未経験でマーケティング業界に挑戦する方にとって、入社後にどんなことを学び、どこまで成長できるのかは気になるポイントだと思います。
さきに結論をお伝えします。
FulouTの育成は、ゆっくり育てるプランではありません。
大量のインプットと大量のアウトプットを初月から回し、「最短最速」でマーケターになってもらうプランです。
この記事では、入社後3ヶ月で具体的に何をするのか、どこまで到達できるのかを、できるだけ具体例付きで紹介します。
初月のメインは「4つの100本ノック」
広告運用の基礎学習ももちろんやります。
ただ、FulouTで最初にガッツリやってもらうのは、教科書を読むことではなく「100本ノック」です。
- 100本ノック:広告・訴求の基本を、手を動かして体に入れる
- 競合分析100本ノック:同じジャンルの競合が、誰に、どんな訴求で、どう売っているのかを100件分解する
- クリエイティブ分析100本ノック:勝っている動画・静止画を100本見て、冒頭3秒・訴求・証拠・オファーの型を抜き出す
- 記事分析100本ノック:記事LPを100本読み込んで、どこで共感させ、どこで購入まで動かしているのかを言語化する
これは、身近な例で言えばこういうことです。
- 野球で、ルールブックを読んでいるだけではバットは振れるようにならない
- 英会話で、単語帳を眺めているだけでは話せるようにならない
- 料理で、レシピを100回読むより、1回作って失敗した方が覚える
知識は、量をこなしながら後から回収していく方が、圧倒的に早く定着します。
質は量からしか生まれない
FulouTの育成の根っこにある考え方は、これです。
大量にインプットし、大量にアウトプットする。
その量をこなした上で、やっと質が上がっていく。
最初から完璧な1本を狙って手が止まるより、まず量を出して、当たりを見つける方が速いと考えています。
身近な例を挙げます。
- 写真:1枚を慎重に撮る人より、500枚撮って選んでいる人の方が、良いカットを持っている
- スポーツ:フォームを頭で理解しても、素振りをしていない人は試合で使えない
広告もまったく同じです。
10本しか作っていない人には、「何が当たるのか」の判断軸がたまりません。
量をこなすからこそ、OJTで基礎が叩き込まれる
FulouTでは、大量に制作しながら、その場でOJTをして基礎も叩き込みます。
- 作ったクリエイティブをその場で見てもらい、なぜ弱いのかをその日のうちに知る
- 分析シートを埋めたところで、「この数字なら次はこう動く」を一緒に考える
- 先輩の案件の結論の出し方を横で見て、自分の判断と差分を取る
大量に手を動かしていると、質問の粒度が一気に上がります。
「何が分からないか分からない」が、「このCTRなら次はこの訴求を試していいですか?」に変わる。
ここまで来ると、成長スピードは一気に上がります。
なお、周りの先輩はすごくいい人が多いので、聞きやすい雰囲気はあると思います。遠慮せず、ガンガン聞いてください。
初月で「マーケティングのOS」を入れ替える
初月に一番やってもらうのは、知識の暗記ではなく、考え方の入れ替えです。
マーケティングのOS、マーケティングの脳みそに切り替えて、生き様がマーケターになる。
その癖づけの訓練をしています。
ここで前提にしているのは、人の根本欲求は「ネガティブの解消」と「理想の実現」の2つに分かれるということです。
だから見るべきなのは「悩み」だけではなく、誰のどんな需要があるのかです。
具体的には、日常の見え方が変わります。
- コンビニの新商品を見て、「このパッケージのコピーは誰のどんな需要に向けているのか」を考える(不満を消したいのか、理想に近づきたいのか)
- TikTokのおすすめ欄を見て、「なぜ自分はこの動画を指で止めたのか」を分解する
- 電車の広告を見て、「自分ならキャッチコピーをこう変える」を口に出してみる
- 友人が買ったものを聞いて、「なぜそれを選んだのか」をN1ヒアリングのように掘る
この目線がつくと、仕事の時間以外も全部が学習時間になります。
