「胸の内に炎を燃やしているような人が多い会社」。ウェディングプランナー、CAを経てジオコードに入社した伊藤さんは、社内をそう表現します。上場企業でありながらベンチャーの空気が残るこの会社で、未経験の採用担当として日々奮闘中。前職で培った“顧客目線”を採用の仕事にどう活かし、どう切り替えていくか。その難しさと向き合いながら、少しずつ「人事の視点」を身につけている最中です。
後編では、ジオコードの職場環境や社内文化、伊藤さんが感じている成長実感、そして「入社した人が定着する会社にしていきたい」という今後のビジョンまで、率直に語ってもらいました。
- 密なコミュニケーションと自立を促す指導、ジオコードの職場環境
- 未経験入社で最も苦労している「CA目線を外す」ということ
- 「胸に炎」を燃やす人が集まる、ジオコードで活躍できる人物像
- 「入社した人を見届けたい」伊藤さんが描く、これからの採用担当像
「ジオコードってどんな職場?」「未経験からでも人事に挑戦できる?」そんな疑問を持つ方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
※前編では「伊藤さんの経歴」「転職活動の軸」「ジオコードを選んだ決め手」「現在の仕事内容」について詳しく紹介しています。
【前編】100社受けて選んだのは"胸に炎"がある会社|「見届けたい」から始まった採用担当のキャリア | 株式会社ジオコード
密な会話と「まずはやってみて」|ジオコードの働き方と育て方
ー 社内でのコミュニケーションはどんな感じですか?
かなり密ですね。基本はチャットワークでのやりとりですが、必要に応じて直接話す機会も多いですし、そもそも部署をまたいでランチに行く文化が根づいている会社なんです。
ランチ中に業務の話をすることはさすがにありませんが、その延長線で仲良くなって、「ちょっと相談していい?」と気軽に声をかけられる関係性が自然にできあがっていく。それが業務にも活きている実感があります。
ー 仕事の教え方には、どんな特徴がありますか?
1回目は先輩がしっかり教えてくださるのですが、2回目に同じ業務をやるタイミングでは、「今度は一人でやってみて」と任せてもらえます。自分でやってみた成果を先輩に見てもらい、フィードバックをいただく。そんな流れで仕事を覚えていきます。
ただ教えてもらうだけではなく、自分の頭で考えて業務を回せるように指導してくださる。この教え方は、私にとってすごくありがたいことだと感じています。
入社して3ヶ月経過した頃から「頼っていたフェーズからそろそろ卒業しなきゃ」という意識も芽生えてきました。「先輩がいるから確認してもらえる」ではなく、文字通り自分の業務に責任を持って一人で完結させる。 「教えるよ」とは言ってくださるんですが、少しずつ自分で判断して進められるようにならなければいけない、という思いがあります。
本質を引き出す「縦と横の会話」|プランナー時代からの武器を、採用の現場で
ー 未経験から人事に挑戦してみて、一番大変だったことは何ですか?
CA目線、つまり顧客目線を外すことですね。書類選考をしていても、経歴を見ながらつい顧客目線になってしまうんです。「この人良さそうだから、頑張ってどこかのポジションに入れ込んであげたいな」という視点で見てしまう。
でも、人事はそうじゃないんですよね。「この方が入社してくれることで、会社としてのメリットは何だろう」という、ある意味ドライな目線も必要になる。ここは今でも絶賛訓練中です。
ー CA目線を外すために、意識していることはありますか?
先輩方が対応されている候補者様を見て、「どういう人だったら会社から評価されるのか」を実際に観察して、自分の知識として積み重ねていく。今のところ、それが私なりの成長の仕方になっています。
会社で評価されている人は、その会社に合っている人。そういう人物像を積み重ねて理解していくことで、「人事目線」の輪郭が少しずつ見えてくる。今はそういった段階です。
ー ウェディングプランナーやCAでの経験が活きていると感じる瞬間はありますか?
やはり傾聴力ですね。ただ話を聞くだけの傾聴力ではなくて、その人の本質までを引き出すための傾聴力。ここは、かなり活かせていると感じています。
本質を引き出すコツは、「縦の会話と横の会話」だと思っています。木の根っこのように、深掘りをしては広げ、また深掘りをしては広げる。そうやって物事の本質に向かっていくコミュニケーションを、プランナー時代からずっと繰り返してきたので、その考え方が今の仕事にもすごく役立っています。
“胸の内に炎を燃やす”人が集まる会社|ジオコードで活躍する人の共通点
ー ジオコードってどんな会社か、一言で表すとしたらどう説明しますか?
一言で表すなら、「胸の内に炎を燃やしているような人が多い会社」ですね。
芯があって、思想がある。自分がどうしていきたいかをちゃんと持っている社員が多い印象です。逆に、自分から積極的に仕事に関わっていくよりも、決められたことを着実に進めたいという方には、少し違いを感じるかもしれません。
ー どんな人がジオコードで活躍できると思いますか?
