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技術本部長が語る!エンジニアの「ワクワク」を最大限に活かすFusicのエンジニア組織とは?

こんにちは。Fusic採用担当の佐藤です。

今回のインタビューは、エンジニア60名超が所属するFusicの最大チームである、技術本部にフォーカス。技術本部本部長に、Fusicのエンジニアリング組織の強みや求める人物像などを聞きました。

Fusicのエンジニア組織に興味のある方、必見です!


インタビュイー

■杉本 慎太郎

《プロフィール》https://fusic.co.jp/members/7

東京生まれ、幼少期は西日本を中心に様々な土地で育つ。広島の高校を卒業後、福岡の大学で半導体デバイスを専攻し、有機半導体の研究を行う。大学院卒業後、国内半導体会社に就職し、LSIの開発を担当。 その後、2009年にFusicへ入社し、WebエンジニアとしてAWSを駆使したプロジェクトに多く携わってきた。その後、エンジニアマネージャーとして組織文化づくりをする中、機械学習とIoTの事業、およびチームの立ち上げを行い、先進技術部本部を牽引。現在は技術メンバーを統括する技術本部の本部長に従事している。

目指すは「ITで世の中をアップデート」

――まずは自己紹介をお願いします。

大学院を卒業後、LSI(大規模集積回路)開発の技術者を経て、2009年4月にFusicに中途入社しました。

それ以前はほとんどプログラムを書いたことがなかったので、Fusic入社当初は「未経験エンジニア」のような位置づけでしたが、エンジニアとしてさまざまな案件を手がけ、現在はエンジニアが所属する技術本部の本部長を務めています。


――技術本部とはどのような部署で、どのような役割を担っているのですか?

技術本部はエンジニアが所属する4つの部門を統括する部署で、全体で60名超のエンジニアの仲間がいます。

私は技術本部の本部長として、技術はもちろん、売上や採用・育成に責任を負っています。経営メンバーの一員として、他部門と連携しつつ、会社全体を良くするために、あるいはエンジニアが楽しく仕事ができる環境を整えるために、必要なことは何でもやるというスタンスですね。

会社の業績向上や社内の環境改善が主業務ですが、一部開発の案件や社内システムのメンテナンスを担うこともあります。業務の枠は特に定めておらず、「ITで世の中をアップデートする」というFusicのミッションにつながることは、すべてエンジニアリングの延長ととらえて仕事をしています。




お客様に寄り添い、かゆいところに手が届く提案が強み

――Fusicのエンジニアリング組織が持つ特徴・強みをお聞かせください。

よりよいものづくりのため、機能ありきではなく、お客様の課題や実現したいことを踏まえて、より価値のある提案をするようにしているところです。

お客様から「○○の機能が欲しい」と言われても、先方の業界や業務フロー、システムとしての使い勝手などを考慮して、違う機能を提案することもあれば、あえて作らない提案をすることもあります。

以前、お客様から「こんなシステムを作りたい」との相談を受けたときに、同社がすでに利用していたパッケージのオプションに同様の機能があるのではとお伝えしたことがありました。思った通りオプション機能があり、当社は1円も儲からなかったので、お客様からは「いいんですか?」と言われましたが、お客様にとってはそれが最善の選択だったと感じています。

ときにはあえて作らない提案をするというのは、他社ではなかなかない特徴ではないでしょうか。こうした姿勢が評価されてか、当社はリピート案件が多く、部署や会社の枠を超えて、口コミで引き合いがくることも少なくありません。

また、他社では営業担当がお客様のニーズをヒアリングした後、持ち帰って社内で検討することが一般的ですが、Fusicではエンジニアが直接お客様とコミュニケーションを取ることも多いです。「こんな機能を追加したい」と言われたときに、かかる費用や期間をその場で回答できるので、レスポンスの速さやスピード感も評価されています。


――そのようなFusicのエンジニア組織の強みはどこから来ているのでしょうか?

多種多様なバックグラウンドのメンバー、さまざまな趣味嗜好・特技を持ったメンバーが揃っていることが組織としての強みにつながっています。個性豊かな仲間がいることが、ものづくりにおける発想力やクリエイティビティに活かされていますね。

Fusicは取引先の業界業種を絞っていませんが、さまざまなバックグラウンドのメンバーがいると、プロジェクトにちょうどマッチする人がいることも多いですし、初めての業界でも興味を持って前のめりに取り組む姿勢があります。

Fusicのメンバーは、自分や他者の成長に興味を持っていて、いい意味で「おせっかい」な人が多いのですが、そんな気質は対お客様にも発揮されています。開発においては、ただお客様から言われたものだけを作るのではなく、プラスアルファの価値を提供することを意識しているので、「かゆいところに手が届くような提案をしてくれるよね」との評価をいただいています。

求めるのは「どんなことも楽しみに変えられる人」

――杉本さんが考えるエンジニア組織の理想的な姿、目指すあり方をお聞かせください。

技術は変化が激しく、日々進歩しているので、自分自身が楽しんでいないと長続きしません。楽しみながら技術を学び、アウトプットし続けること、楽しさがお客様や世の中に伝播して、かつそれが評価される状態を会社全体で創ることが理想です。

私たち自身が楽しんで仕事をするための社内向けの施策はこれまでにもたくさんやってきました。これからは、今までやってきたことを続けながら、会社として着実に成長し、世の中により大きなインパクトを与えられる存在になっていくことを目指したいです。「今日なくなったら困る会社になること」「世の中から必要とされる会社になること」が目標ですね。


――会社としての成長を目指す上で、エンジニア組織として直面している課題はありますか?

