1
/
5

第十一回 ECサイトでAI を活用したパーソナライズされた検索エンジンについて

第10回では、「JETRO ピッチナイト」でのスピーチ内容についてお話しましたね。

内容は、EC事業者向けにパーソナライズされた商品レコメンデーションシステムについてでした。

皆さんもよくご利用されるのではないでしょうか。

第二章では、Gigalogyがもっとも得意とするレコメンダーについて、ソリューション説明をしていきます。


皆さんは、ネットショッピングをする時、どのように買い物をしていますか?

テキストや画像で検索してお目当ての商品を探すのではないのでしょうか。

このような仕組みは多くの売り手が導入しており、ショッピングする側も検索方法をマスターしている方が多いと思います。


前回のスピーチ内容にも記載しましたが、3人に2人のユーザーが、実際には欲しくもない商品をレコメンドされ、またビジネスサイドに目を向けると、87%の企業が自社のパーソナライゼーション能力に必ずしも自信を持っていないことが分かっています。

理由は3つあります。

1つ目、ユーザージャーニーに注意が払われていないことです。

2つ目、リアルタイムアクションの欠如、あるいはパーソナライズの遅れとも言えます。

3つ目、この種のパーソナライゼーションソリューションの構築や管理は、特に中小企業にとっては非常に高価で時間がかかるということです。


僕たちの、商品レコメンデーション(お薦めする)システムは前述の問題を解決し、適切な商品を適切な人に適切なタイミングでお薦めすることができます。


僕たちのソリューションの大きな特徴は、ユーザーが最初にサイトに入った時からの行動、好み、嗜好、そしてユーザーに似ている(行動、好み、嗜好が)他のユーザーの情報も考慮して、最適な検索結果を返してくれるということ。

上記の例1と2では好み・嗜好について、別のソリューション(類似した人の行動に基づくレコメンデーションエンジン)を組み合わせることで、さらに蓄積したデータから個々のユーザーの趣味・嗜好・行動を加えたお薦めが可能です

それぞれの商品の探し方、商品のページを見ている時間、価格・サイズ・詳細の確認、商品をカートに入れた後すぐにお会計をするのか、それとももう一度探して商品を比べるのか、お気に入り登録をしてセールになるのを待つ人、多くのパターンが存在するなか、この何十億通りのパターンに沿って、一人一人に対し適切なタイミングで適切な商品・求められている商品、つまりユーザーに最も関連性の高い商品をリアルタイムで見つけてくれます。


➀キーワード検索

➁カテゴリーからの検索

③自然言語処理検索(GPTが連携されている)

④画像検索

これらの全ての検索には、上記に記載した全ての結果がパーソナライズされます。

これがギガロジの技術です。


他の業界での利用も可能です。例えば、HR(求人)や金融・銀行、エンタープライズサーチなどです。

*エンタープライズサーチ(Enterprise Search、エンタープライズ検索、企業内検索)は、内外のウェブサイトも含め、企業内、社内、部署内の書類、人事、経営情報等を統合し、検索できるようにするためのシステム、またはそのコンセプトのことである。エンタープライズサーチエンジン、企業向け検索エンジンと呼ばれることもある。


この"パーソナライズされた検索エンジン"が、こんなことにも使えるんじゃない?という皆さんのアイディアをいただけるのを心より楽しみにしています。

第12回では、”パーソナライズ検索にどんな機能があるか" についてお話しますね!


Gigalogyでは一緒に働く仲間を募集しています
4 いいね!
4 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング