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人工知能(AI)業界で働くと未来が明るい?


2017年人工知能はもっとも潰しが利く仕事である

私の親戚に東大生がいるのですが、彼の就活仲間の中に、

"安定している職種なら何でも良い"という価値観の人が多いらしいです。

え?東大が?そんなに保守的なの?と、ちょっとビックリしますが、

これもまた今の若い方々の価値観の変化なのでしょうね。

リスクを取りたがらない若者が増えているとしたら、

人工知能(AI)ほど安全な業界はないのではないでしょうか?

理由は下記です;

- AIはこれから全産業に関わっていく基盤技術になります

- AIは既存のITに成り替わる大きなキーワードになります

- AIは古い産業を破壊する可能性を秘めていますが、破壊されるよりも破壊する側に回った方が安全だと言えるでしょう


AIは技術であって、全産業に適用できる


良くAIはキワモノの様に言われますが、

AI開発やAI人材紹介をやっている弊社には、

各産業のトレンドや事例情報が沢山入って来ています。

AIについて面白い点は、まさに上記の表の縦軸(=機能や技術)として表れている様に、

各産業(=横軸)に今後満遍なく浸透していくという点です。

間違えやすいのですが、AIは産業(横軸)ではなく、

各産業に応用できる技術(縦軸)なのです。

会計と横並びになっている事からもわかる様に、

読み書きそろばんなどのスキルに近いかもしれません。

確かにAIの第三次ブームは2012年から始まったので歴史は浅いですが、

もう少し言葉の意味を広げてデータ分析技術だと考えれば、

これはもう不可逆的に各産業で応用事例は増えます。

ユニクロの柳井社長も、

ソフトバンクの取締役でもあるためこの大きな潮流を理解されており、

ファーストリテイリングを情報ビジネスと再定義し、

ITコンサルのアクセンチュアと合弁会社を作り、

データ分析によるリアルタイムな意思決定にチャレンジしています。

私はファッション業界(伊藤忠商事)出身なのでアパレルの古い体質を良く理解していますが、

アパレルですら今後はデータ分析が主流になると言えます。


AIはITをリプレイスする

現在のAI業界の状況は、

良くwwwが生まれたインターネット黎明期や、

iPhoneが生まれたスマホ黎明期に例えられます。

iPhone登場後アプリが雨後のタケノコの様に大量に登場した様に、

まだどうやって活用すれば良いか勝ちパターンが定まっていない流動的な状況なのは確かです。

でも、2017年現在、誰もスマホが凄いとか言わないし、

アプリを自慢したりしないですよね?これは、世の中に浸透し、

スマホがブームを終えて”当たり前の物”になったからです。

今や持っていない人の方が少ないですもんね。

同時にスマホは超巨大市場となり、Appleの時価総額は世界一を記録しました。

私はAIの業界の中にいて、現在のスマホと同じ様に、

AIが”当たり前の物”になればいいと思いますし、

本当にそうなると思いますし、

そんな世の中を実現するための原動力に弊社はなりたいと思っています。

理由として、ITの各産業の隅々までデータが貯まっている事が挙げられます。

データ抜きに語られるIT技術はないと思います。

いままではデータの活用はシナリオを記述するルールベースの処理か、

手動で設定する統計的な処理が使われて来ました。

AIの登場により、これが自動で学習し予測精度が向上したり、

これまで不可能だった大量データの分類が可能になって来ました。

これはITにおける根源的な変化だと思っています。

いまやITは超巨大産業ですが、この業界の隅々までAIが浸透し、

より高度なデータの活用が実現し、

実際に人々の生活が大きく改善される世の中がすぐそこまで来ようとしています。

パソコンのCPUトップシェアがIntelなので、CMで”Intel、入ってる”、

つまりIntel無しにはパソコンは成り立たないと宣伝されているわけですが、

同様に全てのITに、”AI、入ってる"という未来になると思います。


破壊されるより破壊する側に回ろう

やや過激な表現をあえてすると、

メディアで騒がれている様に古い産業がAI技術で破壊される事例は、

全てのケースではないですが一部で起きると思います。

デジカメの登場で、写真の現像ビジネスが一瞬で消えた様な現象は起こりうるでしょう。

これが原因で破産したコダックの社員さんたちは本当に気の毒ですが、

同時にデジカメ技術で人々の生活は劇的に便利になりました。

私は良くAI技術の再燃を車の発明に例えます。

確かに車の登場で、馬車に関わる仕事はなくなってしまい、

失業者は増えたかもしれません。

ただ、同時に超巨大な自動車産業が生まれました。

馬車の御者には自動車は悪でしたが、自動車工場で職についた人には善でした。

AIの浸透で、おそらく繰り返し業務や、テンプレートにはめ込む業務は無くなっていくでしょう。

多少の失業者は出るかもしれません。

でも、いま物流業界のブラック化が話題になっていますが、

例えば大阪と東京を長時間運転し何往復もしている疲労困憊のドライバーさんの仕事は、

自動運転に任せた方が良いのではないでしょうか?

個人的にはこれに限らず、

きつい・きたない・キケン(=3K)と言われる仕事を積極的にAIに任せるべきだと思います。

つまり、特に若い方は、これから自動車の時代が来ると思ったら、

自分の父親が馬車の運転手でも、自動車産業を選ぶべきではないでしょうか?

デジカメが主流になると思ったら現像屋で働かない方がいいと思います。

最初に挙げた二つの理由で、データ分析やAIによる自動化は未来の主流になります。

リスクが嫌いな若者であれば、破壊される産業より破壊する側の産業がオススメです。


まとめ

AI業界の中にいる私としては、

ポジショントークではなく、純粋かつ客観的に、

AIが今後全産業の基幹技術になっていくと思っています。

弊社は人材紹介もしているので需給バランスも把握していますが、

様々な企業で文系・理系とも圧倒的な人手不足が発生しており、

やる気と行動力さえあれば有利な条件で転職・独立ができる状況です。

また、まさにAI産業がこれから伸びようとしているフェーズなので、

多少の失敗があっても取り返せます。

これも、成長産業ならではだと思います。

成熟産業なら失敗すると転職が大変だったりしますので。

あなたも、AI業界の中で実際に働いてみませんか?

弊社ジェニオおよび弊社のお客様企業では人材(理系・文系とも)を募集しています。

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