こんにちは!26卒内定者の石川です。
現在、FLNでは若手のうちから経営視点を磨ける環境を求めている方を募集しています。その募集に際して、26卒内定者の石川が、FNLで学んだことを活かし将来的に地元で事業を作りたいと考えている熱田さんに、FLNの「将来的に地元に帰って何かしたい」「地域と関わりたい」と漠然と考えている方がFLNで何を得られるかというテーマのもとインタビューを行いました。「自己実現に向けて次のステップに踏み出したい」「地域と関わる仕事の解像度を上げたい」「いつか起業したい」という方必見です!
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まずは現在に至るまでの経歴について教えてください
2023年に新卒入社し、最初は直営エリアのまいぷれ営業を経験しました。その後、部署移動という形で2023年9月よりパートナー共創部へ異動し、現在は全国のパートナー企業に対する営業伴走を担当しています。
>FLNへの入社を決めた理由を教えてください!
将来的に、地域活性化の文脈で自分で事業を立ち上げたいと考えていました。ですが、具体的な事業テーマがあったわけではないので、まずは地域や事業者のリアルな課題を知ることができる企業を探していました。
その中で、FLNは地域の事業者など現場のプレイヤーに一番近いところでサポートができる「深さ」と、一つの地域だけでなく「いろんな地域」での関わり方ができる「広さ」の両方に携われることが入社の決め手になりました。
>地域と関わることを軸に就活をしていたとのことですが、地域活性化に興味を持ったきっかけはなんですか?
小学生の頃の地域での活動が、高校生になって「地域活性化」という社会的な文脈と繋がったことが原点になっています。小学生の時の経験としては公民館の館長と出会い、その活動が純粋に楽しかったことです。その館長は「なんか面白いことしようよ」って言って、地域の人を巻き込んでワクワクする企画に取り組んでいました。例えば、公民館をリニューアルする際にあえて何もない中庭を作り「じゃあみんなでここ作ってくぞ」とワークショップをして、一緒にピザ釜作ったり、バーベキューしたり。街の中で館長が起点になっていろんな活動が生まれる様子を目の当たりにしました。当時は、地域活性化をしているという意識ではなく、単純にこの活動が楽しいなと思っていましたし、館長をはじめとした関わった大人の姿が「なんかかっこいいな」と思う程度でした。
地域活性化を強く意識し始めたのは高校1年生の時期です。授業の一環で地域活性化に精力的に取り組んでいる団体の方たちの講演を聞く機会がありました。その講演でされていた「少子高齢化がいち早く進んでいる課題先進国の日本だからこそ、チャレンジし甲斐がある」という話に感化され、この時に自分のこれまで行っていた地域活動と「地域活性化」という言葉が初めて結びついたんです。この講演がきっかけで、大学は地域活性化が学べる大学に進学し、就活も地域活性化を軸に進めていったという流れです。
パートナー共創部(経営伴走)の業務内容と得られるもの
>現在の業務内容を教えてください!
パートナー企業の経営支援です。具体的には、まいぷれ事業を行う上での営業戦略、採用、人材育成などの事業課題の解決に向けた支援をしています。その中でも僕は営業支援を担当しています。パートナーが営業しやすい環境や仕組みを整備したり、お店への提案内容を一緒に考えるなど、各パートナー企業ごとに密着して支援をしています。僕たちが行っている営業支援は単にパートナー企業の収益を上げることだけではなく、パートナー企業が行う営業は結果的にまだ多くの人が知らない、地域の魅力があちこちで掘り起こされることにつながる、すごく重要な活動なんです。そして、掲載店を増やしていくことは、地域を一緒に盛り上げていく「仲間」を増やしていくことだと僕は考えているので、そのためのサポートに力を入れています。
>パートナー企業の営業スキルが伸びることは、まいぷれが目指す「その地域ならではの魅力を掘り起こす」ことに直結するんですね。様々なパートナー企業の営業のサポートを行っていく中で、印象に残っているエピソードはありますか?
パートナー企業の営業経験が少ないスタッフの方をサポートしたことです。実は当時、私自身も入社してまだ半年で、決して営業経験が豊富とは言えませんでした。そのため、サポートする立場でありながらすぐに正解を提示できた訳ではなく、一緒に悩み、壁にぶつかることもありました。それでも、その方と二人三脚で1件1件の商談に真剣に向き合い続けた結果、担当したスタッフさんが全国のまいぷれ営業月間MVPに輝くことができました。MVPを獲った瞬間のスタッフさんの笑顔は一生忘れないと思います!
