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イデアル麻雀部 ワンデートーナメント開催!

2020年2月9日、イデアル麻雀部にとって初の部内ワンデートーナメントが開催されました。

20名に膨れ上がった部員の中から、参戦したのは以下の8名。

Tさん(常に安定した強さを誇り、今大会の大本命!)
Mさん(一発や裏ドラに恵まれずとも、勝ちを手にする実力派)
Nさん(初参戦時のトータルトップが印象的。真の実力は如何に!?)
Tyさん(麻雀覚えて初めての対人戦。ビギナーズラックで大番狂わせはあるか!?)
Tkさん(派手な勝ちはないが大きく負けることもない影の実力者)
Hさん(ツキ出したら止まらない!得意技は裏3!?)
Sさん(その実力は絶賛進化中!ベテランの読みを狂わす打牌が武器)
Kさん(大本命Tさんの対抗馬にして、なんと元麻雀プロ!)

この元麻雀プロKさんこと、私、古後がこの大会レポートを書かせていただきます。


誰とでも一度は対戦するように卓割(対戦相手を決めること)を行い、予選を5回戦。
予選終了時の点数を持ち越し、上位4名で決勝戦を2回戦。
下位4名も5位から8位を争い2回戦を闘います。

大本命は、常勝Tさん。
同卓してても打ち筋みても、勝ち組の麻雀であることは明白です。
元麻雀プロの私は、2019年のイデアルでの麻雀は勝ったり負けたり、いや、ちょっと負けが多いくらいなのでいいとこ対抗馬でしょう。
他、私が決勝戦に食い込んでくるであろうと考えているメンバーは、順当にいけばMさんとTkさんあたり。

とはいえ、予選はたったの5回戦。

Nさん、Hさんは、ちょっと勢いに乗れば決勝戦進出は造作もないことでしょう。
Sさんの打ち筋は見たことがないので実力は未知数ですが、ジャイアントキリングを起こしうる腕前だとか。
麻雀卓を囲んでの対人戦は初めてというTyさん。
さすがに決勝進出は厳しいでしょう、という見立てですがビギナーズラックもあるのが麻雀ですからね。


内心、まかり間違ってTyさんの成績を下回るようなことがあったら、もう二度と「元麻雀プロです」とは言えないな、とプレッシャーを感じていたのは内緒です。

そして、偶数年は勝率が良いというジンクスと、今年の川崎大師のおみくじで「大吉」を引いたツモ力?を生かして、元プロの底力を見せてやるぜ、と思っていたのも内緒ですw

決勝戦に駒を進めるのは果たして誰か!?
Tyさんは、一度でもトップを取ることができるのか!?


