当たりにしたのが、入社3年目の中尾 亜美さん(以下、亜美さん)です。

会社は、そして中で働くメンバーは、どんな成長実感があるのか。今回は亜美さんに、PRの面白さや今後の目標を聞いてみました!

広報・PRコンサルタント 中尾 亜美(NAKAO AMI)
1993年生まれ、神奈川県秦野市出身。日本女子大学卒業。新卒でIT商社に入社。法人営業として、新規顧客開拓と既存顧客対応に携わる。社内異動を経て、購買部にて仕入先とのアライアンス強化も担当。自分の好きなサービスをサポートする仕事として広報に興味を持つ。2020年フロントステージ入社。プライベートでは1年前からヨガにはまる。新しいものや知識を得ることが好きで、休日は様々なワークショップやイベントに出かける。趣味は気になるものをリサーチすること。行きたいカフェ、観たい美術展や映画は常にリストアップして実行中。

※所属部署、役職は2022年2月時点のものです。

営業経験を活かせる仕事として、PRにキャリアチェンジ

ーー前職までの経歴を教えてください。

大学卒業後、ソフトウェアやオフィス用具などを幅広く扱うIT商社に入社。新規の販路拡大や既存顧客向けの営業活動に従事したのち、購買部にて仕入れ先とのアライアンス強化を担当しました。

同僚にも恵まれ毎日楽しく出社していたのですが、携わる業務の全体感が見えてくるにつれて「ずっとここで働くのかな」という漠然とした不安を抱くようになって...。会社の規模が大きく、業務フローが決まりきっていることも多かったので「自分がやる意味」を見出せなくなっていたんですよね。

ずっとモヤモヤしたまま働き続けるのもよくないと思い、社会人5年目で転職を決意しました。

ーーなるほど。どのような軸で転職活動を始めたのでしょうか?

最初は「この仕事をやりたい!」という具体的なプランはなかったのですが、これまで培った経験、とりわけ営業スキルを活かせる職種という軸で会社を見ていました。

また、会社の雰囲気やどんな人が働くのかを知った上で選考を受けたいと考えていて。面接前に「カジュアル面談」ができるWantedlyを活用し、転職活動を進めていました。

そんなある日、フロントステージの「広報・PRアシスタント」という求人が目に留まったんです。募集要項に「営業経験」とあったので検索に引っかかったのだと思うのですが、当時は広報・PRについての理解がなく、その場で応募までは至りませんでした。

ただなんとなく気になるところがあって、まずは職種理解を深めようと、PRの仕事をしている知人に話を聞いてみることにしたんです。

話を聞いているうちに「PRは営業経験を活かせる仕事であること」が分かって。また「好きなサービスや商品を誰かに共有できる」という点に面白みを感じました。

そこからPRへのキャリアチェンジを志し、ずっと気になっていたフロントステージに応募。とんとん拍子に選考が進み、2020年2月に「広報・PRアシスタント(現、PRアソシエイト)」として入社しました。

数字だけじゃない「繋がり」を生みせるのがPRの価値

ーー晴れてPRへの転身。入社後にギャップを感じたことはありましたか?

研修という研修を受けることなく、いきなり実践だったのは驚きでしたね。おそらく前職の基準が「自分の中の当たり前」になっていたからだと思っていて、心のどこかで手厚いフォローを期待していたのかもしれません。

またこれは仕方のないことですが、私が入社したのは新型コロナウイルスの感染が拡大した最中だったので、入社後すぐにリモートワークに移行したのは大変でしたね。チャットを使ったテキストコミュニケーションやオンラインでの打ち合わせなど、慣れないことの連続で最初は戸惑いました。

目の前の仕事にとりあえず取り組むけど、果たしてこれでいいのだろうか...。直接質問できる人が周りにいなかったことも苦労した部分ではあります。

ーー大変さをどのように乗り越えたのでしょうか?

「難しさを乗り越えた先に面白さを感じた」と言いますか。いくつかの成功体験が、もっと頑張ろうというやる気に変わっていったんです。

例えば、メディアアプローチ(※)から取材機会を獲得できたとき、直接記者さんと話しをすることで「人と仕事をしている」実感が湧いてきました。

それまではアプローチメールをひたすら送っているだけで「本当にこれ届いているのかな」という不安が募るばかりだったので、自分のアクションが「取材」という成果に結びついた感動があったんです。

さらに入社半年後には、フロント担当としてクライアントと直接やりとりする機会も増え、アシスタントとは一歩違う楽しさを覚えたと思います。

(※)広報・PRをする企業やサービスに興味を持っていただけそうなメディアの方に対して、情報をお届けするための活動。訪問やお電話、メール。郵送、FAXなど方法は様々。メディアプロモートとも言う。

ーー他にも、フロントステージで働く中で感じるやりがいを教えてください。

メディアとクライアントを繋げることが、純粋に面白いなと考えています。

以前、私のメディアアプローチから記事掲載に繋がった事例があって、クライアントにもメディアさんにもすごく感謝されたんです。その取材をきっかけに、メディアさんが「今後も御社の事業を応援させてください!」となって、今ではクライアントと直接連絡を取り合う間柄になっています。

こうした、数字だけじゃない「繋がり」を生み出せるのはPRならではの価値だと思いますし、そこに大きなやりがいを感じますね。

会社も自分も、できることが増えた2年間

ーー入社から2年が経過しました。フロントステージが変わったと思うことはありますか?

昨年4月から新たに7人のメンバーがジョインしたこともあり、会社としてできることが以前よりもぐっと増えたと思います。また業務マニュアルも作られて、業務内容の型が浸透していることも良い変化ですね。

「ノウハウをみんなで共有する」カルチャーが醸成されているので、新しく入社する方にとっても、キャッチアップしやすい環境だと考えます。

ーー亜美さん自身にも変化はありましたか?

そうですね。「自分で考えてアクションする」ことが増えたと実感しています。正直、これまでの自分はすごく「受け身」だったんですよね。

ただ、一通りの業務を経験してからは心の余裕もできたので、先を見据えた行動ができるようになったと思います。1年目で学んだことを2年目で活かせたというか、この1年の変化は本当に大きかったです。

ーー素敵ですね!では、今後の目標もぜひ教えてください。

新規でお取引するクライアントを担当して、戦略を立てる部分から関わりたいです。これまでは先輩から引き継いだクライアントのPR支援だったので、方向性が定まった状態でのスタートでした。

今後は、PRを始めたばかりの企業をしっかり導けるよう、そのための実力を付けていきたいです。

またどんどんメンバーも増えていくフェーズだと思うので、新しく入社された方の育成にも携わりたいと思っています。自分が苦労したことを、違う人には経験してほしくないので、一人ひとりをサポートできる存在になりたいです。

ーー最後に、フロントステージへの入社を検討されている方へメッセージをお願いします!

フロントステージは「広報・PRを使って『らしさ』を引き出し、会社やサービス、人を“表舞台”(フロントステージ)へ出す。」という企業理念を掲げています。

この「らしさ」を引き出す姿勢は、中で働くメンバーに対しても同じこと。個々を尊重する文化が根付いているので、個性が強い方でも働きやすいと思いますよ(笑)。

また事業会社の広報とは違い、多種多様な企業のPRに携われる経験は、PRパーソンとしての糧になるはず。私がそうであったように、未経験であっても確実に成長できる環境です。

少しでもPRに興味がある方は、ぜひ一緒に働けたら嬉しいです!

ーー亜美さん、ありがとうございました!

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