【データセンター銀座】
Photo by Ian Battaglia on Unsplash
お疲れ様です。イデアルアーキテクツの樫原です。
タイトルの【データセンター銀座】を見て、
ああ、あの話ね。
と分かった人はビジネス系のニュースをよく見る方ではないでしょうか。
近頃は生成AIや半導体がビジネスでHOTなテーマですが、
これらを活用するうえでなくてはならないのがデータセンターであり、
日本でも投資が活発に行われています。
その投資先として「データセンター銀座」が注目を浴びています。
前置きはここまでにして本題の「データセンター銀座」に入ります。
「データセンター銀座」とは
千葉県印西市
のことを指します。
千葉県民の私としては初乗り運賃がやたら高い北総線の地域、ぐらいの印象だったので意外でした。
日系企業のみならずGoogleやAmazonも印西市にデータセンターの建設と稼働を進めています。
印西市がデータセンターの立地として選ばれるのは以下の理由が挙げられます。
①優れた立地条件(東京都心や成田国際空港へのアクセス)
②広大で安価な事業用用地(千葉ニュータウン開発による区画整理)
③災害のリスクが低い(下総台地の頑丈な地盤のため、地震、水害等に強い)
④海底ケーブルの陸揚げ局が近い(北米のデータセンター間で短い遅延)
⑤安定した電力供給のインフラが確立(変電所が近郊に立地)
「データセンター銀座」と呼ばれるにふさわしい好条件が並んでいます。
印西市は「データセンター銀座」化のおかげで固定資産税の税収が大きく増加し、教育や子育て、インフラ整備などまちづくりの財源に充てるとのこと。
悪名高い北総線の運賃も2022年に引き下げられていたようです。
引っ越し先を探しているなら、「データセンター銀座」も検討してみてはいかかでしょうか。
引用・参考
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1075553
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/74099