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半期に1度のキックオフ・感謝祭!北は北海道、南には福岡のメンバーも一緒にミッション浸透ワークショップを行いました。

(※本記事は代表石原の個人noteからの転載となります。2023年8月19日投稿)


Interasで働くメンバーは、住んでいるところも雇用形態もさまざま。北海道や福岡からリモートで参加していたり、その属性も正社員やフリーランス、経営者など、かなり幅広いことが魅力のひとつです。

いつもコミュニケーションはオンラインがメインですが、半期に1度キックオフ・感謝祭を開催していて、そのときは1つの空間にみんなが集まります。

2023年6月24日に開催した「2023年下半期キックオフ&感謝祭」では、Interasを設立して以来、初の試みとなるワークショップを導入してみたところ、僕の期待を何倍も上回るほどの、それはそれは豊かな時間になりました。

今回はそんな当日の様子を紹介したいと思います。

2023年下半期キックオフのテーマは「まずは、みちを知ることから。」

新しいロゴでスライドのトップ画面を

今回ワークショップを企画した目的は、

①メンバーの過去/現在/未来を知ることで、チーム感を強化する
②新しい経営理念をメンバーの一人ひとりが好きになること

Interasでは、4月に経営理念を刷新したのですが、これをメンバーに「僕たちの経営理念」だと感じてもらうためには、まずは自分と組織を知ったうえで、「自分は経営理念にどう関わりたいのか」を考えてもらうべきだと思っていました。

経営理念は代表の僕だけのものではないからこそ、一方的に伝えるのではなく、メンバーが能動的につくり上げるものにしようと、今回ワークショップを実施することに。

「お互いのことは知ってはいるけれど、もう一度出会いなおす時間にしてほしい」
「経営理念を通じて、あらためて会社としての目指す先を一緒に考えたい」
「そのプロセスを通して、自分なりの関わり方を考えてもらいたい」

そんな想いから、キックオフ&感謝祭のテーマは『まずは、みちを知ること。』にしました。

初開催のワークショップ

当日はこんな感じで進めていきました。

スケジュール📝
13:00〜16:00
・テーマ、目的の共有
・チェックイン
・ワークショップ
・チェックアウト
15:00〜
・写真撮影
19:00〜
・感謝祭(懇親会)

「いつもはオンラインだから、なんだかソワソワしますね」
「対面だといつもとは違う感じだけれど、意外に緊張はしていないんですよ」
「いつもは目の前の仕事の話が中心だから、今日はざっくばらんにプライベートや、中長期の話をしたいですね」

チェックインの会話からも、メンバーが対面で会うことに新鮮さを感じている様子が伝わってきました。

今回のワークショップは、Interasの名に込められた「人と企業を相互に照らす」「人の内側を照らす」という想いから、照らす対象を、自分→メンバー→Interasの順に考えていこうと、さまざまな企業で組織開発やブランディングをしてきた大好きな友人、えばっち(江畑潤)が3部構成で実施してくれました。

          BEENOS株式会社のこんな素敵なオフィスをお借りしました。
     コロナ禍で会社を設立したこともあり、みんながリアルで会うのってやっぱり嬉しい。

1部:自分の内側を知る

                 「In」は自分の内側にせまる時間

目的📍
自分の内側にせまる
内容
・事前に記入した自分のライフチャートを持ち寄って、お互いについて話し合う
・肩書きや属性ではない部分を知る
・1ペア15分×組を変えて2セット

1部では、2人1組になってお互いについて質問したり、会話したりする時間を持つところからスタートしました。

メンバーには事前に自己紹介シートを記入してもらっていたので、お互いにそれを見ながら会話を進めていきます。

              横並びになって話しているメンバーたち。

         彼らの表情からも、その場の穏やかな空気感が伝わってきますね。

仕切りがない空間だからこそ、まるで家でくつろいでいるようなリラックスした気分になって、会話も和やかに。横並びになってカフェの一角で話しているようなペアもいれば、ソファーに腰掛けて対談形式のように会話をしているペアも。

実際に僕もメンバーとペアになってワークをしたんですが、

  • 業務を中心にした普段の関わり方とは違う
  • いつもの会社の空間でもオンラインでもない
  • 対面だから相手の声のトーンや細かい表情が見える

といった環境下で話し合うことで、お互いの言葉により耳を傾けられた気がしました。

(実はこの配置も、ワークショップが始まる前にえばっちがセッティングしてくれたもの。真ん中にテーブルは置かず、椅子もフラットにして物理的な距離も近くなるようにと、メンバーがリラックスできる空間に仕上げてくれました!)

