なにをやっているのか
蔵の中にはPROBAT社の焙煎機とSynesso社のエスプレッソマシンが置かれています。
牛乳をスチームしてカプチーノを作っている様子。
2016年9月。ジッタリージョーは日本で最高のパートナーと一緒に私たちのコーヒーをお届けできることになりました。20歳と23歳の若い新しいコーヒーの才能と出会うことができたのです。細沼瑠偉(るい)くんと牧恵輔くんです。二人は共同経営者となり、ジッタリージョーのパートナーになりました。
瑠偉くんは18歳で日本最年少で世界ラテ選手権に出場、昨年コーヒーの焙煎技術を勉強するため私たちのロースティングハウスに研修に訪れました。彼のコーヒーに対する情熱そしてオリジナリティ溢れる技術とメニューに驚きました。そして恵輔君とともに提案したユニークなアイデアに賛成したのです。
それは東京ではなく愛知県豊田市の限界集落の古民家の蔵からマイクロロースティングとカフェをスタートするという突飛もないアイデアでした。でも私たちにはそれはとても自然で素敵なことと感じられました。築150年の古民家はとても広く趣きある素敵なスペースでJittery Joe'sと同じように音楽ライブもできます。自然に囲まれた環境は美味しいコーヒーをより美味しくしてくれます。
ジッタリージョーの選び抜いた豆、最高の焙煎技術とワークベンチのオリジナリティ溢れるアートとメニューを日本の伝統的な建物で楽しんでいただけるとてもユニークな試みです。
なぜやるのか
限界集落にある古民家の蔵をコーヒースタンドにリノベしています。
オーナーバリスタの細沼瑠偉はアメリカで行われた日本代表として国際大会に出場してベスト16を獲得。
Jittery Joe's Coffee (ジッタリージョーコーヒー)の歴史は音楽とともにあります。
1994年にジョージア州アセンズで生まれた小さなコーヒーショップは音楽の神様から愛されていたのかもしれません。ジッタリージョーのユニークなストーリーはお隣が全米屈指のライブハウス 40 Watt Club だったことから始まりました。
学生数36,000人を超えるジョージア大学の大学街アセンスは音楽を愛する学生や教職員が多くいます。そのアセンスの音楽の中心となっていたのが40 Watt Club でした。40Watt Clubには多くのミュージシャンが訪れます。そしてその多くがジッタリージョーの常連客になりました。R.E.M、B-52s、Penn and Teller etc., 多くのミュージシャン達がジッタリージョーのコーヒーを楽しんでくれたのです。
ミュージシャンに愛されたジッタリージョーは間も無くしてローリングストーン誌でアンダーグランンドアルバム史上5番目の名盤に選ばれた Jeff Mangam の "Live at Jittery Joe's" の舞台となりました。 そしてローリングストーン誌でアメリカのベストコーヒーショップに選ばれることになるのです。
こうしてジッタリージョーは大学街アセンズから全米に知られるコーヒーショップとなっていったのです。
どうやっているのか
選び抜かれた豆からエスプレッソを抽出してアイスラテを作る様子。
各種メディアにもご紹介頂いています。
WORK BENCH はすべてのお客様に最高のコーヒーを届けたいと思っています。そのために世界中のコーヒー農園から最高のコーヒー豆を選び、その豆の持ちうる最高の風味を引き出す焙煎技術を得るべく努力しました。世界中のコーヒー豆の産地を直接訪れ、厳選した最高級のプレミアムビーンを買い付けます。そしてその風味を損なわないよう細心の注意を払いつつ少量のみの焙煎(マイクロロースティング)を行っています。また焙煎後48時間以内の豆しか使わない徹底した品質管理を行い、最高のエクスペリエンスをお届けすることにこだわっています。
経験豊富な焙煎技師が時間をかけて丁寧に焙煎し、徹底したWORK BENCHのコーヒーは音楽とコーヒーを愛する日本の方たちにきっと気に入っていただけると信じています。