>経験ゼロからMVP!貴重な経験ですね。そんな経験を通じて熱田さんがこれまで得たスキルやパートナー共創部だからこそ経験できたことって例えばどんなものがありますか?
まず得られる経験としては、圧倒的に地域のプレイヤーに会う数が多いことだと思います。地域で何かやりたいって人が、多分最初に陥るのは、何をしたらいいかっていうテーマに悩むことだと思います。地域のプレイヤーに会う機会が多いからこそ、地域のプレイヤーや自治体が何に悩んでるかとか、自治体、事業者、観光協会など各ポジションの構造など、それらの解像度を上げることはかなりできるんじゃないかなと思います。
得られるスキルについては、多様な立場の人たちとどうコミュニケーションを取り、合意形成をして物事を前に進めていくかという力です。自治体や様々なお店の経営者といった論理も意思決定の仕方も全く異なる人たちと、どのようにコミュニケーションを取り、巻き込むか みたいな事業を推進する力はすごく鍛えられる環境なんじゃないかなと思います。
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>熱田さんの目の前の仕事一つ一つが熱田さんの将来的に「事業を立ち上げる」ことにつながっていると感じました。ではそのお仕事は地域に対してどのように役に立っていると感じていますか?
地域の中で活性化の好循環を生み出せていると思っています。まず、まいぷれが広がることで、住民の方がまだ知らなかった地元の魅力あるお店に気づき、その地域のことをもっと好きになる人が増えていきます。 同時に事業として見ても、パートナー企業の収益が上がることで、地域での新たな雇用創出に繋がったり、その地域でさらに新しい事業に挑戦できたりする可能性も広がります。
長期的な道のりにはなりますが、そうしてまいぷれに関わるすべての方たちが笑顔になっていく未来を作ること。それが僕の仕事の意義だと感じています。
>まいぷれは地域の雇用創出という役割も担っているんですね!地域に幅広く貢献できて、さらにその実感を持てることは日々のモチベーションにもなりますよね!
ここからは熱田さんのビジョンについてお聞きしていこうと思います。
>では、改めて熱田さんのビジョンについて教えてください。
将来的に、事業を創れる人になりたいと考えています。具体的なテーマが定まっているわけではありませんが、チャンスが来た時にそのチャンスを掴めるように、日々行動しています。
>今は土台を築いている期間ということですね。その中で事業を創れる人になるために日頃から心がけていることはありますか?
自分事として捉える領域を広げることです。特に僕のように事業を創りたいけどテーマが定まっていない人は、自分の関心領域を広げた上で、各領域のリアル(課題や可能性)について一次情報を取得していくことが大切だと思っています。
>自分事として捉える領域を広げることが重要とのことでしたが、熱田さんが考える「自分事として捉えられている状態」とは、具体的にどのような状態でしょうか?
いろんな地域に知り合いが増えるとか、あとは具体で話せることだと思います。ネットだけで得た情報だけじゃなくて現地に足を運んで得た情報とか、和菓子屋の〇〇さんに最近こんなことで悩んでるんだよねと気軽に相談される関係になるとか。キラキラしているだけじゃない、地域の現場や地域活性化の泥臭さを実感した上で、自分の言葉でその地域のことを話せる状態かなと思っています。
>その領域(地域)が広がっていくことは熱田さんのビジョンとどのように繋がっているのでしょうか?
僕は仕事でもプライベートでも手触り感とか、そのものとの”近さ”を大事にしたいと思っています。それは地域に対しても同じことが言えて、自分ごと化できる領域(地域)が広がっていけば、将来的にいざ事業をつくるぞという時がきた時に、事業の幅だったり人脈だったり知見だったりが広がっている状態でその時を迎えることができると思っています。簡単にいうと、戦うときに武器の数や繰り出す技の数が多い状態を作っていくということです。
もう一つは「あの地域に〇〇さんっていう知り合いがいる」という状態が広がっていけば、日本全国で起こってることを、自分ごととして捉えられるなと思ってて。僕が旅行にいく時にただ観光地を巡るだけではなくなりますし、自分ごと化した地域で起こった出来事に対して何かしら反応できることは幸せなことだなと思います。
読者へのメッセージ
>最後に「将来的に地元に帰って何かしたい」「地域と関わりたい」と漠然と考えている方へ一言お願いします。
FLNには、「将来地元に帰って何かしたい」とか「地域と距離が近いところで仕事したい」という仲間がたくさんいます!今は漠然としていても、働いていく中で見つけていけるそんな環境だと思います。一緒に本気で地域活性化に向き合いたいという気持ちの方!ぜひエントリーお待ちしております!