部内の大会ということで、ゆるい雰囲気ながらも次第に張りつめていく会場。
運命の1回戦が始まります。


■1回戦

A卓:Tさん vs Mさん vs Nさん vs 元プロ
B卓:Tyさん vs Tkさん vs Hさん vs Sさん

いきなり本命と対抗が同卓となったA卓。
結果はTさんトップ、元プロ2着、Mさん3着と、Tさんがしっかりとトップスタート。

だいたい、いつも出足は悪いんですよ、私。
2着スタートなので、悪いというのもどうかと思いますが、本命にトップを獲られてしまったのはよろしくないです。

B卓は実力的に頭一つリードかな、というTkさんがトップ。
Sさんは、38,100点という点数ながら2着、対人戦初のTyさんは3着でした。


■2回戦

A卓:Tさん vs Tyさん vs Tkさん vs 元プロ
B卓:Mさん vs Nさん vs Hさん vs Sさん

A卓は、Tさんと元プロがまたしても直接対決!
ここもTさんがトップを連取、私は3着に沈み早くもリードを広げられてしまいます。
うーん、良くない予感・・・。

B卓は先ほどA卓でラスを引かされたNさんがトップを奪取。
トータル成績をプラスに押し返します。

2回戦を終了し、
1位:Tさん 123.4P(ポイント)
2位:Tkさん 69.0P

元プロの私とMさんはトータルマイナスと精彩を欠いているよう。


■3回戦

そして3回戦、ここで事件が起きます。

A卓:Tさん vs Nさん vs Tkさん vs Sさん
B卓:Mさん vs Tyさん vs Hさん vs 元プロ

A卓は上位2人が対決!
この2人がしっかりとワンツーフィニッシュ!
Tさんは3連勝となり、早くも大会優勝者はTさんか!?という雰囲気に・・・。

Tさんの3連勝も事件ですが、B卓でも事件がおきました。

B卓は初めてTさんと別卓となった私が起家スタート。
A卓が対局を終えても、B卓は・・・東一局!?
なんと私、東一局8本場までアガリ続け、怒涛の連荘となりました!

下家がTyさんだったので、3本場あたりから「この連荘、けっこう続くな、こりゃ」と思っていたら案の定。
みるみる点棒が増えていき、終わってみれば11万点を超える超デカトップ!

初の仲間内での大会ということもあり、時間打ち切りはない方がみんながのびのびと打てるだろう、と思って時間打ち切りを無しにしたのですが、まさかこんな形で自分に利するとはw

3回戦終了時の上位の成績
1位:Tさん 180.4P
2位:元プロ 119.6P
3位:Tkさん 78.6P
4位以下は全員マイナス。

Tさんの優位は揺るがないものの、Mリーグと同じ点数計算を採用のこの大会。

 ウマオカ トップ+50、2着+10、3着-10 4着-30

Tさんが3着や4着を引けば、優勝はまだ誰になるか分からないという中、4回戦へ。


■4回戦

A卓:Tさん vs Nさん vs Tyさん vs Hさん
B卓:Mさん vs Tkさん vs Sさん vs 元プロ

しかし、4回戦でもTさんがトップを獲り、開幕4連勝!
「おいおいおい、ちょっとマジかよ~」と、追いかける者たちの心を折りにかかります!

ここでほんの少しですが、諦めの気持ちが出てきたのは間違いありません。
が、まだ3回戦も残ってますからね。
「諦めたらそこで試合終了ですよ」、ねっ、安西監督。

B卓はSさんが本領発揮!
Mさん、Tkさん、元プロを相手に57000点で本日初トップ!
決勝卓進出へ望みをつなぎます。

4回戦終了時の成績
1位:Tさん 236.1P
2位:元プロ 126.9P
3位:Tkさん 18.5P
4位:Sさん 16.9P
5位:Mさん -45.7P
6位:Nさん -75.2P
以下、Tyさん、Hさんと続きます。

Tyさん、Hさんは未だトップがなく苦しい戦いに。

決勝戦へのボーダーとなる4位は現在、16.9P。
5位、6位の二人はトップを獲るか着順で2つ差をつければ逆転可能な点差です。

3回戦のデカトップのおかげで形としては首位のTさんを追いかけている私。
しかし、ついに100P以上の差をつけられました。

決勝戦には残れることはほぼ間違いないものの、次の5回戦で少しでも差を縮めたいところ。
いよいよ、決勝戦を目指す予選最後の戦いが始まります!


■5回戦

A卓:Nさん vs Tkさん vs Hさん vs 元プロ
B卓:Tさん vs Mさん vs Tyさん vs Sさん

4位と5位の2人は直接対決!
Tさんは圧倒的な点数を持ち越して決勝戦へ進むべく、5連勝を目指します!

A卓はTさんを追いかける私と、決勝戦進出を確定させるために少しでも加点したいTkさんが、Hさんの豪運?に阻まれます。
Hさんは62100点の大きなトップで決勝戦進出に届くかと思われましたが、4回戦までの失点が大きくトータルマイナスで予選を終えます。

5連勝をかけたTさんは、初めてトップを逃すものの2着で連を外しません。
流石です、流石すぎます。

ここでトップを獲ったのは決勝戦進出を狙っていた5位のMさん。
4位だったSさんを土壇場で交わして決勝戦へと進みます。

5回戦終了時の成績
1位:Tさん 242.6P
2位:元プロ 72.0P
3位:Tkさん 23.8P
4位:Mさん 20.7P

この点数を持ち越して、いざ決勝戦へ!


