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【 FYF History 】ベンチャー企業でありながら参入障壁の高いITインフラ事業で15期連続黒字経営継続中のFYFのこれまでの歩み

当社、FYFは、2007年12月に設立し、2023年11月で17期目を迎えます。

ITインフラの設計・構築から運用・保守までワンストップで対応できることを強みに、
14期連続黒字経営を継続中で、15期も過去最高益を達成する見込みです。

設立当初は、小さなレンタルオフィスを借り、社員0名で業務を開始いたしましたが、
現在は従業員数50名を超え、本社(千葉県柏市)以外に、大阪・福岡・宮城・北海道と、
全国に4つの支店を展開するまでにいたりました。

今回は、知名度0のベンチャー企業でありながら、参入障壁の高いITインフラ事業で、
15期連続黒字経営を継続中の当社のこれまでの歩みについて、ご紹介いたします。


創業期 ~ ITの力で社会を豊かにしていきたい ~

当社は代表の吉澤が、前職で携わっていた「電気設備工事」と「ネットワーク設計構築」という分野で、
ITインフラの工事から設計構築・運用保守まで、ワンストップで提供できる会社があれば便利なのでは、という思いから始まりました。

ITインフラは、仕事の基盤(土台)となるため、信頼性や安全性が重視されます。
ITインフラ事業は参入障壁が高く、実績が無い新規企業は仕事を得にくい事業です。
最初は取引先の信用もなく、会社のマンパワーもないため、厳しい船出となりました。

設立当初は社員もおらず、現地調査・設計・施工を、代表の吉澤が一人で行っていました。
最初の半年間は、売上ほぼ0。会社の資金が減る一方で、非常に苦しい期間が続きました。
企業して初めて、建設業の免許が無いと大きな工事案件の取引ができない、会社に信頼性がないと取引してもらえない、そもそも1人会社だと相手にしてもらえない、1人だと派遣もできないなど、さまざまな壁にぶち当たりました。

しかし、代表の吉澤は、積極的・前向きな思考で全力を尽くし、邪心なく愚直に仕事を行う性格のため、世間の厳しさにも負けずに地道に営業活動を続け、一つ一つの案件と向き合っていくことで、徐々にお仕事をいただけるようになりました。その後、ITの力で社会を便利に豊かに変えていきたいという代表の吉澤の思いに共感し、技術力のある意気込み溢れるエンジニアが次々に入社し、仲間が増えていきました。現在の【 取締役 兼 CTO/ITソリューション統括本部長 兼 関西支店長 】と【 情報システム部長 】が入社し、代表の吉澤と共に、今はまだ小さな会社を自分たちの手で大きくしたいという思いで、日々、ひた向きに仕事に取り組んでおりました。

その後、現在の【 ネットワークソリューション部長 】が入社し、さらに技術力が向上し、対応できる案件の幅が広がりました。また、2010年にプライバシーマークを取得、2013年に電気通信工事業、2014年に電気工事業の許可を取得したことで、会社の業務請負体制が強化され、大手企業との新規取引もスムーズに進むようになりました。技術力のあるエンジニアが直接プロジェクトマネジメントにあたり、最後まで粘り強く取り組む姿勢が評価され、取引先から表彰されることも度々ありました。

ITインフラは文字通り、会社が事業を行う上で、重要な“基盤”とも言える部分です。ITインフラを担う会社は、お客様から「技術力」「信頼性」「安全性」が問われます。企業が事業を行う上で重要な基盤をお任せいただくので、お客様からの信用は、一朝一夕には成しえません。

お客様に「安心」「安全」「快適」なITインフラ環境を提供するべく、日々、技術を磨き、お客様にとって最適なサービスを提供し続けることで、お客様からの信頼を寄せられ、大型プロジェクトや長期案件もご依頼いただけるようになりました。



成長期 ~ 設立から10年で4拠点を開設 ~

本社での仕事が軌道に乗り始めた2012年、大阪市に関西支店を開設しました。その後も、2015年に仙台市に東北支店、2018年に福岡市に九州支店を開設し、全国でのサービス展開が可能になりました。設計構築から運用保守まで対応できるエンジニアが各支店に居ることで、広域で同時に展開するプロジェクトの対応も可能になり、全国展開のプロジェクトの依頼も増えました。

