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DX戦略チームで活躍する2名のインタビュー

こんにちは。
G.A.コンサルタンツ株式会社(以下GA)の人事担当、安西です!
今回は、DX戦略チームとしてGAで活躍している社員2名にインタビューをしました。

Q1, 自己紹介、GAに入ったきっかけ、営業時代の話
Q2, DX戦略チームという部署ができた変遷、業務内容
Q3, これからのDX戦略チームの目標や方向性
Q4, GAのいいところ、悪いところ

というテーマでお話をしていただきました。
営業職以外でどんな部署があるのか、またどんなことをしているのか気になる!
そんな方に是非、最後までお読みいただけたら嬉しいです。

Q1, 自己紹介、経歴とGAに入ったきっかけについて教えてください

ー自己紹介と経歴を教えてください

関岡:中途入社8年目の関岡瑞穂です。
新卒から4年半ほどシステムエンジニア(SE)をした後、ベトナムへ赴任。ハノイにある理系大学で日本語教師兼渡日就労支援をしていました。渡日就労支援をしている中で、面接が中々組めなかったり、学生と会社の専門性が合わなかったり、と所属プロジェクトの受け入れ企業開拓に課題を感じていたので、転職を決意。
ベトナム側のGA社員に友人がいたので、GAのことを教えてもらい、入社しました。
入社後、西日本エリアの新規開拓営業として約3年従事。現在はDX戦略チームリーダーとして従事しています。営業当時は、受注ベースで全クオーター達成だった気がします。

人事:紹介でGAを知ってくれるのは、嬉しいですね。GAへの印象はどうでしたか?

関岡:GAといえば、ベトナムでは老舗で有名でした。ベトナムの他の友人からも「GAはパイオニアだから安心だよ」と言われていました。

中谷:新卒入社3年目の中谷安那です。大阪で新規開拓営業職に従事、1年在越エンジニア、1年在日特定技能者を担当し、現在は関岡さん同様DX戦略チームに所属し、主にマーケティング担当として従事しています。

GAに入ったきっかけは、「自分の価値観」と「好き」が重なったためです。
学生時代に東南アジアでのボランティアに携わっており、東南アジアに大きな魅力を感じていました。
ミャンマーに行った際、「自分たちには農業しか働く先がない」という声を聞いたことをきっかけに「選択肢を広げる」ということを就活の軸にしていました。

就活をする中で、GAの業務内容と、自分が思っている「企業にとっての“外国人雇用という選択肢“、外国人材にとっての“就労先の選択肢“」を自分の手で増やしていけることがマッチしていました。
また、面接を受ける中でGAは、個人的に「嘘のない会社」だと思いました。
面接官や人事担当が形式的でなく、ありのままで接してくれたことが、GAで働くイメージが想像でき、ワクワクできるだろうなと惹かれ入社を決めました。

写真:取材の様子、左上の右が中谷、左下が関岡

ー営業時代の話

関岡:私はほとんど在越・在日エンジニアの営業をしていたのですが、在越エンジニアは、入国前に半年~1年ほど現地で日本語教育をしているんです。日本語学習中に面接を受け、内定が出ても、学校が終わるまで入社できません。そのため、在日エンジニアよりも内定後の配慮が必要でした。例えば、ビザ申請の状況だけでなく、定期的に日本語学習の様子や生活の様子を企業に報告したり、候補者とも定期的に面談し、日本語学習で伸び悩んでる時にはハッパをかけたりして。「いち営業マン」として範疇が広かったですね。

また、入社が先のため(企業様に人材が入社していない中で)追加提案・追加受注もしづらく、新規受注が多かったです。
さらに、入国時期やビザ申請時期が被ったりと、長いスパンでのマルチタスクが大変でした。

人事:当時は、現地へ面接同行する機会はありましたか?