■決勝戦1回戦

4連勝のあと2着と、連帯率100%を誇るTさん。
元プロの私に170.6Pの差をつけて圧倒しています!
私、Tkさん、Mさんが優勝を争うには、Tさん4着は必須条件とも言えますが、そう簡単にラスを引いてくれるでしょうか。

この日の6戦目となったこの戦い、そのTさんに疲れが出てきたのか、
はたまた私に3回戦11万点トップの勢いが戻ってきたのか、
その両方か・・・。

親番で小さい連荘を重ね、怒涛の連荘に繋げられるかと思いきや、流石にこのメンバーだとそうは問屋が卸しません。
とはいえ、終わってみると私は75500点のトップ、Tさん箱下22100点の4着となり、170.6Pの差がたった1戦でひっくり返りました!

決勝戦1回戦終了時の成績
1位:Kさん 167.5P
2位:Tさん 160.5P
3位:Tkさん 39.2P
4位:Mさん -8.1P

とにかく加点し続けること、攻め時と思ったら攻め手を緩めないこと、を念頭に打った結果、最終戦が俄然、面白くなってきました!

一方、下位4人の卓ではTyさんが人生初の対人戦トップをゲット!
これで参加者全員が一度はトップを獲った大会になりました。


■決勝戦2回戦(最終戦)

私とTさんの差はたったの7P。
完全な着順勝負です。

勢いの差で逃げ切れるのか、それとも再逆転で敗れるのか!?
プロの意地を見せて、何とか勝ち切りたいところです!

Tkさんも、この2人を大きく沈めて大トップを獲ればドラマを起こせます!
元プロを4着、Tさんを3着とし、Tさんと61400点以上の点差を付けるか、
元プロを3着、Tさんを4着とし、元プロと68400点以上の点差を付ければ優勝です!

起家は私、南家にTさん、西家にMさん、ラス親にはTkさん。
追いかけるTkさんには、チャンスと言える座順(席順)です。


加点して相手を上回りたい私とTさんですが、点棒が気持ちについてきません。
序盤からTさんと共に失点を重ね、トップ目のTkさんがオーラス親の大逆転に向けて加点していきます。
オーラスを迎えた時点で3着に私、4着にTさん。
2人の点差は8900点。

1本場でリーチ棒が出れば、3900点の直撃でも順位が変わります。
もちろん、満貫ツモならTさんの再逆転優勝!、という緊迫した状況に!
追う立場から追われる立場になった私は・・・攻め3~4割:守り6~7割のドキドキの最終局を闘いました!


そして、着順はこのままで終了。


私、かろうじて第一回ワンデートーナメントの優勝者となりました。

元プロの意地?を何とか見せられた気がします。

それにしても、Tさん、やっぱり強いっす!
半荘4回、5回の戦いだったら完敗ですよ。

Tkさん、Mさんも最初の見立て通り、決勝戦進出を果たしましたね、流石です。
Mさんは唯一、全7回戦でラスが無いという見事な戦いっぷりでした。

企画・運営・対戦・優勝と全部の役回りを任せていただき、大変でしたが私としても楽しい一日でしたw


イデアル麻雀部では、初心者から元プロまで、様々なメンバーで麻雀を楽しんでいます。

今後は企業対抗戦の開催も目指しており、対戦社(者ではなく社、ですね)を適時、募集しています。
「私たちの麻雀部と是非、対戦しましょう!」という会社様は気軽にご連絡ください。

最後に、運営に協力・アドバイスをくださった皆様、大会に参加された皆様、
ありがとうございました&お疲れさまでした。

次回開催時も、楽しく真剣に遊びましょう!
次回はきっと女性メンバーも参加して、さらに盛り上がることでしょう。

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