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「GIGの ”歩くGithub” を目指して」。クリエイター同士が「与える精神」を持ち合うことで、価値あるものを作る -フロントエンドエンジニア・石黒雄介

こんにちは、ライターのエミリーです。16回目をむかえるGIG社員インタビューでは、今年4月に入社したフロントエンドエンジニアの石黒雄介さんをお迎えしました。これまでのキャリアとGIGでの仕事、そしてこれからの目標についてお話をお伺いしました。


石黒 雄介(いしぐろ ゆうすけ):フロントエンドエンジニア。コンピューター専門学校を卒業後、名古屋のWeb制作会社で大手企業サイトのマークアップ、UI設計、保守運用を4年間おこなう。今年4月より、フロントエンドエンジニアとしてGIGに参画。

「既存の波に乗るより、新しく作るほうが面白い」から、チャレンジ環境が整っているGIGへ転職

– Web業界で働こうと思ったのはなぜですか?

中学生くらいの時から、Web業界を目指すことを決めていました。理由は、当時運営していたブログのデザインを変えた経験があったからなんです。デザインを変えたいと思ったとき、HTMLとCSSとJavaScriptという言語を学べば、自分で自由にデザインを変えられると知りました。文字ばかりの地味なデザインから徐々に変えていくと、それに伴ってPV数も伸びてきたんです。Webの可能性を感じ、これらのプログラミング言語を勉強してWeb業界に進もうと決めました。中学校を卒業後は情報系の高校に進学し、そのままコンピューターの専門学校に進み、Webサイト制作会社に就職しました。

学生時代は、とてもアクティブな学生でしたね。授業で与えられた課題以外にも、自分でWebサイトを作ってみたり、ブログを作ってみたりしていました。とにかく当時から、自分で新しいものを作ることが大好きだったんです。


– 前職ではどんな仕事をされていましたか?

エンジニアとして、名古屋のWeb制作会社でマークアップとUI設計、保守運用をおこなっていました。ユーザーがどうやったら楽しんでくれるかを考えながら、キャンペーンサイトのアニメーションの実装を中心に携わっていて。当時は大手企業の案件を多く扱っていましたね。納期は大体一週間くらいで、いつも忙しいなかで仕事をしていたので、メンタルは強くなりました(笑)


– 転職を決めた理由を教えてください。

100人規模の会社だったので、制作フローがある程度決まっていたんです。だから、仕事をしていて刺激がなくなってしまって。有名な会社の大きな案件を任せてもらえるので、それも楽しかったのですが、作る楽しさが薄れてきてしまったんです。それは、「なぜだろう?」と考えたときに、ゼロからイチを作るのがすごく好きだからなのかなあと気づいて。そこから、制作フローや仕事環境をこれから作り上げていくスタートアップの会社にすごく興味が出てきたんです。

転職先にGIGを選んだのは、文字どおり「まだ何も決まっていない」会社だったからです。大企業への憧れもありましたが、既存のフローに乗って仕事を進めるよりも、まだ何も決まっていないGIGで新しくフローを作りあげるほうが魅力的に感じました。


メンバーと切磋琢磨しながら、お互いに成長できる環境が心地よい

– 現在はどんなお仕事をされていますか?

HTML、CSS、JavaScriptを使って、受託案件のWebサイト制作をおこなっています。空いている時間で自社サービス「Workship」のシステム開発を担当していて、Vue.jsやReact.jsを書いています。だいぶやりたい事が増えてきたので、徐々に内部のサーバーサイドにも寄っていきたいですね。
現状、僕以外にマークアップできる人が社内に少ないので、一緒に協力できる仲間が増えたらいいなあと思っています。


– 石黒さんは社内で最もステップアップした人に送られる「ステップアップ賞」を6月末に受賞されていましたよね。ステップアップしているな、という実感はありますか?

ステップアップというより、メンバーから頼られていると感じることが多くなりました。GIGにはサーバーについて詳しく知っている人が多い反面、JavaScriptに詳しい人が実は少ないんです。特別なことを知っているわけではないんですが、聞いてもらったことにはきちんと答えるようにしています。それが賞として目に見える形になったのは嬉しいですね。


– どうやって技術的なトレンドをキャッチアップして、自分のスキルアップにつなげていますか?

