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「初めてでも技術に困らないように」ゲットイットの技術を支えるベテランエンジニア

「やったことないものは考えたって分からないですよ!」
必要だと思うから、誰にも言われなくてもやる。
ゲットイットが社員一人ひとりの力で成長しているのが分かる、技術職の角さんのインタビューをどうぞ。

―――入社されたきっかけは?

元々メーカーで電気系のことをやっていて、その会社を定年になる時にどこか行こうかなと考えている時に、当時の同僚の矢口さんから「こんな会社あるけど、どう?」って話が回ってきて。
それでまずはネットで調べたんだけど、一番印象的だったのが、会社紹介で「タバコを吸う人は入社させません」っていうのと、「タイピングが一秒間に何文字以下の方はダメ」とか、そんな条件あるの?(笑)って思いながら。面白いなそれはと思いながら。
それでここの役員と話をして、それが第一面接みたいなもので。

―――いきなり役員面接!(笑)

そう、いきなり役員面接(笑)
でも、中古機器扱っているってどこまでやっているのかなっていうのは気になりましたね。こちらは一つの機械を専門にずっとやっていたので、幅広いというのは逆に苦手かなと思ったんですね。
コンピューターばかりやっていたので、ネットワークといわれるところは、ちょこっとかじった程度で、細かくはやらなかったんですよ。で、ゲットイットに入って、初っ端にネットワークから始まったっていうね!(笑)いやいや困ったなって(笑)

―――当時はあまりマニュアルがなかったそうですね。

当時もそれなりのマニュアルはあったんですよ。でもそれは、ある程度できる人が見て分かるマニュアル。だから、その時は見よう見まねでやって、自分なりにマニュアルを作りました。あまりよく知らないなという人に分かるものを作りたかったんですね。
時々うちは物が大量にバーッと出るときがあるんですよ。今後そういう時に、例えば一ヶ月間アルバイトを雇ってもいいから、このマニュアルをポンっと渡して「この通りやって」って言えば、10人中10人が同じことができるというようなものを作っておきたいと思って。

―――角さんのおかげで後の人たちが楽になったんですね!

私の考えとしては、技術はマニュアル化してあげるべきだなって思っているんです。技術の部分を考えろっていったって、やったことないものは考えたって分からないですよ。
知らない機械を触る人に「こうやるとこうできるんですよ」っていうのを見せたら、自分でやった時に「あぁたしかにこんな風になるんだ」って理屈が分かると思うんです。それが『技術』なんです。その技術を使って、さぁどうしていくっていうのは『技能』なんですよ。技能は応用なんです。
技術は教えたから、応用は自分でやりなさい、と。それは引き継ぐ必要はないし、引き継げないですよね、どうやったって。だからそのマニュアルはないです、と。最低限の技術だけ覚えると、あとはみんなちゃんと応用していくんですよ。
うちは扱っている機種が多すぎるので、正直まだマニュアルは足りてないと思っています。

―――技術職の仕事内容について教えてください。

検査や手を動かす作業も当然あるんですけど、他にも、営業が「構成をこういう風にしたい」と出してきたものに対して、「これとこれの編成おかしいんじゃない?」とか「ここを変えなきゃ無理だよ?」「これ危ないよ、無理な事やろうとしているよ?」とかチェックすることもありますね。
最近は、セールスエンジニアが入ってくれるようになってきたので、仕事をとってくるときにおかしいっていうのを全部先に気付いてくれるので、今後は技術ではやらなくていいかもしれないですけどね。これからは!今はまだ途上国なんで(笑)←※エンジニア職、大募集です!!

―――技術の人で、それぞれ仕事の違いってあるんですか?

まぁ、それぞれ機械の得意不得意っていうのが。あ、不得意っていうのはあまりないんだけど。

―――「不得意はない!」かっこいい!!!(笑)

いや、目一杯得意!っていうのがあるの。この機種はほぼ全部分かるっていうのが。全般にできるんだけども、この機種はやたら知っているとかね。この機種はちょっと(知識が)薄いなとかね。やれるっていえばやれるけど、細かいことがあったら困るなとか。そういうのがそれぞれ皆違うところがあるので。
このメーカーのものだったら、この人に聞けばだいたい分かるとか。この関連の機械だったら、だいたい想像がつくとかね。自分でいじってないけど、たぶんこうじゃない?っていう。「〇〇という会社はこういう考え方をするから、普通はこうじゃなきゃいけないはずだ!」とかね。

―――会社の考え方とかが機械に出るんですね!!

こんなわけの分からないようなこと普通やるわけがないから、絶対違うところから(パーツを)持ってきたんだっていうのとかね。いや本当、結構自信ありますよ!ちゃんと理屈があるんですよ。

―――すごい!職人ですよね!!

部分的な職人ですね(笑)

―――最後に、ゲットイットに入ってよかったと思いますか?

良かったと思いますよ。色々なものを見せてもらえるしね。色々な機械とかいじれるし。自分の持っている力がそのまま出せて、会社に貢献できて。自分の知識と経験を必要とされていると感じられるのは嬉しいですね。
確かに知らない知識は…今の歳になってやるとは思わなかったですけどね!今までの知識でなんとかなると思っていたのにな(笑)

技術者ってやはりカッコいい。。。
ベテランにしてまだまだ進化していることに驚きです。
機械への愛を感じるインタビューでした!
角さん、ありがとうございます!
(採用担当:加藤)

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