まず、自主性が必要ですね。すべてを手取り足取り教えてもらえる環境ではないので、ある程度自分から物事を吸収していく姿勢が大切で、それが苦にならない方のほうが、活躍しやすい環境だと思います。
もちろん基礎的な研修やレクチャーはしっかり用意されていますが、受動的に待つだけではなく、「ロープレをお願いします」「ここをやってみたいです」と自発的に手を挙げることで、より仕事の幅を広げられる環境です。だからこそ、「こう成長したいから、こうやっていきたい」という意志を持っている方のほうが、任せてもらえるチャンスも増え、より大きな成長につなげやすいと感じています。
もう一つ挙げるとすれば、他人のアドバイスを素直に受け入れて、自分に取り入れられる方。ジオコードは未経験入社の方も割と多いんです。そう考えると、自分から学びにいく姿勢と、周囲の意見を素直に吸収する姿勢。この2つは大切だと思います。
数字と定着、その両方を|伊藤さんが描くこれからの採用担当像
ー 人事としてこれから挑戦したいことは何ですか?
まずは採用活動を頑張って、一人で中途採用を全部回せるぐらいになりたいですね。直近の目標としては、今年中に中途採用で独り立ちすること。目下の目標数字をしっかり達成していきたいと考えています。
そこから次々と、一番直近の課題を解決していく。今はそのイメージで動いています。
ー その先には、どんなビジョンがありますか?
ゆくゆくは、入社してくれた方々が定着できるような定着支援にも携わっていきたいというビジョンを、ずっと持っています。そもそも人事に進もうと思ったのが「入社した方の姿を見届けたい」という気持ちからだったので。入社して終わりではなく、ちゃんと人が定着する会社にしていきたいと考えています。
ー そのために、これから伸ばしていきたい力はありますか?
そもそもの基礎力の向上ですね。会社の制度だけではなくて、会社の歴史や、昔こういう人がいてこんなことがあった、といったところまで含めた深い理解が必要だと感じています。
候補者様がカジュアル面談や面接で求めてくださる情報は、求人票や資料には載っていない「実際に働いている人がどう感じているか」「どんな経験が記憶に残っているか」といったリアルな情報なのだと思っています。そうした生の情報を参考に、選考に進むかどうかを判断したいという方も多いはずです。
だからこそ、教科書通りの勉強だけではなく、一歩踏み込んだ「ジオコードとは」という理解を、まず進めていきたいと考えています。
ウェディングプランナーだった私も、今ここにいる|キャリアに悩むあなたへ
ー これからジオコードへの転職を検討する方へ、メッセージをお願いします。
まず一つ伝えたいことは「人がいい会社」であることです!そして、いろいろなバックグラウンド(未経験の方を含む)の方がいらっしゃるので、仕事だけでなく考え方という面でも、多方面で学び続けられる環境だということですね。
それから、「こういうことをやってみたい」という意見に対して、最初から「それは違うんじゃない?」と頭ごなしに否定されるようなことも、ほとんどありませんね。
会社としてメリットがあるかどうか、考えが甘いかどうかで判断されることはありますが、意見そのものを否定されるわけではない。受け入れの懐の広さは、確かにこの会社にあると感じています。
ー 最後に、キャリアチェンジを迷っている方へ一言お願いします。
私自身も、数年前まではウェディングプランナーをしていて、まさか自分が採用に携わっているなんて思ってもみませんでした。何が自分のキャリアを変えていくかは、人によって本当に様々ですし、タイミングもあると思うんです。
だからこそ、少しでも気になったら、まずは気軽にお話ししてみませんか?私自身、転職活動で100社以上に応募した経験があります。実際に動いて話を聞いてみることで、自分自身の選択肢や視野は大きく広がるはずです。その選択肢の一つとして当社に興味を持っていただけたらとても嬉しいですし、それがご自身にとって納得のいくキャリア選択につながるのであれば、それ以上に嬉しいことはありません。
堅苦しく構えず、「ちょっと話を聞いてみようかな」という軽い気持ちで構いませんので、いつでもご連絡をお待ちしています。
まとめ
ウェディングプランナー、CA、そして採用担当。3つの異なるキャリアを歩んできた伊藤さんに共通しているのは、「人の人生の節目に寄り添いたい」という思いでした。CA時代に感じた「その先を見届けたい」という思いが、人事という次のキャリアに向かうきっかけになっていることが、今回のインタビューを通じて見えてきました。
入社4ヶ月、まだ「絶賛勉強中」と語る伊藤さん。それでも、「胸に炎を燃やす人が多い」ジオコードで、自主性を持って一つずつ課題と向き合いながら、少しずつ仕事の幅を広げています。
CA目線を外す難しさ、言語化の課題、先輩のお休みを機に芽生えた責任感。そうした今まさに向き合っていることまで率直に語ってくれた姿からは、「見届ける採用」を目指すこれからの伊藤さんの姿が想像できます。
異業種からのキャリアチェンジを考えている方、未経験から新しい仕事に挑戦してみたい方にとって、伊藤さんの言葉は一つのヒントになるはずです。
「話してみたいぐらいの気持ちで、いつでも待っています」。
そう語る伊藤さんの姿勢もまた、ジオコードの受け入れの懐の広さを感じさせる言葉なのかもしれません。
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