おもに、Twitterで情報収集しています。Twitterってとても優秀な情報収集ツールなんですよ。例えば僕が凄腕のエンジニアをフォローしていれば、その人が新しい技術を勝手にキュレーションしてリアルタイムでツイートしてくれるんです。それを拾うことで簡単に最新の技術トレンド情報が入ってきます。自分自身も受け取るだけではなく、きちんと情報発信しているので、もうすぐフォロワーは600人を超えます。今年中に1000人くらいにしたいと思っています。(石黒さんのTwitterアカウント:@kokushing


– 社内で切磋琢磨しているメンバーはいますか?

僕は1993年生まれなのですが、同じ年齢の社員はみんな、切磋琢磨しあえるライバルであり、仲間だと思っています。なかでもエンジニアの秋津くんは、とくにライバル視していますね。彼は技術に貪欲な人なんです。仕事をしつつ、夜中に3時間くらい新しい言語の勉強をしていて。社内のタスク管理ツールを作っているらしいんですよ。彼は、着実に力を蓄えていると思っているので、このままだといずれ負けるんじゃないかって思ってます。でも、切磋琢磨しながら、わからないことがあったらお互いに質問して、教え合っているんです。お互いを潰すような競争をするよりも、お互いに成長していいものを作れるようになりたいと思っていますね。

社内で同じく1993年生まれの、ディレクターの三浦彩さんや編集者の前川有香さんなど職種の違う人とは、何かを一緒に作り上げられたらいいと思っています。その人が持っているものから学びつつ、自分の強みを持ち寄って、一緒に新しいものを生み出していきたいです。


「与える精神」を大事にしながら、クリエイターがフロントに立っていけるような仕事の仕方を、社内に浸透させたい

– 個人で得たものを社内に持ち帰る「与える精神」は、どこから湧き出てているんですか?

根本的に、一緒にいいものを作り上げていきたい気持ちがすごく強いので、僕は自分のノウハウを公開することに対してためらいはありません。

「ものづくり」をする人が基本好きなんです。何かを作りたい、何かをやりたいと思ってる人を支援したい気持ちがすごくあります。社内にはそういった人達がたくさんいるんですよね。例えば最近入社したエンジニアの石倉彰悟さんは自分でWebサービスを作っていますし、編集者の内田一良さんは業務外でも自身のメディアを運営していています。

僕がこういうオープンな意識になったのも、GitHubというサービスができてからなんです。GitHubはソースコードを公開するサービスで、ソースコードをあえてオープンにすることで、みんなから意見を取り入れるという文化を作ったと思っています。このオープンな意識がすごいなと思って、単純に好きなんです。そのGitHub的な価値観を体現しようと思って積極的に情報提供しています。情報を収集して吐き出すみたいな、歩くGItHubになれたら、嬉しいですね。


今後、GIGで実現したいことはありますか?

具体的に実現したいことは3つあります。一つ目は、海外で認めれられるようなサイトを作って、デザイン賞を取ること。海外のデザインアワードでは、大きなクライアントかどうかは関係なく、作ったもの自体が評価されます。海外で認められるようなかっこいいサイトを作りたいですね。二つ目は、「Workship」が大きなサービスになるように、システム作りに協力したいです。最後は、社内ツールを整えたいと思っています。具体的には、現在社内向けのブログ構築サービスを作っているので、それを今後の仕事の中で使えるように開発のお手伝いをしたいと思っています。

また、今後は作る人もフロントに立っていけるような、仕事の仕方を社内に浸透させたいです。どうせなら価値のあるものを作りたいので、作ったものに対していい評価がもらえているのかそうでないのか、きちんと知りたいんです。ユーザーの声を直接聞けると、良いことがたくさんあります。ユーザーの評価が作る人のモチベーションになったり、改善点を迅速にサービスに反映できたりするので。きっとそれはお客さんにとっての価値ともなるはずです。

– ありがとうございました!


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