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社員旅行で、感性を刺激する美しい金沢へ。

社員そろって、美しい町並みの金沢を満喫するとともに、
広告企画制作会社が運営するギャラリー&ブックストアを訪問。

2018年3月、ハイライツのメンバーは、社員旅行として日本の美意識が息づいている金沢を訪れました。にし茶屋街や近江町市場などを散策したり、食事やお茶をゆったり楽しみました。そして魯山人ゆかりの宿として知られ、創業八百余年の由緒ある加賀の温泉宿「あらや滔々庵」に宿泊。湯量が豊富な温泉につかりおいしい蟹料理に舌鼓を打ちながら、社員同士のコミュニケーションを深めました。



さらに、学ぶ機会もつくりました。株式会社Hotchkiss(ホッチキス)の金沢支社を見学させていただき、広告企画制作会社としての多様な取組みを学びました。Hotchkissの本社は東京・南青山にあり、多くの大手企業のブランディングや広告などを手がけられています。金沢支社ではオフィスにギャラリー&ブックストア「Books under Hotchkiss」を併設。そこで3カ月ごとに特定のアーティストを取り上げ、作品を展示販売をするとともに、アーティスト本人が選書した本を販売するという面白い試みをされています。



金沢滞在の2日目、金沢21世紀美術館の近くにある「Books under Hotchkiss」に社員そろって訪問しました。ご対応いただいたのはアートディレクターの久松陽一さん。ギャラリーやブックストアをご案内いただいた後、お話を伺いました。

―Hotchkiss金沢支社の開設のきっかけを教えていただけますか?

「Books under Hotchkissがオープンしたのは2015年。きっかけは、Hotchkiss代表の水口が金沢出身だということですね。故郷・金沢をあらためて大人目線で見たとき、日本の奥深い伝統がありながらも現代的な魅力にあふれた街だと気付き、今後、クリエイティブな街として発展する可能性を感じたそうです」



―そして久松さんが中心になって、Books under Hotchkissを運営されてきたのですね?


「そうです。東京から金沢に移住して、立ち上げと運営を行ってきました。私はもともと金沢に何の縁もなくて、長崎出身なもので(笑)。ゼロから動き出して、Books under Hotchkissという場をつくり、地元で活躍するアーティストや、東京で注目されているクリエイターなどを紹介してきました」



―Hotchkiss金沢支社ができたことで、どんな成果がでていますか?

「それまで東京の本社では受注一辺倒でしたが、金沢支社ではまず自ら発信する拠点をつくりました。“広告づくり”から“場づくり”に重心を変えるという、新しいチャレンジを行ったんです。その結果、地元のいろんな方々とつながりができて、その流れで仕事をご依頼いただけるようになりました。いまでは事業開発のご相談もいただけるようになって。アートディレクターとして、より深い部分からブランディングに関われるようになってやりがいを感じています」




東京のクリエイティブの会社が地方に進出すること、そのためにまずギャラリー&ブックストアという発信の拠点をつくり地元の人々とのつながりを生み出したこと、そして地元の企業と密接につながりより深い部分からブランディングの仕事を行っていることなど、社員一同たくさんのことを学ぶとともに、久松さんのアクティブな行動力に感銘を受けました。



ハイライツは中長期的なヴィジョンとして、「クリエイターが交流し、成長する拠点になる。独創的なデザイン会社であり続ける」を掲げています。今後の構想として、オフィスにコミュニケーションの拠点を併設することや、福岡に支社をつくることなどを検討しているだけに、今回の訪問は大変参考になりました。
なお、自主性を大切にするハイライツでは、社員旅行の行き先やプランは、各社員が提案した候補の中からみんなで決めました。今回、観光やリラックスのためだけではなく、デザインの仕事に役立つ機会を設けたのも社員のアイデアでした。今後もコミュニケーションを深めるために、社員自らがつくる社員旅行を恒例の行事にしていこうと考えています。


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