なにをやっているのか
打合せの風景――当社の会議は各メンバーの専門性を活かしつつ、参加者の意見を尊重しています。担当者にとってのちょっとした所感が、実は重要なアドバイスになることも少なくありません。
Puzzlock266 Clear『神奈川沖浪裏』――透明な樹脂に描かれた葛飾北斎の有名な絵画。手に取ると透き通るような青色がとてもきれいな作品です。
私たちゲートウェイアーチは、1985年に京都で創業し、その後、東京に本拠地を移して現在に至る玩具メーカーです。透明樹脂やバイオ樹脂を素材にしたジグソーパズルと、パズルやアートポスターを彩るフレーム(額縁)の企画・開発・販売を手がけています。
他社がボール紙やウッドチップでパズルを作る中、私たちは国内で唯一、樹脂を用いてピース同士が糊なしで脱着できる製法を確立し、その特許を日本・米国・EUの3極で取得しています。生産は外部パートナーに委託するファブレス体制をとりながら、国内主要パズルメーカーへのOEM供給、法人との企画事業、自社ブランド製品の販売という複数の軸で事業を展開しています。
そして2025年、創業者の吉田から現代表の小林へと経営のバトンが引き継がれ、私たちは第2創業期へと歩みを進めました。40年の歴史で培った技術と信頼を土台に、ここから新しい挑戦が始まります。
なぜやるのか
印刷をかける前の調整作業――パズルの印刷は通常の印刷と異なる細かな技術を要します。当社は一部の行程を外部の協力会社に委託していますが、自社でもジグソーパズルの生産が可能な体制を整えています。
犬の形のピースをしたアクリルパズル「Dogs」――伝統的な「キ型」ピースにとどまらず、Tシャツ、犬、猫、スニーカーなどユニークな形状のピースを取り入れたパズルを制作しています。
ジグソーパズルは、250年以上にわたってその形を変えてこなかったプロダクトです。デジタル化がどれだけ進んでも、手を動かし、ピースを探し、完成させる——その体験への需要はなくならず、グローバル市場の規模はむしろ年々拡大しています。
私たちは「豊かな遊びで、世の中を楽しませる。」をカンパニービジョンに掲げています。手を動かし、心を動かす「あそび」こそが、人の時間を豊かにする。慌ただしい日々の中に、心に余白のある時間を届けたい。そんな想いで、時間と心を満たす体験をつくっています。
「変わらない体験価値」と「時代とともに生まれる革新性」。この2つが同じプロダクトの中に共存できることこそ、ジグソーパズルの魅力です。私たちは素材という川上から手を入れることで、250年変わらなかったジグソーパズルの「常識」に、次の時代へのイノベーションをもたらします。
どうやっているのか
テストプレイの様子――当社が作成したパズルは全てメンバーがテストプレイします。一見完成した絵がきれいでも、ジグソーパズルとして遊んで楽しい絵ではない場合があるため、色のバランスや難易度を調整しながらテストプレイと修正作業を繰り返します。
Puzzlock266 Bio White『フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホ〈昼〉』——紙より優れた発色を持つ白いバイオ樹脂が、ゴッホの絵をより美しく蘇らせます。
ファブレスメーカーとして、私たちは企画・開発・品質管理・販売・マーケティングに機能を絞っています。特許技術という知財と、企画力というアイデアを武器に、生産の一部を外部に委ねることで、市場のニーズへ機敏に対応するアジリティの高い組織を実現しています。
現在は6名の小さな組織です。今後の事業拡大にともない、ビジネスユニット・マーケティングユニット・プロダクトユニットの3部門へと整理していく予定です。これから入社するメンバーは、各部門の立上げメンバーとして、仲間と一緒に新たなジグソーパズルの可能性を切り開く立場になります。
前例やマニュアルに捕らわれず、自分の頭で考え、時に会社メンバーと議論しながら、人々がわくわくするようなプロダクトをゼロから作ることに面白さを感じる人。そんな方には、これ以上ない環境がここにあります。