こんにちは!iTipsの若林です。
いつも私たちのストーリーをお読みいただき、ありがとうございます!
ちょうど約1年前の2025年5月。期待と緊張が入り混じる表情で日本の空港に降り立った、iTipsのインド人訓練生「第1期生」のメンバーたち。
あれから、あっという間に1年の月日が流れました。
技術や日本語を学んで来日したとはいえ、彼らにとって日本は全くの異国です。「働く」以前に、まずはこの国で「暮らす」という大きな壁が立ちはだかっていました。
今回は、彼らがこの1年間、どのように悩み、努力し、そして日本の生活に適応してきたのか。iTipsが彼らと二人三脚で歩んできた「ライフサポート」の取り組みとともに、彼らの確かな成長の軌跡をお届けします。
■ 「働く」の土台は「生活」にある。全9回のライフサポート
異国の地でプロフェッショナルとして現場で仕事をするためには、心身ともに健康で、安定した日常生活を送れることが大前提です。iTipsでは、彼らの来日直後から約1年間にわたり、約月1回のペースで「ライフサポートクラス(全9回)」をオンラインで開催してきました。
テーマはとても実践的です。
「119番・110番の正しいかけ方」や「熱中症対策」といった命に関わることから始まり、「給与と税金・海外送金の仕組み」「コンビニとスーパーの使い分け(見えない支出の管理)」「自転車の交通ルール」「健康保険の仕組み」まで。
単なる「お悩み相談」ではなく、日本の社会で自立して暮らしていくための「知恵」を、真摯に伝え続けてきました。最初の頃は、慣れないゴミ出しのルールや、想像以上の夏の暑さに戸惑っていた彼ら。しかし、1年経った今、彼らの顔つきは驚くほど頼もしく変化しています。
来日して間もない頃の卒業生たち
ライフサポート最終回で談笑する卒業生たち。表情にも変化が。
■ 1年を振り返って。彼ら自身の言葉が示す「確かな成長」
先日、1年間の集大成として実施した「ライフサポート最終回」のミーティングと、その後のアンケートでは、メンバー一人ひとりからこんな力強い声が聞かれました。
「最初は一人で生活できるか、どこへ行くにも不安でした。でも今は、どこへでも一人で行けるし、自炊で日本の料理も作れるようになって自信がつきました」
「現場に入ったばかりの頃は仕事の段取りが分からず、本当に苦労しました。でも今は、その日の作業報告書をパソコンを使い日本語で書けるようになり、職人さんとも直接やり取りしています」
さらにアンケートでは、日本社会への適応や、周囲との関係構築の様子も伺えます。
「同僚は本当に親切で、問題があったときにはいつも助けてくれました。今は少し日本語も話せるようになりました」 「みんなが礼儀正しく、相手を尊重する文化に感心しました」 という声からは、彼らが現場の仲間から受け入れられ、日本の文化に敬意を持ちながら実直に溶け込もうとしている姿勢が伝わってきます。
もちろん、最初から順風満帆だったわけではありません。言葉の壁や環境の変化によるストレスに押しつぶされそうになった日もあったはずです。それでも逃げずに、日本社会のルールを学び、周囲の人々に自分から歩み寄ろうと努力し続けた結果が、今の彼らの「自信」に繋がっています。
■ 「石の上にも三年」。彼らの次なる展望と、iTipsの誓い
日本のことわざに「三日、三月、三年(最初はバタバタし、3ヶ月で慣れ、3年で一人前になる)」という言葉があります。
最終回の締めの言葉として、ライフサポート立ち上げ時からずっと彼らに寄り添ってきた当社取締役の長尾が彼らに伝えた言葉です。
彼らは今、最初の1年という大きな節目を越えました。来日してしばらくは「ゲスト」として迎えられていたであろう彼らも、いまでは各社の歴とした戦力です。事業活動の担い手として、時には厳しい指導を受けることもあります。ここからが本番。彼らの視線はすでに、日本でのより豊かな未来へと向かっています。
アンケートでも、「将来は車を買って、日本全国を見て回りたいと思っています」 「日本の文化や歴史についてもっと学びたいです。日本でたくさんのことを学び、将来の仕事に活かしたいです」 という、たくましい目標が語られました。また、「これからもっと日本語を勉強して、仕事でしっかり使えるようになりたいです」 と、さらなる向上心を見せるメンバーもいます。
私たちiTipsにとっても、彼らはもう、ただの「教えられる生徒」ではありません。日本の現場で成長して成果を出し、信用を得て、ゆくゆくは後輩たちを導く存在へと成長していく、かけがえのないパートナーです。
私たちiTipsも、彼らがさらに高度な日本語を習得し、仕事の幅を広げていけるよう、これからも立ち止まることなく伴走を続けていきます。
iTipsでは、このように国境を越えて若者たちの人生に真摯に向き合い、共に社会課題の解決に挑む仲間を全力で募集しています!
「彼らの成長ストーリーをもっと詳しく聞いてみたい!」
「iTipsの事業や、現場の姿勢に触れてみたい!」
少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひお気軽にエントリーをお願いいたします。まずはカジュアルにお話ししましょう。
皆様とお会いできることを、心より楽しみにしています!