          話している人が一生懸命に伝えている姿はもちろんのこと、
         その言葉に耳を傾けるまわりのメンバーの真剣な眼差しが良い。

キャリアだけではなく、自分が育ってきた環境やターニングポイント、性格などについて言語化して相手に伝えるうちに、自己理解が進んだり、相手からの質問によって、これまでは気がつかなかった自分の特徴を知ったり。

メンバーからは「普段は聞いたことがないプライベートな部分を知れた」「こうしてお互いのことを“聞く”場はあまりなかったから、貴重な時間だった」との感想があがりました。「15分じゃ足りないから、続きは懇親会で話したい」という声も。

HR領域の仕事をしているなら、まずは自分について知り、それを自分の言葉で語れることが大切。あらためて、基盤を固める時間になったんじゃないかなと思います。

2部:メンバーを知る

               「teras」はお互いについて知る時間

目的📍
メンバーについて知る
内容
・1部で聞いた話をもとにみんなに「どんな人か」を紹介する
・発表時間は1人2分
・喜怒哀楽にフォーカスするのではなく、それを踏まえて今どうなのかを話す時間に

そして2部では、1部で深まった相互理解の輪を、ペアからメンバー全体に広げるために「他己紹介」をしました。自分を照らした次は、お互いを照らし合う時間です。

最初はみんなどうやって伝えようかと悩んでいる様子でしたが、いざ紹介が始まると、みんなめちゃくちゃプレゼン力が高い。話し慣れているからと余裕をかましていた僕が1番下手だったくらいです。

みんなプレゼンの中に自然な「笑い」をプラスしていて、聞き手はリラックスできるし、記憶にも残る。

                   素晴らしいプレゼン!

お互いに信頼関係があって、心理的安全性が担保された場だからこその話もたくさん出てきたので、ここでは内容を一部だけを紹介します。

◯◯さんは……
・過去の話を聞いて、配慮はするけれど、遠慮はしない人なんだなと感じた
・「浮き沈みがない人生だった」と話してくれたけれど、それは自分の軸がしっかりしている証拠なんだと思った
・ちょっと背伸びしてがんばってしまうところが愛おしさでもある
・「人を愛し、人からも愛される自分でいたい」と話してくれたんだけど、すでにそれを体現している
・引き出しの数が多いから、どんな話題でも深く、幅広く話せる
・正義感がとても強いから、上手くいかなかったときに自分を責めてしまうのではないか。そうならないように自分もサポートしたい

普段はその人の“働きぶり”を通してメンバーを理解しているけれど、ここでは「どんな人生を歩んできたか」「どんな経験をしてきたか」から理解が始まる。人となりや価値観を含めた“メンバーの新たな一面”が全員に共有されることで、相互理解が深まったと思います。

ちなみに僕は、ペアを組んだメンバーから「とにかく寂しがり屋な人」だと紹介された記憶が…。

                 …ちょっと恥ずかしい(笑)。

それはさておき、2部の他己紹介を終えたメンバーが、「自分でも気がつかなかった可能性を教えてもらった感じがして、恥ずかしいけれど、自分はまだまだ伸びしろがあるんだと勇気をもらえました」と話してくれたことがめちゃくちゃ印象に残っているんです。

この感想を聞いて、自己紹介するよりも相手に紹介してもらったほうが、自分のネガティブな部分もポジティブな部分も素直に受け入れられるものだよな、と僕自身も気づかせてもらいました。

2部の大目的であった「メンバーについて知ること」はもちろん、それによってさらに自己理解が深まり、お互いを照らし合ういい時間が過ごせました。

3部:自分たちの関わり方を考える

              「as」は自分たちのことを深く知る時間

目的📍
相互理解が深まったところで、自分はInterasにどう関わるかを考える
内容
・新しい経営理念について、僕からあらためて説明
・その理念のもと、自分の関わり方を考えて5分で発表する

3部では、「新しい経営理念を掲げたInterasにどう関わりたいか」をメンバーに考えてもらうため、最初にあらためてミッション・フィロソフィー・バリュー・クレドについて説明しました。

  なぜこの経営理念にしたのかをあらためて説明。全員に向けて対面で話すのは、この場が初めて。

               このたび、新しく策定した経営理念

メンバーには全体ミーティングや1on1を通じて、刷新の背景や言葉に込めた想いを伝えてはいたものの、あらためて発表すると

「最初に聞いたときよりも、スッと自分のなかに入った感じがした」
「1つずつにそんな想いが込められていたなんて」

といった感想をもらい、やっぱり対面でしか伝えられないもの、感じ取れないものもあるよなあと痛感しました。

          それぞれの楽しみ方で焚き火を囲むInterasのメンバーたち。
           実はこのイラストもえばちゃんが描いてくれたもの…!