関岡:ありました。面接同行時点で自分が達成していることや、同時に2社以上連れていくこと、営業メンバー内の順番も考慮して、、といくつか条件がありましたが、私は年に1回程度企業様と一緒にベトナムへ面接同行に行っていました。
(※担当商材により、現地面接同行の有無や頻度は異なります。)
基本自分の企業様のみと同行するため、大変ではなく、むしろご褒美でしたね。

面接する際、企業様にオススメしていたことは、「実際に人材の教育係になる方や、事務系の担当者も一緒に同席してもらうこと」ですね。
ある企業様の面接に同行した際、最終の決め手は社長ではなく、事務担当の方でした。
外国人人材の受け入れにあたり、日本人採用にはない書類業務の手間が、企業様には増えます。それでも「自分が選んだ人材なので、書類頑張る」と言ってくれ、採用に繋がったことが印象的でした。

人事:中谷さんは、営業をやる中で大変だったエピソードはありますか?

中谷:私は、人材のことを「企業に想像させる」ということがとても難しかったです。
私自身、ベトナムに行った経験がないため、企業様から「ベトナムはどんな国か、どんな人か」と聞かれてもネットで書かれてあることしか言えませんでした。

そのため、上司に商談同行を依頼して企業への伝え方を学ぶなどしていました。
また、営業とは、「物を売る」ということではなく「企業課題を解決すること」だとも実感しました。

人事:特定技能者とエンジニアという、2種類のビザの人材紹介を経験した中谷さんから見て、両者の違いはなんですか?

中谷:私は主に「在日(日本に住んでいる)特定技能者」と、「在越(ベトナムに住んでいる)エンジニア」の紹介を行っていたのですが、違いとしては、「目に見えやすいかどうか」ですかね。

私は特定技能という、日本にいる「3年間の技能実習を終えた人材」を主に紹介していたので、企業が人材選考する際にも実際に候補者を連れて企業を訪れて面接したりと、企業からしても、自社で働いてもらうイメージを持ちやすかったのではないかと思います。

一方エンジニアは、GAがベトナム現地の大学と提携して大学内に日本語教室を設けています。半年から1年間かけて日本語教育した人材を企業に紹介するということは、GAの大きな強みであると同時に、その強みを営業の力で企業に感じてもらう必要があります。

人事:実際営業を経験している中谷さんだからこそ、営業マンの大変さがわかるだろうし、その点はDXに異動してからも強みになるのかなと思いました。

中谷:そうですね。そういう意味では、一つの商材だけではなくエンジニアと特定技能の2つの商材を経験できたことはとてもよかったと思います。

Q2, DX戦略チームという部署ができた変遷、業務内容

ーDX戦略チームという部署ができた変遷について教えてください。

関岡:2019年頃、もともとはGAのベトキャリサイト(弊社独自のサービス・ベトキャリという、在日エンジニアを集客するためのサイト)を改善しようというプロジェクトに、元SEのメンバーたちが招集され、私はその中の1人でした。
何名かで話し合いながら行っていましたが、私が資料を作成したり、社長に提案したりするうちに、社長から「関岡がやりな」と言われたのが始まりでした。

遡ると、2017年に全拠点の営業が1つの部署にまとまり「市場開発部」という部署ができたんですが、拠点を超えた情報管理の重要性を感じていたので、サイト改善に加えて、SFA(営業支援システム)導入を提案。合わせて、アナログの営業手法が主流だったことにも危機感を持ちMAツールの導入を提案しました。初めは、営業と兼任で進めていましたが、途中から専任でやらせてもらえるようになりました。

人事:関岡さんは、具体的にどんなところに課題を感じていましたか?

関岡:市場開発部ができたばかりの頃は、一部グループウエアを使っていましたが、十分な顧客管理ができていませんでした。そうなると、退職や異動があった際に、データが残っていない、1からまた作り直す必要がある状況だったため、異動してからすぐの営業活動の立ち上がりに時間がかかっていました。そういう話を聞いたときにすごく勿体ないと思い、他の手段がないか考えたときにGAに合いそうな営業支援ツールを見つけ、社長に提案しました。提案から3か月後には初期段階のリリースまで漕ぎつけました!

