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残りの20年をどう生きたいか。大手メーカー管理職が選んだゲットイットという道(前半) – 社員インタビュ ー

大手メーカーの保守会社で20年近く勤め、役職とそれなりの収入を手にしていたという比企さん。
好きな機械に触れ、チームも任され、使命感も感じられる仕事。今後、立場も収入もさらに上がることが予想されていたにも関わらず、なぜ彼は新たな道を選んだのか。「この先、どう生きたいか」を真剣に考える方にお読みいただきたいインタビュー(前半)です。

―――一般的にサラリーマンとしては順調そのものですよね。何か物足りなさがあったのでしょうか?

簡単に言えばペイ。保守って24時間365日対応なので勤務時間が長いんですよ。
ただ、元々ハードウェアをいじるのが好きで、それが直接できるというところで面白いというのはありましたし、あとはやっぱり大手なので、社会インフラに関わるものを扱えるというところがやっぱり、やりがいというか使命感を感じられましたね。
管理職でチームを任されて、采配をしながらお客さんの要望にきちんと応えていけるっていうあたりが、仕事で言えば一番良かったですね。それなりに評価もしていただいていたので、役職も上がるだろうし、きっとお金も入ってくるだろうなっていうのはあったんですけど、ちょうど20年ぐらいやった時に、「65(歳)まであと半分、これでやるのってどうなのかな」ってちょっと考えて。

―――そう思われたきっかけは?

一つは、健康面。やっぱりきついだろうな、これからって。もう一つは、管理職に上がった時点でフィールドを離れたんですよ。仕事の内容がすごい幅広くて、今までフィールドにいたときには知らないようなことも知れたのは面白かったんですけど、結局、管理職と言いながら、社長とか役員の言うことに従ってやるだけのような感じだったので、このまま(役職が)上がっていっても、面白いことができそうにないなって。

―――転職してもやはり保守の仕事がよかったんですか?

仕事を探す中で一応保守はベースにありましたね。ただ、営業職の募集でここに来たんですよ、最初。技術を知っているっていうところで何か役に立てる部分があればと思って受けたんですけど、どうも面接をしている中でそういうのが好きだっていうのがバレちゃって。二次面接から技術職の方に振りを変えて。しょうがねぇなぁと思いながら(笑)

―――ゲットイットを選んだポイントは?

いわゆるマルチベンダー。メーカーにいた時は、例えば保守先で他社の機械が壊れていても僕らが手を出すことは一切できなかったんですけど、ここだと全ての機械を対象にできるので、お客様の要望に100%応えられる。
あとは、保守をやっている会社のわりにはなんか楽そうだなって(笑)保守業務をやっていたら、絶対に平日だけとか昼間だけ勤務ってあり得ないんですけど、仕事以外でさらに部活とかなんか色々やる余裕があるんだなっていうのが発信から分かって。
保守の業界にいた以上、どうやってそれが保てているのかがよく分からなかったから、そこにまず興味があって。余裕のある中で色々機械をいじれるんだったら、ぜひ入りたいなっていう風に思って、ですね。

―――他社の機器に手を出せないところにもどかしさを感じていたんですか?

もどかしさもありましたし、他社の機械に興味があったんですね。前にいたメーカーってやっぱり日本の企業なので、ある意味真面目なんですよ。悪いものは悪いっていうのがちゃんとお客さんに分かるように通知しちゃう。それをやっちゃうと、保守の人間が大変なんですよね。業務に影響がないものでも、エラーが出てたら呼ばれて直しに行かなきゃいけないから。ところが海外のメーカーって、そういうの(支障のないエラー)を裏で黙ってて、何か点検があるとこっそり替えに来るとか(笑)うまい具合にやるなぁって。どういう風にやってるんだろうって興味もあったんですよね。
そういった両方ですよね。他社の機械の興味と、こっちではいじってあげられないっていうもどかしさと。

―――今の仕事で、これまでの経験が活きたと思うところはありますか?

役に立てるって意味では、ゆりかごから墓場までじゃないけど、保守全般の流れを一応見てきたので、物を売ったり機械だけを単純に直したりというところに何か付加価値を付けるような部分。今まで営業のみなさんがお客さんから聞いてきていなかったこととか、(どういうポイントが重要か等)そういう考え方、視点の部分を伝えられて、リスク管理に繋げられたっていうのはあるかなって思います。システムの運用周りについてちょっと経験があったので、そういうところを価値としてみなさんにお伝えできることができたらいいかなって思います。

―――それなりに長く勤めていてそれなりの立場にもいると、そこから出るという決断はなかなかしにくいのではないでしょうか?

うちの会社は売り上げもすごい増えて人も増えていますけど、ベンチャーはベンチャーだと思うので、例えば家族がいたりすると、こういうところじゃ(不安で)来れないって人もいると思うんですよね。
でも、今ゲットイットでやっていて思うのは、たしかに前よりもらえるお金は減るかもしれない。けど、生活リズムの面では、ここまで…なんだろう、自分で考えてコントロールして仕事ができるので、逆に(家族の時間を作りたいと思う人は)来た方がいいんじゃないかなっていうのは思います。

あとは、時間だけじゃなくて、何かやりたいことを前向きにやりたい人とか、組織のしがらみとかで、やりたいことがあるのにやきもきしてうまくできないっていう人にはやっぱりいいのかなって。そういう意味でやっぱりうちはベンチャーなので、やりたいことがやりやすいですね。逆に言うと、(自分から積極的にやろうとせずに)黙っていたら、時間を持て余したりすることがもしかしたらあるのかなとも思います。

(後半につづく)

入口が営業だったことをすっかり忘れていました。笑
今では技術者のイメージが強いですが、お客様と直接接点を持つ機会も多い職種のため
“営業志望、でも機械好き”という両方を活かせてるかもしれません。
(採用担当:加藤)

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