1
/
5

つい目の前の仕事に手をつけてしまう人間あるあるを解消しよう

こんにちは。イデアルアーキテクツの本村と申します。
今年の5月はうだるような暑さで、夏のような気温が続いていますね。
さて夏と言えば、誰しも夏休みにはこんな経験をしたのではないでしょうか?
つい簡単にできる算数ドリルなどの宿題に手を付けてしまい、長期的に時間のかかる日記といった宿題を残してしまう、ということを。
筆者自身、夏休みの宿題は得意なものから手をつけ苦手な宿題が最後まで残るタイプでしたので、身に染みる思いです。

この非合理的な行動を取るのは、往年の研究で誰しもが経験する人間あるあるとして提唱されています。
ジョージ・エインズリーテンプル大学教授が提唱した「双曲割引」として体系化しています。
「双曲割引」とは行動経済学における用語の一つで、時間経過をx軸に割引率をy軸のグラフにおいて双極的な図を描くことから由来しています。
簡潔に言い表すと「長い物事ほど待てるけど、近い物事ほど待てなくなる」ということです。
先程の夏休みの宿題に例えるなら、不得手な宿題といった報酬に時間がかかるものを放置してしまい、得意で報酬に時間のかからないものから手を付けてしまうということですね。

多くの人がこの非合理性で悩まれているかもしれませんが、それは人間あるあるのようなので貴方だけの抱える問題ではないようです。
これを解決するには、仕事の期間を明確化し、自分が達成感を味わえる度合いまで、モチベーションを維持できるような短い期間で具体的な行動設定が必要です。
宿題の場合なら、苦手な毎晩日記を書くのではなく、外出する度に楽しかったと思えることをスマホでメモをするといった、短い期間で具体的な行動設定が合理的な行動への秘訣でしょう。

皆さんもふと短絡的な行動を取っている自分に気づいた際には、一度立ち止まり、長期的な視点から短い期間設定と具体的な行動に落とし込んでみては行動してみては如何でしょうか?
皆様が合理的にお過ごしできることをお祈りしています。

株式会社イデアルアーキテクツでは一緒に働く仲間を募集しています
55 いいね!
55 いいね!
今週のランキング
株式会社イデアルアーキテクツからお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?