FYFが設立した当初は、スマートフォンが誕生した時期でもあり、インターネットに接続するデバイスの種類や数をはじめ、コンテンツやデータ流量が飛躍的に増え、ITインフラの急激な発展・拡大につながっていました。当社の仕事も社会の動きを反映した仕事が急速に増えていきました。民間においては、労働人口の減少を見据え、遠隔地でも仕事ができる環境の整備、TV会議システムやコミュニケーションツールの導入、IoT・AI・ロボットによる業務の効率化など働き方の変化に対応していました。

医療業界では、電子カルテや地域医療連携など、機微な情報を安全にかつリアルタイムに共有する時代になっており、インフラ整備にも大きな予算が投じられていました。行政でマイナンバーによる行政機関の情報連携などに伴い、情報セキュリティ対策が急速に進んでいました。どの業界においても、ITインフラ環境の発展が重要視されていました。

こうした時代の変化に伴う新しい技術に対応すべく、当社では設立当初から、エンジニアのスキルアップのための検証環境の整備に力を入れてきました。代表の吉澤がエンジニア出身であり、技術力の向上こそが会社の成長につながると考え、エンジニアのスキルアップのために積極的に投資をしております。
現在、本社の社内ラボには500台近くの検証機があり、プロジェクトの要件定義や設計・構築を行う際の技術や動作の確認や、エンジニアの自己研鑽のためにも使用可能で、社員が実機操作の経験を積み、資格取得だけでは得られない、実践に役立つ技術力を身に着けることも可能となっております。



現在 ~ 新しいサービスの展開と北海道支店の開設 ~

現在は、当社の高い技術力と豊富な導入実績がお客様に信頼されて、製造・金融・運輸・医療・小売・印刷・流通・教育など多岐にわたる業種・業界のITインフラを手がけており、取引先の9割が大手企業で、安定した業績を維持しております。設立当社は、売上1億を目標としておりましたが、お取引していただいているお客様、会社を支えてくれている社員のおかげで、現在は億単位のプロジェクトをご依頼いただくまでに成長いたしました。

また、2022年には、中小規模の病院向けのオールインワンパッケージの『ESMO』、お手軽にセキュリティ対策ができるネットワーク機器運用サービスの『No Man』、障害時の駆けつけ保守サービスの『Do RAY』をローンチしました。ITインフラ事業以外にも新規事業として、農薬コンサルアプリ『FAAM』を展開しております。その他にも、株式会社大林組のスマートビルプラットフォーム『WELCSplace』に参画し、当社は統合ネットワーク部分を担当しています。

2023年10月には、さらなるサービスの向上のため、札幌市に北海道支店を開設いたしました。
今後、本社および各支店の体制を強化し、さらにお客様にご満足いただけるサービスを提供できるよう、日々精進してまいります。

当社は今後も、「安心」「安全」「快適」なITインフラ環境を最先端の技術で実現できるよう技術の研鑽に努めるとともに、自由な発想でチャレンジを続け、3つの『F(Future, Fortune, Facility)』をお客様にお届けし続けたいと思います。

沿革

2007年12月  FYFホールディングス株式会社を設立
2008年11月  特定労働者派遣事業届出
2009年 7月   本社移転
        登録電気工事業者登録
2009年11月  古物商許可交付
2010年 3月   プライバシーマーク付与認定取得
2011年10月  株式会社FYFに社名変更
2012年 1月   関西支店を開設
2013年 3月   一般建設業「電気通信工事事業」千葉県知事許可取得
2013年 4月   本社移転
2014年 4月   一般建設業「電気工事事業」千葉県知事許可取得
2015年 4月   東北支店を開設
2016年 9月   関西支店オフィス拡張
2018年 3月   本社移転(現在の柏本社へ)
2018年 8月   九州支店を開設
2021年 8月   九州支店を移転
2023年10月  北海道支店を開設

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