リリース後は、ツール定着を目指し、有志メンバーを集め研修を受けたり、上司には一緒にセミナーを受けてもらったりするなど会社全体で理解を深めていきました。

次第に部内でも理解が広がりDXの意識も高まり、時間と人手が足らなくなってきたんですね。そこで「プロジェクトじゃなくて、ひとつのチームにしたい」と提起し、2人メンバーを増やしてもらいました。そして、2022年8月からは社長室に異動し、全社DXを実現するため、活動しています。

写真:チームでオンライン会議の様子、メンバー全部で5人になりました♪

ーDX戦略チームはどんなことしているか

関岡:DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、第四次産業そのもの。ツールの導入を行うといった局所的なIT導入の事ではなく、デジタル技術を採用した根本的なビジネスモデルの変革を指す。と言われています。

今のDX戦略チームの使命は3つあって、デジタルマーケティング・効率化自動化・セキュリティです。イメージは、下図の第一段階、第二段階を進めている所です。

【参考:石角友愛、”いまこそ知りたいDX戦略 自社のコアを再定義し、デジタル化する”、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2021年を参考に著者作成】

人事:チーム内での業務担当はどう決めていますか?

関岡:効率化は全員、WEBマーケティングは中谷さん専任、セキュリティはもう一人のメンバーで行っています。
中谷さんをWEBマーケティング担当にしたのは、正直マーケティング担当がいなかったのでやってほしかったのはありますが、営業経験があるため営業の方向性も知っているし営業マンとコミュニケーションが取れる点からも、より任せたいと思い決めました。

私の個人的な業務としては、メンバーの進捗管理をしつつ、新機能の設計や新しいツールの導入を考えたり、DXの第三段階へ行けるようマネージャと共に試行錯誤しながらいろいろな施策に取り組んでいます。

人事:DX戦略チームの業務棲み分けを聞くと、それぞれの持ち味が活かされているように感じますね。中谷さんは、新規開拓営業から「WEBマーケティング担当」と異動辞令が出た時は、どんな気持ちでしたか。

中谷:「そんな仕事もあるのか」くらいで、すんなり同意したと思います。
そもそもマーケティングが何なのか、わからなかったので(笑)

人事:「そもそもマーケティングは何?」という所から様々な苦労があったと思いますが、業務を進めていく中でどんな工夫をしましたか?

中谷:最初は関岡さんの業務を引き継いでいたため、新しく自分で提案して進めていくわけではなかったです。引き継いだものも最初は理解するまで時間がかかりましたが、やりながら・調べながらで進め、セミナーに参加したり、本を買って読んだり、ITパスポートも取得しました。

人事:どんどん理解を深めて実務に生かそうとする姿勢が伝わりますね。現在の実務では、具体的にどんなことをやっていますか?

中谷:私は主に3つ行っています。
① WEB広告で、「特定技能」や「ベトナム」と検索したときにGAの広告が出るようにすること

② マーケティングオートメーション(通称MA)で、メールを送って顧客育成に取り組むこと

③ 今年から力を入れているのは、ホームページのSEO対策
今まで触ってこなかったホームページの改善をし、ネット上でいろんな人がGAのホームページにたどり着くようにしています。

人事:webマーケティングの専任ができたことは、GAにとっても大きな一歩になったと思います。

関岡:そういえば、ちょうど今日(取材の日)ホームページから問い合わせありましたね!

中谷:これまで問い合わせはWEB広告からがほとんどでした。そもそもWEB広告は費用をかけて広告を出しているのでリアクションがないとまずいんですけど(笑)

ホームページは今まで本格的に対策や改良をしてこなかった分、そもそも問い合わせがほとんどありませんでしたが、対策をした後に今日問い合わせがあったのは、嬉しかったです!

人事:ちなみに営業経験を経て、今の業務に活かされていることはなにかありますか?

中谷:顧客層がわかることですかね。
今、DX戦略チームの中で特定技能の「現場」を知っているのは私だけです。

特定技能の現場では、人材を紹介して終わりではなく、入社後も様々な支援が必要になります。人材の定着支援をしながら、営業は数字売り上げも求められます。新しい商材という事もあるかもしれませんが、感覚では、エンジニア営業の倍くらい書類がありトラブルがあります。

そのため、デジタルを使って業務を効率化していく必要性も感じていました。
また、実際に特定技能の現場を知っているからこそ、どんなコンテンツや発信をすれば問合せに繋がりそうかという感覚もwebマーケティングを進める上で役立っていると思います。

