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【代表者インタビュー】グッドニュースが目指す未来について聞いてみた

こんにちは!グッドニュース採用担当です。本日は、「グッドニュースの始まりと今後」について弊社の代表にインタビューしてみました。「グッドニュース創業の経緯」「グッドニュースの理念」「グッドニュースのこれから」について尋ねてきましたので、今回も最後までご覧いただけると嬉しいです!

さっそくですが、杉岡さんの経歴から教えてください。

株式会社グッドニュース 代表取締役の杉岡です。よろしくお願いします。

私が就職活動をしていた頃からお話しますね。2000年3月に近畿大学で卒業を迎えるのですが、当時は戦後最大の就職氷河期といわれていて、大卒の求人倍率が集計をするようになってから初めて1.00を切るという最も学生にとって不利な状況でした。

この数値は、その後のリーマンショックやコロナ禍においても下回ることは無かったような数値です。そんな中で、私には社会人になることが「牢屋にいれられる」ような印象で…(笑) 

大学生の頃によく遊んでもらっていた先輩から「平日はひたすらガマン。休日を楽しむために働いている。」という風に聞いていたことからも「サラリーマン」のイメージは最悪でした。不景気で、倒産やリストラという言葉もしょっちゅう聞いていましたから、何のために働くかなんて考えもしませんでした。

叔父が設計士をやっていたこともあって、こんなタイミングで就職するよりも専門的な知識や技術を身につけた方が良いんじゃないかと大学を卒業後に建設分野の専門学校に進学しようとしたのですが、父親に「いつまで世間様の脛をかじるつもりや!卒業したらどんな仕事でもええから社会の役に立て!」と一蹴されまして…。


それで、就職されたんですか?笑

はい。先輩の友人に就職活動で悩んでいると相談した時から、徐々に私の社会人に対する印象が変わっていきました。その方は、ご自身の仕事を「メチャクチャ面白い」と楽しそうに話されていて、当時の私にとってはかなり衝撃的な出来事だったのを覚えています。

社会人になっても「仕事が面白い」ってどういうことなんだろうと不思議に思って、その方が働いている会社が新卒の募集をしているかどうか尋ねたのですが、即戦力の中途採用しかしていないとのことでした。ですが、中途枠でも構わないからと無理に面接をお願いして内定をいただきました。私と一緒に面接を受けていた人は30代、40代の方でしたね。


無茶苦茶ですね!そんな就職活動、聞いたことないです!

確かに私の周りにはいなかったですね。中途採用枠だったので内定と同時に「いつから来れる?」と尋ねられ、まだ大学を卒業していませんでしたがスグに仕事が始まりました。広告代理店の営業で、とにかく何でも好きな様に売ってくるように言われて。

例えば、新聞の折込チラシや電車の中吊り広告などです。お客様から広告予算をいただくと、社内の制作さんがどんなものでもデザインしてくれました。売上から印刷代などの仕入額を引いた粗利を稼げば、それが歩合として基本給以上の収入になる個人商店の集まりの様な会社でした。

今、思い出しましたが、一人で粗利が月35万円稼げるようになるまでは日給8,000円のアルバイトとしての雇用でしたね。でも親にはさすがに「アルバイト先が決まった!」とは言えないので、「就職先が決まった!」と言ってました。


実際に働いてみて、面白さは感じましたか?

感じました!社会人ってこんなに楽しいものなんだと思いましたね。「何で、もっと早く教えてくれへんかってん!」という感じで(笑) 

私は特に、お客様を集める販促広告よりも仲間を集める求人広告にハマっていきました。自分が提案した広告がきっかけで、お客様の会社に入社してくださった方が活躍してくださったら二度も三度も喜んでもらえるのが嬉しかったんです。先輩やお客様にも恵まれて、仕事の面白さを教えてもらいました。

ただ、最初は全然仕事が出来なかったんですよ。入社した当初は、上司から「お前は社内で一番仕事が遅い!」と言われていました。先輩からも「杉岡は奈良の田舎育ちやから、お前の周りだけ時間がゆっくり流れてるんちゃうか?」と馬鹿にされてましたが、営業が面白かったんで気にならなかったですね。あまり人の目を気にしないタイプでして…。売れなくても面白かった仕事が、売れる様になるともっと面白くなりました。

私は仕事を依頼するとき、担当の方がその職業を心底好きかどうかを大事にしているのですが、これは当時私のことを「アンタ、毎日仕事楽しそうやな!アンタみたいな営業マンを採用したいねん!」と予算を組んでくださったお客様が多かったことが影響していると思います。


そのような中で、なぜ独立をされたのですか?

当時の私は、新卒で入社したこの会社を日本一の広告代理店にしようと本気で考えていました。入社して4年目に営業成績で全国一位の表彰をいただきましたし、一緒に働く仲間やお客様のことも大好きでしたから。

ただ、会社が「これからは個人商店の集まりではなく、組織として販促広告に力を入れていこう」といった経営方針に変わっていきました。そんな中で、それまでの会社の文化や求人広告が好きだった私は、自分はこのまま会社に残るべきか考えるようになりました。

1ヶ月ぐらい悩んで、独立することを決めました。意思決定後に社長と話をしたのですが、「杉岡やったら応援したる!」と言ってもらいました。いや、「杉岡やったらかまへん!」だったかな?(笑)

社長から、「会社を起こしたら絶対に潰すなよ。多くの人に迷惑かけるから。」と言われ、絶対に会社を潰さないことを約束しました。


杉岡さんにとって、前職の社長はどのような方だったんですか?

