1
/
5

すべてのストーリー

株主(自己)資本比率

総資本(株主資本+他人資本)に対する株主(自己)資本の割合。総資本に占める株主資本の比率が高いほど、財務安定性が高い。有利子負債(他人資本)の比率が高まれば、金利負担が増え、さらに負債返済が資金繰りを圧迫する事態が起こることもある。これに対して株主資本は原則的に償還の必要が無く、配当は業績に応じて増減あるいはゼロとすることが出来るから、財務の長期安定を可能とする。しかし、株主資本比率は高ければよいというわけではない。収益を生み出さない株主資本の増加は、株主資本利益率(ROE)の低下を招くこととなる。また、総資本利益率(ROA)が負債利子率を上回っている状況下では、負債調達による財務レバレ...

株式併合~大橋直久

複数の株式を合わせて1株にする方法により、発行済み株式数を減らすこと。例えば、2株を1株に併合すれば、発行済み株式数は2分の1になるが、個々の株主の持ち分割合は変化しない。また、企業価値にも変化がないわけであるから、理論価値は2倍になる。株式分割が値嵩株の株価レベル切り下げの手段として使われるのとは逆に、株式併合は低位株価の水準訂正の手段として使える事となる。しかし、これまでのところ、このような目的で株式併合を実施した例は稀である。もっぱら、債務超過企業が、欠損金を資本と相殺消去する際の減資に伴って行われた物だけである。これは、会社の資本金が額面株式の株金総額を下回ってはならないとの法規...

ラダー型ポートフォリオ

ラダー型ポートフォリオとは、債券ポートフォリオを構築する際に各年限がほぼ均等な残高になるように構築する方法である。年限構成と投資額を棒グラフに表わすとはしごを横にしたような形状をしているからラダーと名付けられた。また原則的に買い持ち戦略となるので、ラダー型債券バイ・アンド・ホールド運用とも呼ばれる。この方法の長所は、1、償還ごとにその時点の再長期債に投資し原則的に買い持ちであることから管理が容易2、償還まで売買しないので比較的低コスト3、短期債も保有しているので流動性に富む4、常にその時点の長期債に投資されるのでポートフォリオ全体の利回りも相対的に高くなる5、受取利息の移動平均が小さくな...

ブレッド型ポートフォリオ~大橋直久

ブレッド型ポートフォリオとは、ある残存年(もしくはデュレーション)の債券ポートフォリオを構築するときに、その目標とする残存年に近い残存期間の債券中心に作る方法である。長期債と短期債を組み合わせて同じ目標残存年にするバーベル型ポートフォリオと比べると、通常の右上がりで中央部が上に膨らんだ利回り曲線の下では、ブレッド型は複利最終利回りが高くコンベクシティは低いポートフォリオとなる。大橋直久(JDPアセットマネジメント株式会社)

直接利回り

所定の期間内に受け取る債券の利子をその債券の時価で除した値。直利とも呼ばれる。償還差益や利子再投資利子が無視されている。期間収入を重視する金融機関等が用いることが多い。

無リスク資産~大橋直久

無リスク資産とは、それに投資することによって確実な投資収益率が得られ、かつ債務不履行の生じない資産。典型的なものとして短期国債があげられるが、これは、国家は破綻しないから債務不履行リスクはない、保有期間が短いためインフレーションや市場金利の変動といったリスクが最小化されているなどの理由による。無リスク資産の導入を前提することによって、危険資産だけを対象とするマービッツ型のポートフォリオ選択論が、資本資産価格形成理論(CAPM)へと飛躍をとげたことは、よく知られている。大橋直久(JDPアセットマネジメント株式会社)

2フォロワー
6投稿数