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【特別企画】面接官が面接質問に答えてみた!~サーバーサイドエンジニアver.~

なぜこの企画をやりたいと思ったか?

今回のターゲットは、プロダクト開発本部の複数のポジションで面接官として活躍するサーバーサイドエンジニアの飯田さん!
普段飯田さんがよく候補者の方へ質問している内容に、飯田さん自ら答えてもらいました!

ファンズの面接では、ご経験・スキル面のすり合わせはもちろん行うのですが、それ以外の観点も重要視しています。
少しでもファンズが採用活動において大切にしていることを感じていただけるきっかけになれば!と思い記事にしてみました!
(面接対策にもなるかも…?!)

回答者プロフィール

飯田さん(サーバーサイドエンジニア)
2016年、新卒で大手証券会社に入社。営業職として法人/個人向けに金融商品提案に従事。
その後エンジニアに転身すべく、2017年にWEB広告事業、HRテック事業を展開するスタートアップへ転職。サーバーサイド、インフラ領域を担当。
2021年12月、ファンズにサーバーサイドエンジニアとして入社し現在に至る。

『面接官が面接質問に答えてみた!』スタート!

― 転職を検討し始めたきっかけを教えてください(※ファンズへの転職時)

事業方針の変化がきっかけです。
在籍していた当時は複数の事業を展開していたのですが、途中で方針に変化があり主力プロダクトに事業を一本化することになりました。
元々ビジネスへの興味が強く「事業をつくるフェーズ」に関わっていきたいと思っていましたが、以降それが難しくなりました。
エンジニアに転身してしばらく経ち、できることも増えてきた頃で、仕事のチャンスを増やしていきたい時期でもあったため転職を考えました。

― 事業への関心が強いんですね!先ほどエンジニアへの転身の話がありましたが、当時のキャリアチェンジはどんなお考えからだったのですか?

先ほどのお話にも通じますが、「事業をつくる」ことを考えると、プロダクトや技術の観点が必ずついて回るはずなので「エンジニアのノウハウが必要では?」と考えたからです。

また、営業職をしていた頃は、組織が大きかったこともあり個人ができる仕事の幅に限界がありました。「与えられたことを最大限頑張る人が評価をされる」という枠から抜け出せるイメージが湧かなかったことも理由の1つです。


― 転職先を検討する際に軸にしていることはどんなことですか?(※ファンズへの転職時)

2つ考えていることがあります。
1つめは、「事業」を中心においてプロダクト開発ができること。
2つめは、チーム開発を大事にしている組織であること。

1つめについては、自分が事業への関心が強いため、技術ドリブンではなく事業ドリブンな開発カルチャーがある方が志向に合っていると感じるためです。
その点で、ファンズの開発組織のバリューの1つである「事業成長のためにやる」という考え方にとても共感ができています。

2つめについては、原体験が大きく影響していると思います。
学生時代はダンスサークルに所属していたので、「みんなで1つのものを作る」ということを無意識的に行っていました。
一方、証券会社の営業職時代は個人で動くことが多く、なかなかモチベーションが上がらなかったんですよね。そこで「自分はチームで何かを成し遂げる方が頑張れるんだ」と気付きました。
エンジニアの場合、私のようにチームで開発することを好む人もいれば、黙々とコードを書きたい、技術を極めたい、という方もいます。
外部の勉強会などで様々な志向の開発組織やエンジニアの方と触れる中で、自分はチームで開発するカルチャーの方が合っていると感じるようになりました。
その点において、技術的なスキルだけでなく、人間性に向き合い採用してくれる組織を探していました。

― 仕事の中で、どんな時にモチベーションが上がりますか?

自分のアクションによって物事がぐっと前進するときですね。対象が自分の担当領域外や部門横断でのプロジェクトだと特にモチベーションが上がります!

例えば、会社として何か新しい取り組みをする際、固まっていない仕様に対してエンジニアサイドから示唆を出したり、未検討なポイントに気付いてボトムアップで提案してみたり。そういったシーンはやりがいを感じますね。

その他、新しいメンバーがチームに参画した時、新メンバーが知らないであろう仕様を個別にインプットする時間を設けることもあります。
開発組織の力が引きあがることに繋がるのでこのような動きも積極的に行っています。


― チームで働くときに意識していることはありますか?

自分の意見を押し付けず、聞く力を持つこと。特にコードレビューの時など、意見や反論で止めず、代替案を出すことを心がけています。

その他、自分で自分の仕事の範囲を限定せず、自分の領域以外にも積極的に目を向けてボールを拾うこと、手を差し伸べることも意識しています。

また、ほぼ全員がフルリモートで働いているファンズの開発組織では、特にテキストコミュニケーションが重要なので、相手にとってほしいアクションに併せて、「どの情報が必要か」を考えて発信することは常に心がけています。

― 今まで様々な方とお仕事をされてきたと思いますが、それを踏まえどんな人と働きたいですか??

自領域であるか否かに関わらず、課題を放置せず解決に向けて主体的に動けるような方と働きたいです。

また、そのような挑戦者を応援する側にも立てる、フォロワーシップも兼ね備えた方とはぜひ一緒に働きたいです!

― チームで働いているときに、ご自身で課題を見つけて何かを改善されたご経験はありますか?
(※ファンズでの経験について話しています!)

私が入社した半年後くらいの時期に、ある障害が起こりました。
当時障害対応のマニュアルはあったもののうまく活用ができておらず、結果的に属人的な対応になってしまい、影響を最小限に留めることはできませんでした。

そこで障害対応へのテコ入れを提案し、CTOをはじめ周りのメンバーもポジティブに捉えてくれたので、前職で経験していたポストモーテムも参考にマニュアルの再整備を行いました。
その後作り直したマニュアルが機能するかどうかを検証する障害訓練の実施にまで発展し、他メンバーもかなり前向きに取り組んでくれ、とても有意義な業務改善を経験できました。


― ファンズでどんなことに挑戦してみたいですか?
(※2023年9月現在の考えについて話しています!)

エンジニアとしての技術面での貢献はもちろんですが、「ファンズといえば開発組織」というブランディングに挑戦していきたいと思っています。

入社当時は「金融のバックグラウンドをもっているエンジニアとしての貢献の仕方があるのでは」という思いがあったのと開発組織自体もまだ少人数だったので様々なことに手を伸ばしていましたが、今では開発組織も少しずつ拡大してきたので、事業・組織に関心の強い自分ならではの貢献の仕方を考えているところです。

― 飯田さんらしいご回答をありがとうございます!本日は以上となります!
(通常の面接ではこの後に候補者の方の疑問点を解消するお時間を設けています)

飯田さんが面接で大切にしていること

―面接お疲れ様でした!ありがとうございました!
飯田さんは面接官をされているとき、特にどんなことを大切にしていますか?

ありがとうございました!とても緊張しました!笑 

面接は、選考の場ではあるものの、ファンズと候補者の方との「価値観のすり合わせの場」だと捉えています。
そのため、候補者の方の技術面だけでなく「どんな考えや価値観を持った方なのか?」を最大限理解することを特に大切にしています。

なので気負わず、ありのままの姿で面接に臨んでいただけると嬉しいです!


※本記事における面接質問・回答は一部且つ一事例であり、当社の面接で必ず当記事通りのご質問をさせていただくものではない旨、なにとぞご理解いただけますと幸いです。


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