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ジラフが優秀な人材の獲得に成功し続けている秘密を公開

ジラフはスタートアップ企業ですから、順調に業績を伸ばしているとしても、人材採用に膨大なお金をかけられるほどの潤沢な資金があるわけではありません。一方でジラフの経営スタッフは、外部の方から「優秀な人が多いですね」とよく言われるとのこと。
そこで今回は、ジラフCFOの中井基樹、そしてジラフに出資する投資家であり経営にも携わる佐々木俊介に、ジラフの採用活動について語っていただきました。
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対談者プロフィール

佐々木俊介
2007年、株式会社ポケラボを創業。2012年、グリー株式会社へ138億円で売却。
2017年3月に株式会社ジラフにシリーズAのリード投資家として投資。さらに執行役員としてジラフに常駐勤務の形で参画。

中井基樹
2014年、JPモルガン証券株式会社 投資銀行本部に新卒として入社。
その後起業し、家具・インテリアのオンラインカタログによる送客事業を行う。
2016年、株式会社ディー・エヌ・エーに入社。
2017年6月より株式会社ジラフにCFOとして参画。
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中井  外部の方から「ジラフは優秀な人材の獲得に成功していますよね」と言われることが多々あります。確かに、ネームバリューの大きな会社から転職してきた方も多いのですが、だからといってその全員が優秀とは限りません。それでも手前味噌ながら確かにジラフのメンバーは、しっかり仕事のできる優秀な人材が多いと思います。その理由は佐々木さんはどこにあると思いますか?

佐々木  採用についてのCEOのコミットが、他の会社よりもはるかに高いと思います。
スタートアップの場合、CEOがえてして実務作業にばかり時間を使ってしまうことが多い。また採用についても、最初はメンバークラスから始めてしまいがちです。ところがジラフは、先に部長クラスから意識して採用しています。普通はメンバークラスを採用して、その中からいい人を引き上げていきますが、そうした意識の違いが要因の1つではないでしょうか。

これは、CEOの麻生(輝明)の視座がもともと高い位置にあるからだと思います。会社としてどんどん成長していきたいという意思と、それに応じて組織もスケールさせていくための採用活動ですね。会社が大きくなった時に耐えうる人材を、部長クラスからどうやって採用していくかを考えている。そのための活動をちゃんと工数を割いているところが大きいと思います。

中井  そうですね。 個人的に、「優秀な人」には、3つの条件があると思っています。地頭が良い、素直である、そして泥臭いことも躊躇なくできる人です。特にスタートアップであるほど、後ろのほうがより重要視される。ジラフの場合、各業界トップ企業から転職してきた方も多いですが、言い換えると、そこに安住することを良しとせずに来ているということです。だからこそ、泥くさいこともできるマインドを持つ人が集まっているし、そういう人を集めているからこそ、後から来る方もスムーズに入ってくることができます。仕事をこなすうえでの能力を前提としつつ、性格やマインドもふまえて採用できているところが、離職率が高くない理由でもあるし、組織としても強くなる要因だと思います。ジラフは、フェーズに対して社員数は多いほう(編集注記:12月5日時点で従業員数55名※常駐の業務委託含む)だと思いますが、そういった採用方針が根幹にあるからこそ会社がうまく回っているのではないかと思います。

佐々木  重要なポジションの採用に妥協がないことも良い人材を引き付ける要因になっていると思います。半年かけて口説いた方、あるいは2年越しで声をかけ続けた方が実際に入っています。

中井  ジラフは採用部門をCEOが直接管掌しているので、一度この人を採りたい!と決めた人がいたら、とことんまで追いかけられるというのもありますよね(笑)。

佐々木  CEOの麻生は、実際に会いすぎかと思うぐらいに、人と会っていますよ(笑)。でも採用活動は的確にタイミングを捉えないといけませんから、そうやって常に発信し続けることは大事なことです。

中井  世の中にスタートアップ企業が数多くある中で、社長自ら採用に対してここまで本気で、時間も労力も注ぎ込んでいるところが果たしてどのくらいあるのか。それが「優秀な人材」が多い大きな要因と言えるのかもしれません。

佐々木  特に、経営人材から先にそろえていくという例はあまりないと思います。普通はエンジニアやデザイナー優先になってしまうものですから。

柔軟に勤務形態、雇用形態を考えられる会社

佐々木  ジラフは在宅や業務委託、あるいは週3日からといったような勤務形態を、すごく柔軟に考えている会社でもあると思います。ほとんどの会社がある程度条件を限定して、それ以上は許さないという場合が多いと思うのですが、様々な状況に応じて柔軟に対応することができていて、その面でも優秀なリソースをしっかり確保できています。

中井  ジラフが明確に成果主義を掲げているからこその考え方だと思います。現在は20代後半がmode(最頻値)なメンバー構成ですから、世間的にはゆとり世代と言われる人たちがそろっています。でもそんなゆとり世代だからこそ、仕事とプライベートをしっかり割り切って働くことができているのかもしれません。 仕事へのコミットは非常に強い一方、プライベートはプライベートで大事にするという考え方ができているメンバーが非常に多いなと思います。

佐々木と中井がジラフを選んだ理由

中井  ところで、当の佐々木さんも投資家でもありながら、ジラフでフルコミットで働いているのはなぜですか?他にも投資先がある中、フルコミットで働けるのは1社のみですが、その先としてジラフを選んだ理由や、入社して半年以上経った今だからこそ話せるようなことはありませんか?

佐々木  状況的に、タイミングがちょうど良かったという面がまずあります。私が初めてオフィスを訪れた頃は、まだ渋谷のマンションの1室がオフィスで、10人もいない規模でしたが、メンバーがとても楽しそうに働いていたことを覚えています。出資したうえで自分も経営に関わるというのは、少しでも自分が手伝うことで会社が良い方向に向かうのであれば、リターンは大きく安定していきますから、その面で手伝いたいとは思いました。でもなによりも、会社の雰囲気が良いというのはとても大事なことです。会社というのは、組織からうまくいかなくなってくることが多いものですから、その意味で、社長をはじめ当時からとても優秀なメンバーが、それこそ楽しそうに仕事をしていたのは面白いなと感じたことが大きかったかもしれないですね。中井さんの場合はどうでしたか?

中井  私の場合も、自分が求めていた仕事と会社、役割がぴったり一致したこともあり、はまるところにはまった部分はあります。まさにタイミングですよね。ただ、それだけだと他にも候補はあって、何を誰と行うのかという軸で考えた時に、日本のマクロ環境や業界の状況を見つめなおすと、派手さは無いがどう考えても今後伸びる要因しかないようなリユース業界で、純粋にしっかりと仕事を進めてきているメンバーがいて、プロダクトとしての伸びしろもまだまだ大きい。もはや可能性しか感じなかったですね。その可能性と面白さに気付いた人がどんどん入社してきているという印象ですね。

最近の採用実績

佐々木  最近も半年ぐらい口説いていたCHRO(最高人事責任者)の採用に成功しましたよね。

中井  そうですね、12月からジョインしていただきます。その他にも、これから(11月末時点)1月までに7人の入社が決定しています。また、インターン制度を経て、2018年卒の新卒生が3人入社することが決まりました。部長クラスから新卒まで、幅広いポジションで採用がうまくいっていることがジラフの根幹を支えています。

佐々木  確かにそうですね。
優秀な人、一緒に働いて気持ちいい、と思える人には今後ももっともっとジョインしていただきたいです。

中井  まだまだ募集をかけているポジションも多いですしね。一緒に働ける仲間がますます増えることが楽しみですね。本日はありがとうございました。

佐々木  ありがとうございました。


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