「これまで組織において重要視されていたのは待遇や給与でした。でも、今は違います。

“想い”という焚き火に共感した人が集まり、『私は料理がしたい』『私はギターを弾きたい』と、それぞれのやりたいことが強みになって、組織が形成されていく。

その求心力を持つのが経営理念なので、自分なりの関わり方を考えて、みんなで焚き火を楽しみ、面白がりながら、その火を大きくしていけたらいいなと思います」

えばっちのこんな言葉で、僕の経営理念の説明からメンバーの発表へとバトンがつながりました。

     クリエイターでもあるえばちゃんの言葉は、いつも人の心にスッと入り込んでくる。

自分とメンバー、経営理念に対する理解が進んだメンバーからは

・ミッション「可能性を照らす、活躍とつなぐ。」というのは、候補者に向けたものだと思っていたけれど、メンバーや自分に対しての言葉でもあると気がついた。お互いを知らないと、お互いを輝かせることはできないから、いつでも腹を割って話せる環境づくりをしていきたい
・自分は「人をアシストすること」が得意だから、それを大事にしながら、新しい分野にもチャレンジしていきたい
・メンバーのやりたいことと世の中を接続するのが好き。いつかメンバー初の新規事業をプロデュースしたい

などなど、たくさんのWill(やりたいこと)がでてきました。みんなそれぞれに“自分なりのInterasへの関わり方”を発表してくれて、本当に素敵な時間でした。

     メンバー一人ひとりに描きたい未来があって、それを本人の言葉で聞いていると、
                 なんだか胸が熱くなった…。

最後のみんなの発表を聞きながら、「メンバーにやりたいことをやってもらいたいからこそ、しっかり売上や利益が安定化する企業にまずはなりたい」という想いがより一層強まりました。

そして、そのために、もっと顧客に貢献できる会社になりたいと。

               即興で書いてくれたグラレコ buえばっち

最後はみんなで感謝祭へ

ワークショップを終えてからは、宣材写真と集合写真の撮影!

                ちゃんとキメ顔している1枚と…

                  わちゃわちゃしている1枚

その後、場所を移して懇親会へ!

懇親会は“感謝祭”と名付けている通り、コアメンバーに加えて、Interasに関わってくれている方や、時々相談にのってもらっている方、今後関わってほしい方を中心にお声かけしました。

ここまで僕が、Interasが走り続けてこれたのは、サポートしてくれたみんなの力があってこそ。冒頭であらためて感謝の気持ちを伝えて、乾杯をして、みんなでピザやたこ焼きを頬張りました。

    本当はスライドを映して話したかったのですが、自分の準備不足で投影できず…反省。

                 でもみんな楽しそうで何より。

Interasにフルコミットしてくれている人、ジョインしたばかりの人、アドバイザーとして参加してくれている人、フリーランスとして力を貸してくれている人、懇親会は初参加の人…。

肩書きや属性、関わり方はさまざまだけれど、1つの空間で、みんなが誰とでもフラットに関わっていて、そこには横断的なコミュニケーションが生まれていました。

        ここからさらに、みんながInterasとInterasに関わる人たちを好きになって、

          仲間の輪が広り、新しいことにチャレンジしていけると嬉しいな。

約8時間にも及んだ2023年下半期キックオフ&感謝祭。

「対面だからちょっとした雑談が生まれやすくなり、それが会社をよりよくするための会話につながる」
「会議室に集まるのではなく、対面で雑談のように、でも真剣に話す時間が未来をつくる」

そんなメンバーの感想を聞いて、あらためて今回開催できたことに感謝しました。そして今後は、対面で会う機会も取り入れながら、オンラインとオフライン、どちらの良さも取り入れて、自分、組織、会社について考える場をもっと増やしていきたいとも感じました。

リモートにしかない良さと、対面にしかない良さ、どちらも取り入れた会社にしていきたい

経営理念についても、まだまだこれからですが、メンバーそれぞれが自分の言葉と状況をもって解釈してくれたからこそ、“上からふってくるもの”ではなく、“自分たちで創りあげるもの”なんだという感覚を持ってもらえたと思います。

次なるステップは、今回のワークショップで考えはじめた「自分なりの関わり方」を、日常の業務という具体にどう結びつけていくか。メンバーと話し合いながら、その過程も楽しみながら、経営理念が浸透し、バリューでもある“優しく、強く、面白い”組織をつくっていきます。

僕自身、まだまだ力不足ではありますが、さまざまな人に助けられながら、みんなで一緒によりお客様に価値を提供できる会社にしていきたいと思っています。

今回もお読みいただきありがとうございました!

👏キックオフ・感謝祭の開催にあたり協力してくれた人たち👏
◆会社の場所を貸してくれた笠松太洋
BEENOS株式会社 投資戦略室 執行役員。今回のワークショップ開催にあたり、BEENOS株式会社のオフィスをお貸しいただきました。
◆ワークショップの企画/推進をしてくれた江畑潤
コピーライター。組織開発やブランディングを担当。Interasの経営理念も一緒に考えてくれた彼に、今回のワークショップも企画・推進してもらいました。
◆写真撮影を担当してくれた吉田一之
フリーランスカメラマン。ワークショップの後に行った、Interasの宣材写真の撮影を担当してくれました。
◆感謝祭(飲み会)の場所を貸してくれた藤村彩乃
スタートアップのコミュニティスナック「Snack」にて感謝祭を開かせてもらいました。
みんなにはこの場を借りて、感謝を伝えさせてください。本当にありがとうございました!

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またInterasでは新しい仲間を募集しています。まだまだ会社として伸びしろしかないフェーズですが、一緒にやってみたいとちょっとでも思ってくださった方は、いつでもお話させて下さい。その際も上記にご連絡いただいて構いません!

ではまた!!

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