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普通の会社だったら絶対やらない。わがままにソーシャルグッドな事業を創りたい。

そもそもなぜエンジニア採用なのか

funakuは3期目から鈴木の地元である宮城県塩釜市を対象に社会課題解決のプロジェクトに着手しています。地域をフィールドワークしながら散在する課題を自分たちなりに構造化してみた結果、いくつか必要な打ち手が出てきました。その中で最も重要な施策が「地域に強い事業を創り、良質な雇用を創出していく」ことでした。多くの地方都市がそうであるように、首都圏への人口流出や高齢化によって地域の産業が育たず、外に出ていきづらい人たちが残っており、職業の選択肢が限られています。funakuはこの現状に対する変革仮説として、「地域に強く魅力的な事業が生まれることで経済的に豊かな雇用が創出され、多様な人材が街に溢れる」状況をつくることで関連する課題を解決していきたいと考えています。詳しくはnoteにも書きました。

【塩釜PJ#1】不のぐるぐるが見つかる|funaku|note
funakuは今期から宮城県塩釜市を舞台に地域の課題解決に取り組むプロジェクトをはじめています。しばらくは本業が忙しくゆっくりとした動き出しでしたが、いくつか進捗もあったりしてPJの現在地として2回目の投稿です!1回目の発信は以下。 ...
https://note.com/funaku/n/nac1f93898a4b

エンジニア採用に至った経緯なのですが、既存事業にあたる事業開発プロジェクトでプロダクト開発やMVP (Minimum Viable Product) を回していく過程で開発部分を外注するためにスピード感が落ちたり、プロジェクト予算が予想以上にかかってしまうという課題感を持っていました。自社にエンジニアがいてくれればテックサイドからの観点も加えてプロジェクトを推進していけますし、実際に事業を実現化していくところまでサポートしていけると思います。鈴木自身も元々は5年ほどインフラ系のエンジニアをやっていたバックグラウンドがあり、IT領域へのビジネス的な知見も有しています。またエンジニアを必要とする案件は日々の活動でもかなりニーズが深いと感じており、自社としても安定的なマネタイズが期待できると判断したのも一つの要因です。そして何より、単純にテクノロジーは人間にできない爆発的な力があると思いますし、鈴木自身が期待を持って進んでいける領域だったことが大きいかなと思います。

本業で培ったスキルこそ地域の課題解決に活かす

最終的には本業の稼ぐ事業と地域の課題解決に資する事業は1つの事業に集約していければベストだと考えていますが、まずはそれぞれの事業で目的を分けて独立して活動した方が本来の狙いが達成できると思っています。ですので、週4日稼ぎ、週1日ソーシャルグッドに使うという働き方を探っていきたいです。

コンサルもエンジニアも日々の仕事の中で良い意味でプレッシャーを感じながらお客様に対して責任を持って価値提供しているからこそ、結果としてスキルや知識が磨かれ、養われていくと思います。一方で組織の中で細分化された仕事や切り出されて値付けされた仕事は、こなすことが優先されて本来の意味を理解しないままタスクとして処理されるということもあります。こういった経験があり、疑問や悶々とした気持ちを抱えているスキルフルな人こそ、エンドユーザーからダイレクトに「ありがとう」と言ってもらえるような有意な地域課題の解決のアクションをすべきだと思っています。日々鍛錬されている顧客の課題解決、新しい事業の創出、最先端のテクノロジーの実装等、ビジネスで磨き、蓄積した自分の資産はきっと地域の助けになると思います。

funakuと地域とテクノロジーの可能性を探したい

地域に対してテクノロジーを用いてインパクトを出していこうと考えると、その準備期間としてコンサル事業からの案件創出や得意分野でのIT受託開発で収益の基盤を作る等、まずはチャレンジの土台を作っていきたいと思っています。しっかりと基盤を築き、強い事業の土壌をを創っていきたいです。一から始めることですから、エンジニアのバックグラウンドやスキルセットは採用時点ではあまり制約を設けず、ご興味を持っていただいた方を起点にチーム組成を考えていきたい。funakuとしては、現時点でスケール事業やスタートアップのようなリスクをとった事業は想定しておらず、領域特化やユニークネスもあまり気にしていません。

現時点で考えているチャレンジの一つとして、職業の選択肢が限られている方を対象にしたエンジニアスクールの構想を持っています。場所や時間の制約を受けにくいエンジニアであれば、地方に散在する可能性を秘めた方々に新しい選択肢を提示することができるのではないかと仮説を持っています。そしてエンジニアスクールの卒業生を自社雇用として招き、良質な雇用と強い事業の創出をfunaku自らが体現していけるのではないかと考えています。ただ、まだまだ構想自体も柔らかいものですし、実際に事業を創っていく段階ではエンジニアメンバーのアイディアや意見を多く取り入れ、仲間と本当に進むべき道を模索しながら一つひとつを築き上げていきたいと思っています。

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