生きることはマーケティング。「生き様をマーケターにする」ということ
面接でも必ずお伝えしていることがあります。
マーケティングは、覚えるスキルというより、生き様です。
もともとビジネスは需要と供給でできていて、マーケティングは「目的達成のために、需要に対して価値あるものを作って、届けること」です。
だとすると、人が何かを選んでいる瞬間は全部マーケティングです。広告の中だけの話ではありません。
① 日常のすべてが「教材」になる
- スタバのあの居心地のよさは偶然ではなく、席の間隔・BGM・香りまで含めて「ここで過ごしたい」という需要に向けて設計されている
- 行列のできる店の看板やメニューの並び順にも、「これを選んでほしい」という意図が入っている
- Netflixのサムネイルが人によって違うのは、「どの切り口なら見たいと思うか」を変えているから
- 部活やアルバイトで「自分がどこで頼られていたか」も、結局は自分のポジショニングの話
マーケティングのOSが入ると、このすべてが「だんだん面白く見えてくる」ようになります。
② 自分の世界だけを生きない(憑依する)
人はそれぞれ、これまで生きてきた歴史からできた自分の世界を生きています。
だから、自分の感覚で「これいいと思うんですよね」と決めた瞬間に、マーケティングはズレやすくなります。
弊社ではこれを「憑依力」と呼んで、一番大事な力として置いています。
- 産後の抜け毛に悩む人の育毛剤を扱うなら、鏡に映る朝の気持ちまで想像できるか
- 自分が飲まないサプリでも、「なぜこの人は毎日飲み続けているのか」を説明できるか
- 友人が高い買い物をしたとき、「自分なら買わない」で終わらず、その人の理屈を再現できるか
人の気持ちを、考えて考えて考える。その生き方に変えていくということです。
③ 自分の買い物を、全部言語化する
入社後に実際にやってもらう訓練の一つがこれです。
「この1週間で買ったものを3つ挙げて、なぜ買ったのかを全部言語化してください」。
- どこで初めて知ったのか(接触)
- 何を見て、心がどう動いたのか(内界の反応)
- 決め手になった一言は何だったのか(外界のコミュニケーション設計)
- で、それはどんな企業の意図の下で起きていたのか
ここまで言語化すると、自分が気づいてもいないうちに動かされていたことが、はっきり見えてきます。
自分の購買を分解できない人が、他人の購買を設計できるはずがないと考えています。
④ 正直なデメリットもあります
これも面接でちゃんと伝えています。
日常でもマーケティング、マーケティングと考え続けるので、以前のようになんとなく買い物をするだけでは済まなくなります。
映画を見ても宣伝の設計が気になるし、SNSを見ても「なぜこれは伸びたのか」を考えてしまいます。
脳みそを使うのが楽しい人にはたまらない環境ですが、オンオフをきっちり分けて休みたい人にはしんどいと思います。
⑤ だから、人生ごと使える力になる
マーケティングのOSは、広告の仕事を離れても使えます。
- 自分の転職やキャリアも、「市場のどこで、誰の需要に向けて自分を置くか」として設計できる
- イベントの集客、自分の発信、転職の面接、社内の提案も、全部同じ構造で分解できる
- 会社や上司に依存せず、自分で仕事を作れる側に回れる
弊社が伝えたいのは「全力で生きることの価値」です。
自分らしく生きるには、それを成り立たせる実力が必要です。
その実力の中身が、この「マーケティングの生き様」だと思っています。
すべての仕事に、必ず仮説を持つ
FulouTで一貫して求めるのは、「作業を”作業”として手を動かさない」ことです。
どんな業務でも、必ず自分の仮説を持ってから出す。
これは入社初月から、ずっと変わりません。
- 分析を出すときに、必ず「で、次に何をするべきか」を一行つける
- 競合分析を出すときに、「この需要ならこの訴求で勝てる」という仮説を自分の言葉で添える
- クリエイティブを作るときに、「なぜこの冒頭にしたのか」を説明できる状態にしておく
- レポートを出すときに、「この数字はこう解釈できる」まで言語化する
