株式会社インプリムで開発エンジニアをしている浦田です。

2023年10月に一昨年、昨年に引き続き3度目となるインターンを実施させていただきました。今年はHAL東京と千葉工業大学からそれぞれ1名の学生をお迎えし、実際の業務に着手していただきました。10月1日からの1か月間、お二人に取り組んでいただいたインターンの内容についてご紹介させていただきます。

今回のインターンでは、新規機能である分析チャートの作成と既存ユーザマニュアルの修正を行っていただきました。インターンを担当するメンバーを中心に、課題を検討したところ今年は新規機能の追加とユーザマニュアルの修正を実施してもらうことになりました。

新規機能である分析チャートの画面イメージです。こちらの実装には昨年と同様にD3.jsというJavaScriptライブラリを利用しています。インターンシップ開始当初は開発には苦戦していたため、既存のスクリプトリーディングから実施してもらいました。その中でデバッグや社員からのアドバイス等で徐々に理解を深めてもらいました。中盤からは自ら実装できるようになり、インターン生の成長を実感することができました。今後の成長が楽しみです！

インターン最終日には成果発表を行います。お二人とも緊張した面持ちで発表されていましたが、社員も感心してしまうほどの成果でした。ユーザマニュアルの修正に関しては、さらにユーザ目線に立ったものにブラッシュアップされました。実際にユーザマニュアルをもとに各OSにPleasanterをインストールしてもらい、ユーザマニュアル通りの手順で完了できるのかやユーザマニュアルの見やすさ等を修正していただきました。

今回のインターンシップでは、新規機能追加はもちろんですが、社会人としての心構えという業務スキルとは違う分野についての指導にも力を入れました。さらに、会社はどうやってマネタイズをしているのかなど実際に1つの会社がどのようにして成り立っているのかについても今回のインターンシップで知ってもらいました。特に弊社はOSS(オープンソースソフトウェア)を扱っているため、基本無料であるにもかかわらずどのようにして利益を出しているのか、エンジニアとして働いている中ではなかなか想像がつきにくいところに関しても理解していただきました。

また、昨年と同様に社長からのお話し(コンフォートゾーン・ラーニングゾーン・パニックゾーン)や弊社と同様にインターン生を引き受けている他社様との交流会などとても濃密な1か月になったかと思います。私自身、人に教育することが初めてでしたため、とても成長した1か月でした。インプリムでのインターンシップでは、社員が行っている業務の一部をお任せしています。もちろん丸投げではなく、社員が随時サポートしています。そんな中で社会人としてのマナーや会社のマネタイズなど実業務ではあまり経験できないことも経験することができます。藤原さんが社会人として働くようになった時、今回のインターンシップの経験が役に立てれば幸いです。

この1か月間、本当にお疲れ様でした！