融資営業、NPOリサーチャー、採用支援、そしてプランナー。
一見するとバラバラなキャリアに見えるかもしれません。しかし、Marukoには一貫して大切にしてきたものがあります。それは、「人や組織が本来の力を発揮するサポートに関わりたい」という想いです。未経験で飛び込んだブランディングの世界でも、その姿勢は変わりません。今回は、ブランディング部門(Brand Enhancement Dep. 以下BED)でプランナーとして活躍するMarukoに、これまでのキャリアと成長のプロセスについて話を聞きました。
これまでのキャリアを教えてください。
もともとは大学院でアフリカ開発を専攻していました。フィールドリサーチなどを通じて、人や組織が能力や機能を発揮するための仕組みづくりに興味を持ちました。修了後、社会の血液といわれる金融の勉強をしたいと考え、銀行に就職しました。3年間法人融資営業として勤務。今振り返ると、事業の成り立ちや流れを見ることができた貴重な経験だったと思います。その後、事業系のNPOで官公庁や自治体の観光系の調査案件などを担当しました。
そこで改めて気づいたのが、「私は人や組織に関わるB to Bの仕事が好きなんだ」ということでした。その後、人材採用広告の会社へ転職し、地方企業の新卒採用支援に携わりました。そこで出会ったのが“コミュニケーション・エンジニアリング”という考え方です。特色を持ったいぶし銀企業や、こだわりを持って仕事に取り組む先輩社員の姿を、どのタイミングでどのように求職者に伝えていくか。クライアント企業の人事担当者と共に戦略を練り、時にはかなり入り込んで試行錯誤したこの経験は、現在のブランディングの仕事にも大きくつながっています。
impactへ入社を決めた理由を教えてください。
正直に言うと、最初はクライアントパートナー(CP)職を想定してオープンポジションで応募しました。カジュアル面談でこれまでの経験を振り返る中で、現部署(旧Creative+Marketing Dep.)プランナー職でオファーをいただきました。
個社に対する営業経験はあっても、企画職は未経験。そのため、不安もありました。でも機会をいただけるのなら、知識と経験を積み重ねようと決めました。
入社後は、分からないからこそ、PRプランナーの資格取得や社外勉強会、カンファレンスなどにも積極的に参加しました。当時は部署の人数も今より少なく、社長直下の部署だったので直接の指導を日々受けられる好環境もありました。そして、インプットしたことを仕事で試し、振り返り、また次へつながる教訓を見出していく。派手な近道ではなく、小さな実践と内省の積み重ねが今の自分をつくってくれたと思います。
また、入社当初はフルリモートでの働き方に若干の不安もありましたが、impactには感情を共有する場を意識的につくる文化があります。リモートであろうがなかろうが、分からないことは素直に聞く。困ったときは相談する。そんな環境があったからこそ、新しい領域にも挑戦することができたと感じています。
現在はどんな仕事をしているのですか?
一言でいうと「全部やる」です(笑)。所属部署であるBEDでは、External Brandingに関わる部分を主に担当しています。広報、PR、マーケティングに関する企画作りや施策の運用、コンテンツ作成などです。日常的には、ウェブマーケティング周りやプレスリリース、コラムやnote記事の作成・支援などを行っています。また同じ部署にはInternal Brandingの担当者もいるため、社内セッションやイベント企画にも共に取り組んでいます。
ただし、impactでは施策そのものよりも「何のためにやるのか」が重要です。記事やプレスリリース作成もイベント企画も同じです。誰に何を届けたいのか。どんな変化を生みたいのか。その設計がなければ意味がありません。
小さな会社は、事業戦略とマーケティング戦略がニアリーイコールだ、と言われることもあります。そのダイナミクスを肌で感じられる点は、仕事の面白さです。
仕事で大切にしていることはありますか?
現場(リアル)を知ることは大切にしたいと考えています。データも大切ですが、数字だけでは読み解けない背景や感じ取れない現場の熱量があります。記事やプレスリリースなど「書く仕事」も多いですが、リアリティのない言葉は刺さらないとも感じています。リアルを掴んでいるからこそ、魅力や価値を伝える言葉や企画を生み出せるプランナーでありたいと考えています。
仕事の中で「やっていて良かった」と感じる瞬間は?
大きく3つあります。
まず1つ目は、取材を通じて自社の提供価値を感じるストーリーに深く触れられる点です。ケーススタディ記事では、クライアントのプログラムオーナーや参加者に話を伺い、私たちが提供する研修プログラムという「仕掛け」をきっかけにどのような変化が生み出されたのかをストーリーにします。
過去研修を受けた方が「10年前に受けた研修だけど、あの時のあの場面やその時の感情を今も覚えている」とお話しくださることがあります。実際の仕事のシーンでも、「あ、この感じ知ってる」とよみがえる。その記憶があるから「一歩踏み出してみよう」と思える。取材を通じてそうした声を数多く伺い、またそれがプログラムオーナーの意図した戦略を前に進める後押しになっていると知った時、何よりうれしく感じます。
2つ目は、成長しようとする人の側で、そのプロセスに関わることができる点です。担当しているLeadership Eco System®やインターンシップ「BACKSTAGE」などを通じて、次世代の若者の能力開発に触れる機会が多くあります。参加学生やインターン生たちが研修後に挑戦している取り組みの報告や、社会に出て活躍している話を聞くと、活動の価値を再確認することができ、非常に励まされます。企画から運営まで一気通貫で関わっているからこそ味わえる喜びだと思います。
3つ目は、仕事を通じて私自身できることが増えていく実感がある点です。約5年前に立ち上げた全社員コラムリレー施策では、社内のトレーニングデザインに挑戦したり、社員のライティングサポートを継続的に行っています。立ち上げ当初はうまく行かないことも多かったですが、小さな工夫を重ねていくと手ごたえを感じるシーンも増えてきました。「次はここを変えればもっと良くなるかも」と挑戦を後押ししてくれる環境があることに感謝しています。
最後に、これから一緒に働く仲間へメッセージをお願いします。
impactは、チャレンジを見守ってくれる会社です。ただ「頑張れ」と背中を押すだけではありません。必要なタイミングでは、「一度立ち止まろう」と振り返りを促してくれる。また「これではクオリティが足りない」とはっきり言ってくれる人もいる。だからこそ安心して挑戦できます。私自身も、新しい挑戦による不安や怖さをたくさん経験してきました。でも、その先にある経験は確実に自分の可能性を広げてくれます。
未経験だから無理。まだ自信がないから難しい。
もしそう感じている方がいたら、ぜひ一歩踏み出してみてほしいと思います。
成功の前には、成長がある。
その面白さを、ぜひ一緒に味わいましょう。