私が経営会議に参加するようになったのは、退職する半年前ぐらいからだったので、ほとんど直接会話することは無かったんですよ。ただ、やっぱり新卒で入社した会社の社長は自分にとっては親に近い存在でした。就職氷河期に拾ってもらったという恩がありましたから、特にその思いは大きかったように思います。

自分の過去の粗利額を更新すると、「新値会」という社長と美味しい食事が出来る機会があって、そこで社長の人柄を知りました。社長はとにかく運がいい人だなという印象があって常に明るく、仕事も社員も大好きな方でした。温もりのある、器の大きな方でしたね。経営者としての人柄や、意思決定の判断基準についても多くを学ばせていただきました。


グッドニュースの創業当初は順風満帆だったと聞いていますが…

はい。リーマンショックまでは順調でした!(笑)

アルバイト、中途領域の求人広告営業では誰にも負けない自信があったので、株式会社を設立してからは順調に顧客を増やすことが出来ました。ただ、設立4年目にリーマンショックの影響から売上を大きく落としてしまうことになりました。

2000-2002年の不景気を経験していたので、「今回も大丈夫だろう」と高を括っていたことが仇となって対策が後手後手に回りました。事業も組織も景気の波に飲まれてしまい、経営者としての未熟さを嫌というほど思い知らされました。景気に左右されず、永続的に発展を続けることが出来るような事業と組織を作ろうと決意したのはこの頃だったと思います。


その経験から、理念やCareerMapが生まれたんですね!

そうですね。経営者としてあまりに不勉強だったことを反省して盛和塾に入会させていただき、先輩経営者から沢山のことを学びました。「一人ひとりが主人公」という社是や、「すべての人がともにイキイキとはたらく未来を創る。」という会社の存在意義は、これまでの私の経験と盛和塾での学びから生まれました。

社会を牢屋だと思っていた私が「仕事を面白い」と思える様になれた恩返しがしたいという気持ちや、誰かのためにではなく「仲間やお客様とともに」ビジョンの実現に当事者として関わることで生まれる働く歓びを表現しています。

CareerMapが生まれた経緯は前回のインタビューでお伝えした通りですが、この理念が無ければ間違いなくCareerMapも誕生しなかったですね。


理念の背景にある思いに関してすごく理解できました。インタビューで、皆さんが理念を大切にされている印象を受けたのですが、何か理由はありますか。

Purpose(存在意義)が出来てから10年間、実直にみんなで理念経営を実践してきたことが理由だと思います。まず、理念に対する共感度の高さはもちろん、理念の実現に対してお手伝いやサポートといった姿勢ではなく当事者として取り組むという意志と実行力の高さを重要な基準として採用活動を進めてきました。

また、マネジメントのルールや人事考課の制度、マーケティングプロセスに至るまで、すべての社員が日々の仕事を理念の実践だと胸を張って言える様にアップデートを続けています。

グッドニュースという会社は、「すべての人がともにイキイキとはたらく未来を創る。」という理念を実現するためのプロジェクトです。当社にご応募いただく方には同じ場所で同じ目標を持って、仕事に自分の大切な時間を使う訳ですから、グッドニュースで仲間やお客様とともに働き、成長し続ける理由を自分の言葉で語っていただきたいと思っています。


グッドニュースで働きたいという方の志望度は、他社へのそれと比べてかなり尖った印象でしたが、Purposeの濃さみたいなものが理由にありそうですね。

そうですね。面接でも考え方や価値観について対話する時間が多いですね。でもやっぱり、一緒に仕事をしてみて初めて気づくこともあると思います。中途入社の方がよく入社後に戸惑われることのベスト3をご紹介しておきます。詳しくは、面接の時に尋ねてみてください。

1. 良心を判断基準に行動しようというDNA
2. 誰でも、提案で変更可能な会社のルール
3. 決して上司の顔色を伺って仕事をしない


それでは最後に、これからの展望について教えてください。

すべての専門学校卒業生が、社会人になって自分の進路を振り返った時に心から、「高校を卒業するときに専門学校に進学して良かった。」と自らの決断を誇れる環境を、CareerMapをご活用いただく教職員の皆様とともに創り上げていきます。

まだまだ、当社の事業規模などを理由にCareerMapの導入を躊躇される学校が少なくありません。日本の職業教育を担っておられる専門学校の先生方に安心してサービスを末永くご利用いただくために、私たちは2025年の株式上場を目指しています。

具体的なビジョンは、専門学校と専門職大学を合わせて500校の公式導入と1500社からの協賛を実現し、10万人を超える学生の職業学習と就職活動に貢献するプロダクトに成長させることです。

私たちがパブリックな会社となった後には、これまで以上に専門学校や専門職大学と力を合わせて職業教育の振興に繋がる様々な新しい事業をスピーディに展開していきたいと考えています。例えば、企業から届けられる将来社会のニーズを専門学校の先生方と一緒に先取りすることができるような事業をつくることで、日本の職業教育の魅力をより多くの方に伝えながら、社会に対して提供できる価値を広げていくことが可能です。

「将来、この業界でこんな風に働きたい!」そんな子供の声が溢れる教室に。「就社」ではなく「就職」が当たり前になる世の中に。私たちは、この「キャリアマップ」を活用して、成長に意欲的な企業と専門学校との価値ある情報交流を促し、HR業界の変革を成し遂げたいと考えています。


本日もありがとうございました!引き続き、採用担当として理念、ビジョンの実現に対して熱い想いを持った仲間を集めていきます。
株式会社グッドニュースでは一緒に働く仲間を募集しています
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