写真:WEB会議中の様子、中谷

Q3,これからのDX戦略チームの目標や方向性

関岡:DX戦略チームの目標として、まず以下3つを掲げています!
①部分最適で運用しているシステムを一気通貫でつなげていきたい。

②フィールドセールスとは別にインサイドセールス部隊を作って受注スピードや受注の質を上げていきたい。

③グループ内で、ある拠点で運用している良い仕組みを、別拠点に展開し、効率化を図りたい。

中谷:自分の分野に限っていうと、WEB上で「GAの知名度をもっと上げていくこと」です。
外国人紹介に関して老舗であるはずのGAですが、WEB上での知名度はまだまだです。

このネット時代にWEB上での発信力が弱いのは大きな機会損失に繋がっていると感じます。
実績や強みをカギに、「外国人採用=GA」と思ってもらえるような取り組みをしていきたいです。

Q4, GAのいいところ、悪いところ

ーGAのいいところを教えてください。

中谷:(人によりますが)異動は多い一方で、社員のキャリアを考えてくれている所です。
定期的な上司との面談の際に、将来どうしたいかなどを聞いてくれ、個人個人の未来に寄り添ってくれているかなと感じます。

関岡:私は、やりたい仕事をさせてもらっている所です!

人事:関岡さん、言い切りますね(笑)

関岡:自分の性格的に、あいまいな指示や細かい指示が多すぎると、何をしていいかわからなくなっちゃうんですよね。

勝本さんはじめマネージャーの皆さんからは、「関岡のやり方でやってみな」というスタンスで任せてもらえるので、有難いですね。

人事:自由度が高い印象ですね!

関岡:はい、反面、責任は重大ですけどね(笑)

DX戦略チームは社内でも前例のない部署ということもあり、自分がちゃんとしなきゃな、という自覚は常に持っています。

営業支援ツールや業務アプリなど、DXまわりの投資は安くありません。そこを私に任せてもらえているというのは背筋が伸びる思いです。と同時に、裁量の大きいダイナミックなポジションだなというワクワク感も感じています。

人事:不安はなかったですか?

関岡:最初から一貫して「失敗したらどうしよう」はなかったですね。業務支援ツールは今後必要不可欠だという確信もありました。
誤解を恐れずにいうと、「やるべきことをやるだけ」だと思うんです。任せてくれたからには、あとはやるのみ、という感覚ですね!責任感は強い方だと思います。

ー悪いところを教えてください。

中谷:良くも悪くも会社っぽくない所です(笑)。いい意味で自由すぎるかな。

関岡:喫煙所が情報共有の場になっていたり、決定事項が決まることもあるようですね。 (笑)

人事:組織としては、人や拠点によって情報格差が生まれてしまってはよろしくないですね。
一方で、メンバーが上司や組織に、自ら情報を取りに行く姿勢は大事だとも感じます!

人事:最後に、二人から見てGAに合う人はどんな人ですか。

中谷:いろんな環境に耐えられるタフな人、ですね。
GAはいろんなタイプの人がいますので、「このタイプ」というのはないと思っています。
ただ、みんな一貫してタフだなと思います。

関岡:「ない」ことをポジティブに捉えられる、ベンチャー気質の人!
例えば、「資料がない」「ルールがない」「指示がない」等・・・
あって当たり前と考える人は中々難しいと思います。
ない中で「じゃあ、どうしよう?」と考え行動できる人にとっては、楽しい会社だと思います。

人事:考えて行動して発信したことを、受け止めてくれる環境や上司の存在も大きいのですかね。

関岡:あとは私みたいに生意気な(笑)メンバーに対しても、得意なことを活かそうとしてくれる風土が根底にあるのも大きいかなと。他にもいろんな個性あふれるメンバーがいますが、どんな人でも「組織が見捨てない」というか。

関岡さん・中谷さんならではの視点から、お二人のこれまでや、DX戦略チームへの思い、GAへの思いを語って頂きました!ありがとうございました!


GAに少しでも興味を持っていただけた方は、是非一度遊びにいらしてください!
まずは、GAのことを知って欲しいと思っていますので、オンラインでのカジュアル面談は大歓迎です!

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