上京してきて思った事
私は2000年の夏に生まれてから2021年の夏まで大阪の南の方で住んでいました。
父・母ともに大阪育ち大阪生まれ、地元から離れた事ない人だったので上京する事が夢だった私の事を不思議に思っていたみたいです。
上京に憧れていた理由は自分の知らない土地に住んでみたい、自分の趣味が東京の方が没頭できるから、という理由でした。
転職に伴い東京に上京してきてから知らない事や見た事ない事に溢れ、とてもキラキラした生活を今もしています。
ただ。上京してきて約半年、発見した事が何個かあります。この記事にその発見を書き記していこうと思います。お付き合いください。
まず一つ目、東京は田舎者の集まりだという事、来る前によくその言葉は聞きましたが、本当なんだなと最近強く思います。
祖母家族が東京出身なのですが、祖母家族の地元は伊豆大島、今は八王子や青梅と、東京では田舎の方出身や在住です。新宿や渋谷に遊びに行き、その場で仲良くなった人も地方出身の方が多く、珍しく東京出身の方と出会ってもやはり都心の方ではなく聞いたこともいった事もない東京の地名がでてきます。
二つ目は大阪と大して変わらないな、という事です。大阪にはないものが沢山あるんだろうなと思っていましたがそうでもないようです。
イベントやライブも東京でやるなら大阪でもやるし、今はコロナでそういったものも少なく、なんなら自宅でライブビューイングができます。ネット通販も充実している今では外に出て買いに行く必要もないです。コロナの影響で場所限定というのが少なくなったようにも感じます。
ごく一部のイベントや場所を除いて、大阪に住んでいた時よりも便利やなぁ、と思ったことは一度もありません。それがちょっと衝撃ですね。
ですが六本木の原画展や池袋に電車で行けるのは大変嬉しく東京にきた甲斐があるなと思っています。ゲームショーも遠征せずに参加できますし、インスタグラム等で見ていたお店にもいこうと思えばすぐ行けます。やはり行きたいお店や行ってみたいところは東京に集まっていることには変わりはないようです。
三つ目はプチ有名人に結構会える事です。YouTubeを見ていれば渋谷や新宿などで撮影した動画がよく流れてきますが、出歩いていれば結構見かけます。
私が半年間で出会ったプチ有名人は、私が好きな某歌い手の同級生で某編集者のラノベ作家、歌舞伎町でバーを経営しながらYouTubeの某投資チャンネルに出ている社長、パーティで出会った起業家などです。
話を聞くまで全く知らなかったけど、話聞いたらすごい人達出会えるな、と感じます。
こんな出会いがあるから外出はやめられないなと上京してきてから夜遊び癖がついてしまいました。
四つ目は人が怖いなと思った事です。こんな事東京にくる前からわかっていた事だし、東京に限らない話だと思いますが、東京の人は騙すというより陥れようとしてくるなと思いました。
しかも、その陥れようとしてくる人は東京の人というわけではなく、東京に移住してきた方の印象が強いです(全員がそうではありませんが)。
強引な営業で貢がせようとしてくるホスト、ベタベタ触ってくるお金持ちのおじさん、稼げるよと勧誘してくる知人
私は幸いなことに、その沼に人差し指を浸けている程度で済んでいるのですが、私の周りはその沼にハマっていたり、もしくは抜け出すことに成功した人たちが大勢います。
ホストを家に住まわせている人、自分よりも自分の子供の方が歳近いホストに色恋をかけられて熱中している人、不倫をしている人…。
幸せならば私は構わないと思っていますが、私に置き換えてみると恐ろしいですし、自分の身は自分でちゃんと守ろうと思いました。
五つ目はやはり、ずっと住んでいた土地が一番好きだなと思ったことです。
私が住んでいた土地は車がないと生活できないし駅まで徒歩30分のところに住んでいました。
ですが、帰省すると居心地が素晴らしくいい
やっぱり、生き物は元々の環境が一番暮らしやすく居心地が良いのでしょう。
東京にすみ、東京で生涯を終えたいと今は思っていますが、多分、あと20年もすればまた気持ちも変わるかもしれません。
良いところや悪いところ、全てを含めて上京してきてよかったと思っています。
まだまだ行きたいところややりたい事は沢山あるので東京での生活を満喫しようと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。