最初から正解である必要はありません。
でも、仮説のない作業を100回繰り返しても、マーケターにはなれません。逆に、仮説を持って100回やった人は、100個の学びが手元に残ります。
初月から実務、早い人は数ヶ月目で利益数百万円
実務は、人のレベルに合わせてですが。初月からバンバン関わってもらいます。
実際に、早い人は2ヶ月目で利益を数百万円出せるレベルに到達します。
ちなみに、これは特別な才能だけの話ではありません。
- 車の運転:学科をどれだけ勉強しても、路上に出た日から一気に上手くなる
- 英語:参考書を1年やった人より、3ヶ月毎日話した人の方が話せるようになる
- 楽器:教則本を読み込むより、人前で1曲弾いた方が課題がはっきり見える
早く実戦に入った人が、結果として一番伸びます。
期日を決めて、大量に出してもらう
FulouTの育成で大事にしているのは、自分で考えてもらうこと。
そして、考えた上で大量に量をこなしてもらうことです。
ここは先に伝えておかないとギャップになるので、はっきり書きます。
期日をしっかり決めて、その中で大量に出してもらいます。
- 「今週中にクリエイティブ案を○本」という形で、本数と期日を先に置く
- 分析も「いつまでに、どこまで」を決めてから着手する
- 「いつか作る」は、やらないと同じとして扱う
だから、マイペースで進めたい人には絶対に向いていません。
逆に、短期間で一気に上手くなりたい人には、これ以上ない環境だと思います。
自分の筋力に、意識的に負荷をかける
この育成の考え方は、筋トレのパーソナルトレーニングと同じです。
トレーナーは、あと一回だけ、コンフォートゾーンを抜けるところを狙って重量を指定してくれます。
だから筋肉は成長し、フォームのクセも正されていく。
結果として、体型が変わり、理想の姿に近づいていきます。
仕事もまったく同じです。
- 自分では「これで十分」と思ったクリエイティブを、もう一回だけ直すときに伸びる
- 作れる本数を週に1本だけ増やすと、半年後の総量は全然違う
- フィードバックを「トレーナーの声かけ」として受け取れる人は、フォームが早く固まる
自分だけでトレーニングしても、人はなかなかコンフォートゾーンを抜けられません。
そこを一緒に引っ張るのが、FulouTのOJTとフィードバックの役割です。
3ヶ月で身につく力
初月からこの量と向き合うと、3ヶ月でここまで来ます。
- 広告指標を自分の言葉で説明できる
- 誰のどんな需要に向けた訴求なのかを、構造で語れる
- 勝ちクリエイティブの型を抜き出して、横展開できる
- 記事LPのどこで離脱しているかに仮説を持てる
- 期日を守りながら、量を出し切る体力がつく
- フィードバックを受けて、次のアウトプットを変えられる
もちろん、3ヶ月で全部ができるわけではありません。
ただ、「成果を自分で作れる人」の土台は、確実にできています。
大変なところ
正直に書きますが、楽ではありません。
- 覚えることが多い(指標、媒体、クリエイティブ、LP、商品理解)
- 量を求められるので、最初の数ヶ月は負荷が高い
- 成果が数字で出るので、ごまかしができない
その代わり、伸び方も速いです。
負荷のかかっていない筋トレには、成長もないと考えています。
どんな人が伸びやすいか
- 完璧を待たず、まず量を出せる人
- 期日を自分で守れる人
- 分からないことを、遠慮せずガンガン聞ける人
- フィードバックを受けて、次のアウトプットを変えられる人
- 数字から逃げない人
- コンフォートゾーンの外に出ることを楽しめる人
逆に、自分のペースでゆっくり学びたい人には向いていません。
最後に
FulouTのオンボーディングは、丁寧にゼロから教えることだけが目的ではありません。
大量にインプットし、大量にアウトプットし、OJTで基礎を叩き込み、最短最速でマーケターになってもらう。
質は量からしか生まれないと、本気で思っています。1年で3年分の経験をし成長させる自信があります。
自分の筋力に負荷をかけて、一年後に別人になっていたい方と、一緒に働けることを楽しみにしています。