ありがたいことに、現在多くの引き合いをいただいています。やりたいことはたくさんありますが、なかなかすべてに手が回らないので、もっと仲間を増やしたいです。

ただ、単に数を増やすだけでなく、いかに今のいい状態をキープしながら規模を拡大し、より効率的に価値発揮していくかが大事だと考えています。地に足をつけてそんな状態を作っていくことが課題であり、現在取り組んでいることでもあります。


――やはり採用と育成がカギになるのですね。組織の成長や目標達成に向けて、Fusicではどのような人材やスキルを求めていますか?

やはり、どんなことも楽しみに変えられる人は強いです。自分が好きなことだけでなく、求められたこと、必要なことはどんなことでも楽しみに変えて継続して取り組める人、見出した楽しみを人に伝播できるスキル、自分が好きなものを熱量高く人に伝えられるスキルは、採用時に注力して見ているポイントでもあります。

会社として、エンジニアリングや技術の価値を伝えていくことも重視しているので、プログラミング未経験でも過去に何かに情熱を注いだ結果、気づきや学びがあった人、人や世の中にインパクトを与えた経験がある人はぜひ仲間になっていただきたいです。


――チームのスキルセットや経験で足りない部分、強化したい部分はありますか?

会社として着実に成長していくためには、Fusicというチーム全体で価値発揮できるようにスキルを身に付けていくこと、学び続けていくことが欠かせません。

「プログラマーはプログラミングだけ」「デザイナーはデザインだけ」というのではなく、会社としてデザインのスキルセットが足りなければ、デザイナーではないメンバーもデザインを学ぶなど、チームとして価値を発揮できるように考えて、全体のスキルを高めていくことに注力していきたいです。



自分たちが「いい」と思ったことに意思を持って取り組む文化

――組織として大事にしている価値観や考え方はありますか?

Fusicでは、「個性」や「尖り」をキーワードに掲げ、仕事も人生の一部として楽しむことを大事にしています。「世の中の普通がこうだから」「みんながこうしているから」ではなく、純粋に自分たちが「いい」と思う物事に対し、意思を持って取り組むことを重視してきました。

なぜそれをするのかわからないまま、あるいは納得できないまま「普通がこうだから」と、思考停止することはせず、「違う」「おかしい」と思ったことには、代案を持って声を上げるのがFusicの文化です。


――杉本さんが考える、Fusicで働く魅力をお聞かせください。

「いい仕事をしよう」という意識や成長意欲の高いメンバーが多いので、私自身も全力で仕事に臨めます。一生懸命やる人の足を引っ張ろうとする人はいませんし、「そんなに頑張ってどうするの」と斜に構える人もいません。「頑張ること」「成長する」ことに対してピュアなんだと思います。

私にとっては、自分らしく振舞える、居心地の良い環境です。

情熱を持って世の中に価値を届けられるエンジニア、求む

――杉本さんから見て、Fusicのエンジニアはどんな人が多いでしょうか?

成長意欲があり、コミュニケーション好きな人が多いですね。人に教えるのが好きで、ちょっとおせっかいな人や負けず嫌いな人、仕事へのこだわりが強い人が多い印象です。

個性豊かなので、ちょっと変わった人もいますが、よくよく話すと真面目で誠実です。「誠実さ」という軸はFusicのメンバー全員が持っている共通項ではないでしょうか。特にエンジニアは技術に対して誠実な人が多く、採用の際もそういった人を選ぶようにしています。


――どんな方がFusicのエンジニアに向いていると思いますか?

身に付けたスキルの“貯金”を切り崩しながら、生活するお金のために働くような人はFusicには向いていません。反対に、主体的に学び、学んだことをアウトプットし続けて、「すごいでしょ」と言える人、「すごいね」と言われたら嬉しくなってもっと頑張れる人が合うと思います。

物事に情熱を持って取り組める人、そしてそれを人に伝えたり、感謝したり、感謝されたりすることを喜びに感じられる人なら、Fusicでいきいきと働けるのではないでしょうか。



――最後に、Fusicに興味を持っているエンジニアの方にメッセージをお願いします。

Fusicでは「自由」や「個性」を大事にしていますが、自由や個性には、プロとして世の中に価値を届ける責任が伴います。その覚悟を持って仕事に情熱を注ぎたい方、仕事を楽しみたい方は、ぜひ仲間になっていただきたいです。

仮にそうでなくても、Fusicと出会ったことが「普通はこうだから」と無意識に諦めていることに対し、新しいアクションを起こすきっかけになれば嬉しいです。Fusicに興味を持ってくれた方が、楽しんで毎日を過ごせる環境や仲間に出会って、幸せなキャリアを歩んでいけることを願っています。




以上、杉本のインタビューをご覧いただきました。

ぜひFusicに興味を持っていただいた方は、”話を聞きにいきたい”ボタンでお待ちしています!

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